Monday, July 30, 2012

一日ヴァケーション


ニュース:イエローストーン川が、ソーダビュートとラマー「イエローストーン公園内)からの泥水により、またしても濁流になってしまった。気の毒なことは、我々ガイドの商売あがったり。良いことは、また川とトラウトが新鮮に生き返ることと、この乾燥した夏の水位を維持するのに大切だということ。
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なので今日は休みであった。フライフィッシング、フライタイイング、ガイドは私にとって誇りを持つキャリアである。別の言葉で言うなら、仕事。なのでたまには休まないと。決して30日以上ぶっ続けでガイドしていたとかそういうわけではない(それはそれでうれしいけど!!)が、ガイドしてない日には、自らの実験とスカウトのために様々な河川にでかけ、川の様子と釣果をパークス・フライ・ショップ(www.parksflyshop.com)のみんなにレポートしていたのだ。また特に交通(イエローストーン公園内の車両と川でのボートの数)に関して、さすがに私のストレスもピークに達しようとしていたのは事実。なので一日だけフライフィッシングを趣味として楽しめるなら、静かであまり遠くまで運転しない場所に行きたいと思った。そんな場所はたった一つしか思いつかない;デピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)。今日は、私はガイドではなく、ロッド・フィーを払う釣り人の一人に過ぎなかった。

朝早く出かけた。ハッチが始まる前だろうが、とにかくつり始めた。なぜかあえて“アンチ・ドライ・フライ”のような感じで・・・・・・


丸々ですな。









なぜって胃の中はこんなのばっか。タニシ・・・・・・・
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7月が過ぎるにつれ、PMDのハッチが薄くなるのは事実。ダンとスピナーを同時にみたが、実はベイティスも入り混じっていたのだ。

もちろんがんばろうとした。しかし、朝一、方法はどうあれ丸々を何匹か釣ったし、天気もいいし、ふとベンチに戻ってしまい。昼過ぎちょっとまで昼寝をしてしまった・・・・・・休日ってゆったでしょ!!
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午後は、あらかじめ計画しておいたように進んだ。テレストリアルのフィッシング!!バッタが音を立てて、岸辺を跳ね回り、アリが私のシャツに這っているのをみて期待は高まった。


ビンゴ!!トラウトもテレストリアルを期待していたのだ!!


デピューのイエローストーン・カットスロートは、公園内の河川(イエローストーン、ラマー、スルーなど)の固体とは、異なるライズ・フォームを見せてくれる。バッタですら、大口を開けて上がってくるのではなく、スプリング・クリークの他のトラウト同様、ゆっくり吸い込むような感じでライズする。
大きい!

そして美しい!!
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テレストリアルを楽しんでいる最中、サルファー・メイフライがハッチし始め、トラウトの目も食欲もそれらに移った。このフライが効いた。
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時計は既に午後6時を回り、他の釣り人は家路を急ぐ模様。私の好きな場所に移動すると、何やらライズしていた。上記のサルファーをキャストしたが、反応無し。下流に回って、収集網で水面を調べるとミッジ(予想していた)となんとアリが散発的に・・・・・・・なので、上記のパラシュート・アントにこのミッジをトレイラーとして結んだ。

3連続で立派なカットスロートを合わせた!!胃の中を調べると、まさしく彼らはアリとミッジを捕食していたのだ。一体どんな味の組み合わせになるんだろう??
ブレっちゃってるけど・・・・・
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結局家に戻ってきたのは午後9時過ぎ。これで休日?イエス!!だって気分が良くなったもの!!トラウトの数と過ごした時間を考慮すると、今日のロッド・フィー(100ドル)なんて、なんともない。なんて効果のあるセラピーだろうか。
モンタナを訪れるなら、季節に関わらず、ぜひデピューの門を叩きましょう。なにか情報が必要であれば、お手伝いできることがあれば、ぜひお伝えください。
また来月このセラピーを受けるかも・・・・・・・

Friday, July 27, 2012

街周辺フロート(祝!!200ポスト!!)

