Thursday, September 22, 2011

ホワイトフィッシュ狩人

今朝、朝ヌクヌク怠けているとガイド友達のグラハムから電話が来て「今日暇?釣り行ける?」と聞かれたので、顔を洗う前に「もちろん!!」と答えて、いざ準備。リヴィングストン周辺を短く簡単にボートで下った。途中おかしなカワゲラをみつけた。完全にニンフの殻を破っていたが、羽が未発達に見えた。この時期にカワゲラだなんて。真夜中にハッチして昼間は隠れようとする"ミッドナイト・カワゲラ"かも、と思った。

身支度を整えつつ釣りの準備をしなければならなかったこともあるが、最近2日の川下りの釣果から、今日は迷わずニンフで釣ると決めていた。ドライフライで釣ったけど、小物ばかり。また今はちょうど季節の移り変わりで、夏のドライフライでの釣りはほぼ終わりといえる。また、ストリーマーで大物だけを狙うにしてもまだ早い。どちらにしろ、キャストしまくるより、浮釣りでゆっくり釣って、とにかくボートにどんな魚でも上げたいと思ったのだ。このニンフは私の大好きなパターン。ブラウントラウトをしばしば釣り上げるが、今日は・・・・・・・


ちまたで外道と言われるホワイトフィッシュを釣りまくって、鬱憤晴らし!!・・・・な~~んて。
力と誇りを込めて握り締めてる様子・・・・・・

ちなみに私はいわゆる"バンク・リリース"(殺すよう岸にリリースする)ホワイトフィッシュ嫌悪家ではありません。ホワイトフィッシュだってトラウトと共に共存する魚なのですよ。

さすがに小さい固体=30から40cm=には飽きてきたから、さらなる大物ホワイトフィッシュかトラウトも狙って禁断のテクニックを使った。新しいデジカメの浮力ストラップとして使っていた大きな浮のひとつを外し、


こんなに大きいカワゲラのニンフを結んだ。


そしたら2,3投目に浮が沈んで合わせたら、デカイ!!デカイ!!大物トラウトかと期待したら、なんと45cmのホワイトフィッシュだったとさ!!!!ギュウっと握り締めてる感じ、これは牛を人工授精する際、子宮頸をつかむのと同じ感覚かな!!??


目的遂行!!うれしい!!
しかし、イエローストーン川の自然には圧倒されるばかりであった。今年の歴史的な雪代の氾濫によって、枝分かれしつつもかつての主流が支流に変わってしまったのだ。私達に知る由の無いまま、かつての細い支流が今は主流になっている。来年また変わるのか?アメリカ本土の48州において、ダムの無い最長の川であるので、その自由かつ野生の流れは驚嘆と共に尊敬を持って接しなければならない。

では、明日はどんな釣果になるかな??

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