Monday, October 31, 2011

大物ブルース

話を手短に、昨日はデピューでうまくいかなかった。もちろんそこにいるだけでいつでも楽しいし、自ら色々メモをとった。しかし、朝10投目で大きいブラウンを掛けたら、30秒後に逃げられてしまった。
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今日も同じ場所に向かった。リベンジとかじゃなくて、ただ単にその日を始めるのにちょうどいい場所だから・・・・・・・・・ガツン!!やった!!(取り返した??)


もう一度フライの説明は要りませんね?

うれしい、大きい、ハンサム(オレかトラウトか?)でも・・・・・・・・
たったの53cmしかなかった・・・・・・これから先2週間前の記録を破れる日なんて来るのか、それに近づくことすらできるのか???

Saturday, October 29, 2011

新フライ用語誕生

今日は突然衝動に駆られた。「マクドナルド食いて~~!!」となんら変わらない感じで、デピューに釣りにいきたくなった。午後1時半に到着したら、もうすでにトラウトがライズしまくっている・・・・・またしてもベイティスがハッチしていたのだ。その様子を見て、頭の中で新しいフライ用語が生まれた。車のRPMを改めて、Rise Per Minute=1分当たりのライズ回数!!15から20RPMだったであろう。
じゃあそれをひとつづつ釣り上げたのか??う~~~~んどうでしょう(長嶋監督風味)・・・・・
それでも、ひとつだけ達成したことがあった。自ら開発したフライが、今年の春から効果覿面だったが、最近ついにはデピューの選択眼が厳しいトラウトにすら認められるようになった。自信を持って紹介しよう“フェザントテイル・メイフライ・クリップル”のベイティス色(PMDヴァージョンも有る)。


後ほど詳しい説明を書くつもりだが、開発の裏話のひとつとしては、私はコヨーテをたくさん巻くのでどうしてもテイルがたくさん手元に残ってしまうから、どうにか使ってしまいたいと思っていたのだ。このフライが産まれ、さらには効果があるので、本当にうれしい!!

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午後3時にハッチもライズも終わり。ある人は家に帰り、別な人は一攫千金を狙ってストリーマーを引っ張っていた。私のブラウンに並んだ人はいるのかな??
ウインター・パスの目的は「習うことと観察すること」であるし、この前の大物ブラウンのおかげで、どうしても大物が必要な焦燥感もない。だからあまり人気が無いセクションへ向かい、スカッドなどニンフで実験を試みた。

皆さん!!二匹連続ですよ!!懐深くかつ引き出しを多く、様々なセクションと釣り方をすべきですな~~~。その方が楽しみが広がると思うけど・・・・・・・どちらも平均的な大きさだったが、

う~~~ん、アブラビレのこの斑点は最高ですな!!!!見とれてしまった!!

他のヒレもなにやら化粧している様子。

実は明日と明後日も予約してある。ってゆうか今日の昼に予約の電話を入れたら、ついでに午後釣りたい衝動に駆られちゃったのでした・・・・・・チャンチャン

Thursday, October 27, 2011

私事ながら・・・・・・101ポスト

最近のインターネットの発達に伴い、この無料ブログでも、有料のホームページ製作同様の事柄を出来ることを知りました。 なので、右側上部の“ページ”欄にブログポスト以外の各項目を載せることができました。今の所、私自身のプロフィール、私のガイド・サービスについて、リヴィングストンのスプリング・クリークについての個別のページを立ち上げました。これからも情報を逐一更新しつつ、さらなるページを立ち上げていきたいと思っております。
日本からモンタナへの釣行パッケージの見積もり(季節と各河川の釣り情報と食事・宿泊込み)も今できあがってます。

Sunday, October 23, 2011

アームストロングにて-祝!!100ポスト目!!

私の英語版ブログが先日250ポストを数えた!!そしてこの日本語版もこれで100ポスト目!!モンタナから情報を発信し、日本からそしてアメリカに住む日本人の方々からのアクセスを心から感謝いたします!!
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ゲストお二人がアームストロング(ホームページ)に初めて挑戦してみたいと言っていただいて、私もうれしかった。(私の過去のポストはここ)。お二人によると「アームストロングの予約は難しい」とのこと・・・・これはおそらくデピューとネルソンはイーメールでの予約を受け付けているけど、今の所オヘア牧場のジュディさんは電話で予約を受け付けるからでしょう。日本から国際電話をするのも高いし、いざ英語を話すのも緊張しますね?だからこそ私がここリヴィングストンに住む日本人ガイドとして、もっと日本の皆様に各河川を紹介したい理由です。
ゲストお二人に下流のデピューの大元である湧き水も見ていただきたかったし、またデピューとは違うクリークの様相も見ていただきたかった。
私の個人的意見では、アームストロングのブラウントラウトはデピューやネルソンの固体と比べて、より濃い赤斑点を見せていると思う。


アームストロングもこれまた"Insect Factory"=水生昆虫の工場と呼べる。オクトーバー・カディスが宙を舞っていた。

ベイティスも予想通り大量にハッチしていた。

ミッジも大量にハッチしていて、なんとフライの上で交配している様子!!!!