モンタナ州リヴィングストンからフライフィッシングに関するブログを日本語で始めてから、遂に200ポスト目です。日本からのアクセス、大変ありがとうございます。これからも最新の情報を逐一更新していきます。
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友達のクリスがリヴィングストンを訪れているので、ボートに誘って、イエローストーン川のリヴィングストンの街周辺のセクションに出かけた。昨夜の天気が水温を下げ、それでいて私達が心地よくウェットウェイドできるくらいに保っていたようだ。
最初にボートを止めて、それぞれ離れて釣っていたのだが、私がボートに戻るにつれ、クリスがドライフライにライズしてきたトラウトを合わせた!なのでビデオ!


ビデオに見られるよう、強く美しいレインボーであった。

まあ、休みなく当たりまくりってほどではなかったけど、楽しい午前フロートであった。昨年に比べ、水量が低いのは確か。しかし、雷雨・にわか雨が水温と水位を保っている。ちなみにこのセクションの流れ・川の枝分かれが、今春の雪代のせいで大幅に変わったので、我々ガイドは新しいポイントを探索しています。ダムの無いあるがままの川だからこそ、毎年このような自然の摂理に、我々も従うのですね。この“あるがままの川”をぜひ経験しにきてください。

Thursday, July 26, 2012

F150の記念すべき到達点

昨日のポストの釣りが始まる前、私の8年来の愛車であるフォードF150が記念すべき250,000マイルに達した。1マイル=1.6kmだから400,000km!!2004年に中古車として購入してからのマイレージを2倍にした。




この記念すべきイベントを予期していたから、ぜひビデオに収めたいと思っていた。運転しながらというのがちょっと・・・・・そして記念すべき瞬間はイエローストーン公園内で起こった。


“車の面倒を見れば、車もあなたの面倒をみてくれる”刑事コロンボ
本当に我々はたくさんの時間・距離・思い出を刻んできた。彼は次の大台300,000マイル=480,000kmまで私を路上で安全かつ問題なく守ってくれるだろう。それまでさらなる川とトラウトに出会えることを思うと、ワクワクしてたまらない!

Wednesday, July 25, 2012

ガイドの午前と午後

今日は午後にボートのトリップが組まれていた。なので午前中はもう日課になっている宿題にとりくんだ。おっとっと・・・・・・・・・


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さて、スコットランドからイエローストーン公園周辺を訪れている父子を私のボートでイエローストーン川をガイドした。彼らは優秀な釣り人だ。イギリスでの伝統的なアトランティック・サーモンの釣りについていろいろ聞くことは楽しかった。私にとっては叙事詩的な事柄だからだ。今日は残念にも、午後ずっと北東からの向かい風に向き合わねばならなかった。私にとっては危険でも、新しいことでもないが、彼らにはちょっと気分の良いことではなかったと思う。さらにはラマー川がまたしても雷雨のせいで濁り水をイエローストーン川に吐き出したので(一時的だと願うが)、水が澄度を失っていたことを観察した。
彼らにぜひ我々のネイティヴを見てもらおうと、あの手この手策を尽くしてがんばってガイドした。まずホワイトフィッシュ!!

そしてボートを引き上げる場所から、最後の200mくらいのところで、遂にカットスロートがバッタに出てきた!!

ということは、間接的にグランド・スラム(一日に主要4魚種を手にすること)を達成してしまった!!

Monday, July 23, 2012

もっとブルッキー

今日はメリーランド州からのビルとチャーリー君(9才)にお供させていただいた。初心者と言ってたのに、キャスティングは上手だし、さっそくトラウトを合わせまくり!
夏の暑さと最近の釣り人によるプレッシャーのせいだろうか、陽気なブルッキーでさえちょっと疲れ気味のような感じ。にも関わらず、私達は上出来の午前中を過ごした。


チャーリーが初めてのブルックを手にしている様子。


ニュルニュル~~~!

