Wednesday, September 21, 2011

公園北東部-またしても究極のマッチ・ザ・ハッチ

昨日はまたディーンの長年の顧客・親友であるクロイドとイエローストーン公園に出かけた。彼の休暇の最終日であった。まず、昨日の朝ついに霜が降りた。いつ以来か、おそらく4月にもそんな日があったかもしれない。気温はともかく朝から快晴で、車で移動中は日差しが強くいほど。曇り空の方が強いハッチを期待できるのだが、どうなることか・・・・・・

予定通りスルークリークに正午に着いた。
案の定強烈なハッチはなかったが、ちらほらグリーンドレイクが宙に舞っていたし、トラウトもその時間帯にはフライにライズしてきた。昨日試してみたかったのは、フォームで仕上げたフローティング・ニンフ。見ての通り、使用済み・噛み付かれた後・・・・・前の晩に写真撮っておけばよかった・・・・・


数回キャストして様子を見ていると、ライズが来てしっかり合わせた!!


立派なカットボー!!

今までもう何回も書いてきたけど、遂に写真を載せることにした、クラシックのスパークル・ダンのグリーン・ドレイク仕様サイズ12。黄色のスレッドで節を表現するのがポイント。


ライズして来たのは今まで最高のイエローストーン・カットスロート!!


クロイドもすぐ下の絶好スポットでグリーンドレイクで釣っていた。上流のこれまた絶好のプールに一人で移動したら、やはりポツポツライズを見かけた。当然の如く上記のスパークル・ダンをキャストしたら、同じトラウトが何回か連続でフライを見に来て、じっくり見極めてからプイッと相手にされなかった。おかしい・・・・・・・水面に明らかな別の水生昆虫は見ないけれど、ふと自分の周りに浮かんでいた固体を見つけた。サイズ14の同定できないメイフライ。


これが散発的にハッチしているのかもしれないと思い、上のスパークルダンと同じながらも、1サイズ小さい14を結んでキャストしたら、例の選択の厳しいカットスロートがなんと1投目に食らいついてきた!!ギュンギュン引っ張られて、当たりフライと共に逃げられてしまった・・・・・
しかし、別のライズにキャストしたらまたしても1投目にトラウトが確信を持ってライズしてきた!!
トラウトはフライのサイズを見ていたのは間違いないだろう。しかし、色は、メイフライの種類は何だったのか?謎を解いたと同時に別の疑問が湧き上がる・・・・・・・



クロイドは同じ場所で粘って、私があげた上記のスパークルダンで私の掛け声とともに合わせ、バンブーロッドをしならせながらファイトした。


立派な45cmのカットボーだった!!


午後5時くらいに、やはり先日同様、ドレイクのハッチは色褪せた。次のラマー川にベイティスのハッチを期待するのだから、車に乗り込む前、あらかじめベイティスパターンを結んでおいた。しかし、立ち去る前スルーでもポツポツライズを見始めたから、何回かキャストしてみた。このブラックポストは曇り空、夕暮れ時に逆に目立つ。サイズ20から22でも。


するとそんな小さいフライにライズしてきて、しっかり合わせたのはこれまた45cmのカットボーであった!!カ・イ・カーン!!




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日が暮れるまで、ラマーを釣ることにして、移動したら、これまた不可思議なハッチに出くわした。まずスルーでは終わったグリーンドレイク(しかもスルーで見かけるのより1サイズ小さい)が、大量のミッジと共に風に吹かれて、水面に墜落したところをトラウトがライズしていたのだ。なので、またしても同じくサイズ12のスパクールダンで攻略した!!純粋なカットスロートは常に見入ってしまう。またトラウトはミッジを全然気にしていないようだった。


そして、ドレイクを見ないと思ったら、ついにベイティスが現れ始めた。


そしてもうひとつのサイズ14のメイフライも同時にチラホラしていた・・・・・・ ミッジは舞い続けたが、トラウトはこれまた、このメイフライとミッジよりもベイティスを好んでいるようであった。周りの釣り人に聞いたら、これはイピオラスであろうとのこと。説明に納得。


午後6時半に太陽が山の向こうに沈むとハッチもライズも急に終わりで、同時に突然寒くなった。しかし、たった1時間弱に4種類ものハッチを見られるとは本当におもしろい。しかもトラウトの選択眼がとても厳しいから、またしても他のどのスプリング・クリークにも劣らない、あるいはそれ以上のマッチ・ザ・ハッチの経験であった。

シーズンは後47日残っている!!こう御期待!!

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