そして何よりの驚きはウェスタン・ドレイクのハッチであった。これは本当に局地的なハッチであった。

ゲスト二人は私のガイドなど必要なく、PMDパターンを使って釣りまくったとさ・・・・・・・

Tさんはまさしく"釣り将軍”。カスター将軍のミドルネームはアームストロング(ジョージ・アームストロング・カスター)。

ハッチは強烈までには至らなかったが、それでもゲストお二人がアームストロングを楽しんでいただいたようで、私もうれしかった。トラウトを釣り上げることが一番の楽しみだが、日本からでもアメリカの他の州からの釣り人にも、モンタナの本物の牧場での牛や馬やその他の野生動物も堪能していただきたいと思う。
そして繰り返すけど、私をガイドとして雇う雇わないに関わらず、日本からの予約でお困りなら、私が電話一本でできるので、御気軽に御連絡ください!!

Saturday, October 22, 2011

イエローストーン川にて

はるばる日本から、モンタナの雄大さと特にここリヴィングストンのスプリング・クリークでのマッチ・ザ・ハッチを楽しみかつ挑戦に来て頂けることは大変光栄であるし、それこそ私が日本の皆様にお伝えしたいこと。と同時にやはりイエローストーン川でのダイナミックな釣りも経験して頂たい。なのでVIPお二人様に、「ぜひ私のボートで川下りしましょう!!」とお勧めし、さらには、秋だからこそ、産卵期の大物のブラウンを狙うべくストリーマーでの釣りに挑戦していただいた。こんなフライは日本では出回ってないとのこと・・・・・・・・・


風が強く、キャスティングは難しい状況で、かつやはりボートの釣りに慣れてない方々が不安になられているようだったので、始めの計画から短くした。「う~~~ん、ただの思い出になってしまうかも・・・・・」と思ったら・・・・・・・突然来た!!!!


重いロッドと大きいフライに慣れないながらもがんばってキャストしたPRESIDENTが遂にやった!!イエロストーン上流で53cmの立派なオスのブラウンを上げた!!!秋色に染まったこの大きさのブラウンは地元の我々でもしばしば見られるものではない。私も本当にうれしかった!!

もう少しゆっくり長く川下りをしたかったが、やはり風とドライフライへの反応が無かったことであえて短く切り上げた。それでもお二人にはイエローストーン川の、そしてモンタナの大自然を経験していただいたと思う。状況さえ良ければ、スプリング・クリーク同様のベイティスとミッジのハッチも期待できて、ドライフライで楽しむことも出来たのに・・・・・・・・!!
イエローストーン川は本当に様々な表情を見せてくれる。

デピュー1・2・3

本当に充実していそがしい一週間であった。秋がゆっくり定着したと思えば、冬の予感も感じさせる天気の真っ只中。私のアウトフィッターのディーンのゲストである日本からの年配の釣り人二人と同行させていただくことができた。彼らが訪れて最初の3日はデピュー・スプリング・クリークに向かった。それは同時に私のウインターパスの最初の3日でもあった。やはり日本からお越しの熟練の釣り人はスプリング・クリークでのマッチ・ザ・ハッチのドライフライの釣りが上手ですな~~。私がむしろ教えを請うほど!!トラウトを上げまくったので、その気も無いのに、周辺の釣り人が呆れてしまい、ハッチとライズの最中なのに帰りたい気分にさせちゃったようです・・・・・・


日本のフライフィッシング業界に関わっている方々なので、またお忍びでモンタナに休暇に来られているので名前と写真はポストしません。でもフィッシングレポートはしなければならない!!Tさんは”釣り将軍”の如く釣りまくってました。


XさんはまさしくPRESIDENT=大統領です。


午前中はベイティスのスピナーを見て、

午後は期待通りダンを見た。

胃のサンプルは、ダン、エマージャー、クリップル、ニンフの満腹感!!