一度慣れてしまってからはもう、この若い釣り人は、私をいそがしく、自分とお父さんの間を何回も往復させてくれたこと!





立派なブルックだ!

ガイドとして、初心者から習うことはたくさんある。もっと簡単に説明できないだろうか?各々に適する方法は何か?年齢、背丈、体躯、希望・要望など、それらはクライアント次第なのだから。
楽しい一日をありがとう!たくさん遊んでくれたブルックトラウトにもみんなで感謝しましょう!

Sunday, July 22, 2012

イエローストーン・ドライフライ・ガイド

繰り返す。イエローストーン川の釣り状況が元に戻った。むしろ、数日間の濁りと釣りプレッシャーがなかったおかげで、川とトラウトは3週間の激しい釣りから生き返ったように思う。

先週のがんばりまくったガイドから、休日に回復した。また釣りに戻ろうと思い、ガーディナーの友達リンクに電話して、生き返ったイエローストーン川がどんな具合か確かめるためボートを出した。私達はドライフライだけで釣った。
今日の当たりフライ(結局これら2つだけで終わってしまったけど・・・・)は12番ピーコックPMX

リンクのオリジナルフォーム・バグ

たくさん釣った!!と同時にそれと同じくらい合わせ切れなかったライズ・アタックがあった!!

これは立派なカットボー交雑種!!

 デヴィルズ・スライドの麓に何がいるか見えますか・・・・・・・?

イエローストーン川をフロートしているときに見るハゲワシはいつでもかっこいい!!

2回目のシーズン開幕を経験しているような気分。
最高の夏をぜひ体験しにきてください!!

Thursday, July 19, 2012

フライフィッシングに年齢制限無し

ニュース速報:イエローストーン川の『泥水・不釣』警報は一日で取り下げられた。川の状況は急激に良くなり、今週末はまたしてもいそがしくなるだろう。
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さてもうレポートしてきたように、これまで年配の方から十代の少年までガイドをしてきた。今日はさらに若いクライアントと同行した。
9歳のジェントルマンと

11歳のレディー。


御覧のように、彼らはしっかりキャスティングできて、ドライフライでトラウトを釣り上げていた!!私がしたのは、トラウトが潜む場所を指差したり、ドライフライを乾かしたことくらい。
彼らが成長して背が高くなる前に、ガイドからの引退の計画を立てておいた方がいいかもしれない・・・・・・・・

Wednesday, July 18, 2012

ドロドロ・“ストーン”と青い空

2日前、イエローストーン公園内で起きた雷雨のせいで、ソーダ・ビュート・クリークに突然の洪水が起こった!ソーダ・ビュートはラマー川に合流し、ラマーはイエローストーン川への支流であるから、今現在イエローストーン川は泥水のように濁り、一時的に釣りが不可能である。まあ数日で元に戻るだろうけれど、この光景は圧巻だ。“泥水の塊”が下流に移動していることを見てとれる。つまり川は、緑から茶色、そして茶色から緑に変化していることを観察できるのだ。(写真無し)。

しかし、皆さん、私にはイエローストーン国立公園が裏庭のように存在しております。つまり釣りのオプションには事欠かない。今日は午後からのガイド・トリップが予定されていたので、午前中は公園内をちょっと散策。ふと背後で物音がしたと思ったら、こんな背の高い女の子が忍び寄っていた!

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今日はジェントルマン3名様をガイドした。水温は我々の足にちょうど心地よく、トラウトはドライフライにバシバシ出てきた。そして大きな青空、雄大な雲、聳え立つ山々と共に、楽しい午後であった。





お疲れ様でした。

Tuesday, July 17, 2012

ブラザーズ

今日は、未来のフライフィッシャーマン兄弟(と父親)をガイドした。彼らはブルックを釣り始めてから、



立派なカットスロートを釣り上げるまでになった!

(尻尾で)バイバイ

こんなに長いハイキングだらけの日にがんばってついてきてくれて本当にありがとう!