Sunday, May 15, 2011

路上にて

題名を”路上生活”としたら語弊があるかもしれないので、なにかあいまいなタイトルですが、アメリカ大陸を車で縦横無尽に駆け抜ける旅の真っ最中です。

旅といっても、今、春から初夏にかけては牧場の肉牛の繁殖の季節なので、仕事を求めて、必要とされる場所を巡っているのです。私はプロの人工授精師でもあります。

モンタナでの仕事を終えて、次はワイオミング州を経由してサウスダコタ州へ。ワイオミングの高速道路はどうしてところどころレンガ色なのかな?



レストランに座ってゆっくり食べる時間も無いから、運転しながら食べられるものを選ぶ・・・・



サウスダコタ州を訪れるのはこれが初めてで、今日ちょっと仕事の合間にちょっと周辺をドライブしました。モンタナほど山岳地域ではないけど、のっぺらな平原でもなく、丘陵が多く、また牧草が豊富だと思います。

今泊まっているホテルから近くに”アメリカの地理的中心ポイント”があるというので、それを見に行ったのでした。このポイントの定義は、アメリカ全土(アラスカとハワイも含む)の地図を切り取って、バランスを取れるポイントはどこか?だそうです。特に記念碑とかいうわけではありません。ちょっと迷いつつも、無事探し当てました。



情報によるとポールに赤い旗が付いてあるはずだったのですが、ありませんでした。



土台のセメントに”地理的中心地”の証明マークがあります!!!!



草原のど真ん中、かつ誰もいないし、マークに沿って、つまりアメリカの中心地で昼寝しました。上の写真にあるよう、「このマークを邪魔するような行為には、250ドルの罰金か牢獄入り」に値するのでしょうか????



サウスダコタでも雪代の影響で河川はチョコレート色だし、何より人工授精がいそがしくて釣りにはなりません。 まだ1カ月以上牛の繁殖期は続きます。また時折今日みたいに息抜きできればと思います。

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