いくつかトライコもみた。トライコはベイティスと同じ大きさながら尻尾が3本で鎧を着ているようだった。

実はスプリング・クリークで初めてイエローストーン・カットスロートを捕まえた。捕まえたと言っても、実は釣り上げたのではない。私がウェーディングしているとき、このカットは私の足元を無邪気に逃げることなく回遊し、一歩一歩起こる濁りの中の何かを捕食していた模様。なので冗談半分ネットですくえるか?と思ったらやっちゃった!!立派な固体なのにちょっと無防備すぎるよ!!

典型的なレインボーも

ブラウンもドライフライで楽しめた。

こんな小さい固体も出てきた!!

そして決して忘れることができないモンスター・ブラウンも!!(違う角度とポーズで)

じゃあもっとポスト。

Sunday, October 16, 2011

“今年の魚?”

本当は、明日にでもデピューのウインター・パスでの最初の3日について書くつもりであったが、今日二日目にして大事件発生!!なので今日のことについて即ポストしたい。
朝から雨と曇り空の寒い日で、我々が期待していたトラウトのライズや、ミッジとベイティスのスピナーも水面に見なかった。こんなときこそ私はクリークをブラブラ歩きながら観察するのが好きだ。座ってライズ待ちは寒くてできない。そうするといくつか深い淵を見つけたから、暇つぶしにでもと思って、リヴィングストンのガイド友達ダグ直伝のホーム・インヴェーダーのカジカ色を試そうと思った。


5Xを切って3Xのティペットに結んだ。2投目で「底にひっかかったか?」と思ったら、トラウトだった!!一瞬にして少なくとも50cm以上だとわかった!!しっかり口にくわえているのは見えたが、なかなか寄って来ないし、浅瀬に引きずることもできなかった。早瀬を下流に流れ出し、転びそうになりながらも追い掛け遂にネットできた!!


これは”モンタナのトラウトの私の記録”である!!


24インチだから60cm超かつ3kg超(それよりも重く感じたが・・・・)


イエローストーン川から産卵のため溯上してきたのか、ただそこにいただけなのかはわからない。興奮で呼吸がしばらく乱れ、濡れた袖も気にならなかった。
これが”今年の魚”になるのか?
納得・・・・・でもまだ今シーズンは1ヶ月残っているし、何よりデピューの6ヶ月間の回遊券のたったの2日目である!!

Friday, October 14, 2011

ウインター・パス

ウインター・パス=冬の回遊券とは?スキー場?スキー場のリフトのこと?それとも温泉?いえいえ、釣りの回遊券である。
私の家から車で10分も掛からないデピュー・スプリング・クリークのウインター・パスを購入した。これで、明日10月15日から来年4月14日までの冬料金の間に好きなだけ訪れることができる。


モンタナの厳しい冬の間に釣りに出かけるなんて気が狂ってしまったのか?スプリング・クリークは真冬でも凍結することが無いし、冬でもドライフライも含め楽しい釣りを期待できるのだ。でも、毎日トラウトを釣らなければ気が済まない熱狂を通り越した釣り人になってしまったのか?そうではない。トラウトを釣ることは大切だが、。マスター・アングラーの言葉「習うことと観察することの繰り返し」を覚えていらっしゃいますか?冬料金の間は一部の勇敢な釣り人を除いて、クリークの予約が一杯になることはない。なので、トラウトを手にしてもしなくても、クリークの冬の状況とまた1cm隅々に至るまで観察して習うのにいい機会なのである。
トラウトを手にしたら、胃のポンプで捕食物を調べてみたいし、自家製の網で浮遊物も観察したい。できれば、水中の何かを捕まえるのに手をつっこみたくないけど!!この網はジャガイモの袋の網戸状の部分と、プラスチックが施された針金と、万能ガムテープで作った!!

できれば、冬の間は、ゆっくり寝て、フライを巻いて、本をたくさん読んで、家の中で暖かく過ごしたいけど・・・・・・・私はリヴィングストンの3つのスプリング・クリークの専門ガイドになりたい。だからこのパスの購入と冬場の釣行は、言わば達人になるための投資である。近くにはアームストロングネルソンもあるでしょう、と思いの方もいらっしゃるだろうが、デピューは3つのクリークの中で最長であり、かつ様々な表情と構造を併せ持つから、デピューで限りなく過ごすことは、リヴィングストンの他の2つのクリークだけでなく、世界中の難しいスプリング・クリークへの予行練習になるのだ。
モンタナにスキーなどでお越しの際、またモンタナの厳しい冬を釣りを通して体験したいなら、ぜひ私と御一緒ください!!ロッドもラインも私達の鼻もツララに覆われますよ!!

