Wednesday, July 20, 2011

マディソンにサーモンフライのハッチ到来!!

先週カメラが来てから、いそがしかったり予定が空っぽだったりの繰り返し。昨日と一昨日、久々に釣りに出かけたら、ウワサ通りマディソン川にはサーモンフライがたくさんハッチしていた!!

御覧の様に、カワゲラの仲間で最大のもの。触覚も入れると全長5cmにもなる。サーモンフライと呼ばれるのは、腹部がサーモンのフィレの様にオレンジ色だから。厳つい様相ながら全く人畜無害。トラウトは、風にあおられて風に落ちた固体や産卵のため水面に戻ってくるメスを待ち伏せ、いざ「ガボッ!!!!」とライズしてくるのだ!!


サーモンフライを模したフライは数多く生み出されてきたが、おそらくベスト中のベストはこのフライ。


マディソンのサーモンフライのハッチは、イエローストーン川の母の日カディスのハッチ同様、誰もが毎年期待しており、かつ当たりか外れどちらかのハッチです。唯一の違いは、イエローストーンの母の日カディスは季節柄むしろ”ローカル=地元”色が強いのに対し、マディソンでのサーモンフライハッチは当たりでも外れでもとにかく世界中から釣り人が押し寄せる!!やはりまず「大きいフライに大きいトラウトがライズしてくる!!」という情報というか煽りを誰もが一度経験したいのでしょう。そしてハッチの時期は一般的に言って、6月末から7月初めまで、なのでちょうど誰もが釣りに出かけたい時期だからでしょう。


しかし今年は大水のおかげで、“当たり”のハッチは7月中旬から始まり、下旬に差し掛かろうとする今でも、良好のハッチと釣果が報告されている。またマディソンでのこの魚の反応は、私達にさらなる期待を抱かせます。「水位と水量が治まり次第、それまでフライを見ていないトラウトが積極的にフライに噛み付いてくる」という予言と傾向は、イエローストーン川でも期待できるでしょう(サーモンフライはマディソン同様存在しますが、今年はハッチはあっても釣りに行けない・・・・)。


釣りに関して(河川、ハッチなど)だけでなく、今年の雪代のような例年に無い現象やそれに伴う釣果と釣り方は現地の、そしてガイドならではの情報です。日本からモンタナへ釣行を計画する場合、何ヶ月も前から計画しなければならないでしょうから、釣り以外のことも何でも質問してください。

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