Tuesday, October 11, 2011

ダウンタウン・サプライズ

今日の天気は本当にゴチャ混ぜ。朝は寒く風が強かったのに、昼頃嵐が訪れるに連れ、風は静まり、にわか雨。なのでベイティスのハッチとストリーマーの釣りが期待できる!!と期待して出かける時には、なんと快晴!!・・・・・・・・・とにかく午後釣りに出かけた。イエローストーン川のリヴィングストンの市街地を流れるいくつかの場所を試した。ウェーディングしながら、ストリーマーで一攫千金を狙ったが、こんなに天気が明るくちゃ厳しい・・・・・・・とするとふとまたしても空が曇り始め、風が強くなり、にわか雨もポツポツ・・・・・・そしてそこそこトラウトがライズし始めた。こんなに大きいイピオラスを見たけど・・・・・・・・

同時にベイティスも見かけたし、トラウトはベイティスにライズしている確信があった。なので20番のスパークル・ダンを結んだ。


何匹か小さい固体に秘技“ライズ合わせ”をしつつ、見逃したが、今日はむしろ“感じ合わせ”って感じで、突然大きな当りが来た!!実はこのすぐ前にやはり“感じ合わせ”で大きい引きを感じたが、抜けてしまった。なので今回はしっかり合わせてみた。予想とか期待よるはるか大きい感じ??ピチャピチャのライズ音から大きいトラウトを期待していなかったし、胃のサンプルを取るのに25cmから30cmの固体で充分だと思ってのに、突然45cmのレインボーだった!!!


ちょっと遊び過ぎちゃったようで、ギャップを広げられてしまったよう・・・・・・・・・・・



これだから、リヴィングストンに住むガイド・釣り人としては「ストーン」(イエローストーン川の略称)は愛すべき川なのですね。ストリーマーで大物を狙おうとしていると、突然小さいドライフライに大物がライズしてくる。また、逆も真なり、ドライフライやニンフで全然反応が無いのに、ふとストリーマーを落としたら、突然“その年の”または“人生の”トラウトを上げることができる。ストーンのシーズンは凍りつくまで後1ヶ月残っている!!さらなる大物を狙って乞うご期待!!

Friday, October 7, 2011

スルー・クリーク俳句

スルーにて ハッチを待っても 起こらない
マス無し絵無し 書くこと無し
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これは短歌か?
まさしくそのまま。
また朝早起きで、いろいろ考えをめぐらしながら結局またスルーに行ってしまった。天気は昨日に比べ寒かったが雨はなかった。誰もいなくてクリークを独り占めしても、ハッチもライズも全くなかった・・・・・・・最後に小さいのを2,3引っ掛けたが、外れてしまいストメック・ポンプのサンプルすら得ることができなかった。
ベイティスにとっても寒すぎたのか?ここを読むと、水温華氏40度=約摂氏5度でハッチするんだそう。気温は5℃以上あったし、水温だってそんなに寒くなかったはずだ。ベイティスもトラウトもどこへ行っちゃったの?とはいえ、全然魚釣りにならなくても、6時間ほど過ごしてしまった。マディソンとかファイアーホールの人混みを思うとなぜか平和な気分。でも次はいつスルーに向かうか検討中。
ではもうひとつ短歌で今日は終わり。

スルーにて 弁当食べて ハッチ待ち
北風吹いて 寒いな帰宅

Thursday, October 6, 2011

不可思議スルー・クリーク

今日は遂に私が待ち焦がれていた天気になった。曇り空、にわか雨、ほとんど無風。気温は一日中摂氏一桁台。自転車乗りには楽しくないけど、もちろん釣りに関して!!こんな天気がしばらく続くという。これならベイティスのハッチは間違いない!!!
期待と興奮とともにイエローストーン公園内のスルー・クリークへ向かった。思ったより早く着いたからゆっくりしたくして、余裕を持って場所を確保した。8月、9月と強烈なハッチは見なくとも、ドレイクが効いていたから、またドレイクを試したら、全然反応が無かった。トラウトもさすがに飽きたのか?ならばベイティスはどうか?まだ空中にも水面にもダンを見ないから、ソフトハックルで探ってみた。

短いスイングにガツンと反応した。この淵では典型的な大きさのカットボー。このような小さいフライがトラウトから注目を集め、しっかり上げられるのはいつでもうれしい。


この後全く音沙汰無し・・・・・・・・・・ベイティスのハッチは午後1時か?2時か?20分くらい雲が割れて軽く晴れたけど、基本的にはベイティスが”好むはず”の天気だった。“はず”という我々の主観がポイントなんですな・・・・・・・・・ほんの2,3グリーン・ドレイクをみかけたが、そのパターンには全く反応が無かった。



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午後3時くらいから、他の3人の釣り人があきらめて帰り始めた。私も、隣のラマー川へ行けば、ハッチもあって、トラウトを釣れるかも、と思ったが、魚を釣れるかどうかはどうでもよかった。もうちょっと「習うことと観察すること」をしてみたかったから、頑固にもスルーに残った。ひょっとしたらハッチは遅れてくるのかもしれない?ベイティスは複数ハッチすることが知られているし!!??
ニンフとは言え、フォームで巻かれたドライフライとして使われるパターンで攻めた。40フィートキャストすると、こんな小さいフライを目で追うのは不可能、しかし私は必殺技“ライズ合わせ”を放った!!去り行く釣り人が見ている中、合わせたが、すぐに外れてしまった・・・・しかしその人は「そんな難しい場所でよくがんばってるね。」と言っていた。



この後さらに、もう一度“ライズ合わせ”をしたら、今度のはしっかり決まったようだった。驚いたことに、このトラウトは、スルーには存在しないブラウンかホワイトフィッシュのようにファイトした。レインボー、カットスロート、カットボーは大きくなるほど走ったりジャンプを繰り返すが、この固体は深く潜ってじっとしているような感じ。体のどこかへのスレか?と思ったが、動きを見る限るフライは口か少なくともその周辺にあるようであった。5Xだったから恐れずやり取りしたが、16から17フィートのリーダーだったので、取り込むのが難しかった。だから得意技の浅瀬へゆっくり引きずり寝かすやり方を試みたら、これまたかなりの抵抗でどうしようもなかった。綱引きは2,3分続いて、ロッドを持つ手がこんなにしびれたのはいつ以来か、ヤバイ!!逃げられる!!と不安になった瞬間、逃げられてしまった。ティペットを切られたわけでも、フライのギャップを開けられてわけでもなかった。ただフライが外れただけ・・・・・・推定約50cm、それ以上ではなかったと思うが、かなり重量級だったんだろう・・・・・ 「今年の魚」の候補をだったかもしれない・・・・・・

確かに逃した魚2匹は大きかった。しかしそれを逃したことより、ハッチを見なかったことにがっかりしている。こんな完璧な状況なのになぜ?そしてなんでスルー・クリークからのこんなサディスティックな扱い方を楽しんで、通い続けているの??

Wednesday, October 5, 2011

昆虫レポート・・・・・・

過去2,3日怠け気味・・・・・今朝も。ガイド友達からの電話でたたき起こされた。
「89の橋に45分後に来い!!」、「了解・・・・・・・・」
天気はストリーマーに最適な日に思えた。曇りとにわか雨が混合し、時折晴れ間が見えた程度。
簡単に釣れちゃえばいいのにな・・・・・しかし、私の頭はある理由で集中していなかった・・・・・・・
移動中メイフライを車の中で発見。おそらくこれはドレイクのスピナーだと思う。体が茶褐色になり、独特の3本の尻尾があった。
ベイティスにライズしているトラウトの群れにも出くわした。イエローストーン川は大きいけど、ふと見回して、繊細なライズを繰り返すトラウト達を見つけると本当におもしろい。しかし私はドライフライはもちろん、フローティングラインすら持ってこなかった。やはりちょっと頭がどこか違うことを考えていた模様。グラハムが何匹が釣り上げた。


少なくともまだストリーマーへの当たりが活発でないことはわかった。明日は本気モードで釣るぞ!!

Saturday, October 1, 2011

マスターアングラーとデピューにて

今日は、とても幸運なことに“モンタナ・マスター・アングラー”そのもの、トム・トラヴィスと釣りに出かける機会を得られた。トムは私が生まれる前からこの地域をガイドしているのだ!!デピュー・スプリング・クリークに向かった。デピューは近郊でも最も難しくかつ多様性のあるクリークである。トムからクリークの釣り方について改善点を習い、その他いろいろガイドとしての心得・技術も学んだ。
釣りに関しては、わずかなハッチとはいえ、そこそこのライズがあったので、がんばったのだが、私の合わせミスで何匹か良型を逃してしまった!!

習うことと観察すること」。トムはこの2つを何回も強調した。私はルーキーガイドながら、素晴らしい環境と人々に囲まれて、良い方向へ進んでいると思う。これら2つを怠るようになったときは、ガイドを、さらには釣りもフライ巻き方もやめるときなのではないだろうか?

近い将来すぐにも、クリークのこれらアヒルやトラウトそれぞれを名前で呼べるほど優秀なガイドになれますように!!