Thursday, January 31, 2013

違う色のサプライズ!!(イエローストーン川からタイメンか?イトウか?)

続ける前に、あまりにもウサン臭いタイトルについて謝罪・・・・・・・。イエローストーン川にタイメンやイトウは存在しない(イエローストーン川の畔のスイートウォーター・トラベル社に飾ってある素晴らしいタイメンの写真はあるけれど!)。しかし、しかし、しかし、先日の超大物レインボーの興奮冷めぬ前に、またしても驚きに襲われた!繰り返すけど、まだ1月だっての!!

昨日は比較的多く雪が降った。デピュー(www.depuyspringcreek.com)で私の先行者は彼らだけであった。


トラウトを釣りたいのはもちろんだが、自らの新しいフライを、ある構造を擁した場所で試したかったのだ。二回合わせたが、どちらも外れてしまった。幸運にももう一度インジケーターに反応が来て、また合わせた。すると“それ”は、ロッドのガイドに積もった氷を砕きながら、ラインを引っ張って走り出した!!一瞬驚いたが、すぐに戦闘モード!秘かに40cmくらいのが尻尾辺りにスレでかかってれば楽なのに~~と思ったが、どうやら“それ”はかなり重いようだった。向きを変え、下流に向って泳ぎ始めた。私はリールでラインを巻き取りつつ追いかけた。もう少しだ!すぐ下流には深い淵がある。そこに潜らせてはいけない!その前のリッフルで仕留めなければ!右手から手袋を外し、袖まで浸かって取り込む状況に備えた。また万が一の“水風呂”のためにも心の準備をした・・・・・・クリークに転ばずかつ淵に泳がれる前に捕らえた!!
取り込んでからはそれほど暴れなかった・・・・・・お互い消耗していたのだ・・・・・・
 こんな季節だからこそ鮮やかな斑紋がたまらない!!

 テープで測らなかったが、参考に私の手の平の幅は10cm前後。


たったの3日前のレインボーほど重くはなかったが、長さでは勝っていただろう・・・・・・

後ほど・・・・これが普通だっての!

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今日も冬にしては外出にいい日。小さいのばっかだけど楽しかった・・・・・


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それでは新しいパターンのプレミア。詳細は後ほど・・・・・何か考えてみましょう・・・・

この1月の経験をまだ理解できないでいる・・・・・・。この辺の河川を考慮すると、これらは最大級の部類だ。つまり、私はレインボー、ブラウンそれぞれ2013年ベストをもう釣ってしまったのか?そしてそれらは生涯ベストの中に入るはずだ!!??なんか既に2013年の“釣り運”を使い果たしたような気がする・・・・・・・。しかし、言い換えれば、これから私がすべきことは、他の釣り人の手助け・ガイドをするということだな!!??
来月はどうなることか乞うご期待!

Sunday, January 27, 2013

シーズン超早期のサプライズ!!

メディア・アップデイト:1月28日から、フライ・アングラーズ・オンライン(www.flyanglersonline.com)にて、私の連載が始まる。記事はスプリング・クリークについてのガイドとしての洞察:クリーク分析、そこに住むトラウト、フライ、釣り方、等。もちろん英語だが、翻訳ソフトウェアを使ったりとか、少なくとも写真を楽しみましょう。こちらのスプリング・クリークを目指す釣り人に役立つこと間違いなし。ホームページ全体は2週間ごとに更新されるので、このブログと共に、私の連載の新しい章を追いかけましょう!!
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なんて両極端な週末だったことか・・・・・昨日は気温が10℃くらいまであがり快晴であった。言うまでも無くデピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)に出かけた。しかし釣りの方はあまり活発でなかった。そして今日は打って変わって雪!!それでも気温は0度前後かつ無風だったから、モンタナ標準では外に出ても寒くはなかった。もちろんクリークに出かけた。ミッジのハッチを期待していたが、最も出そうな場所でですら見なかった。


なので、新しい“水中捕食物”の実験開始!・・・・・・・ 突然活発に動き回っているレインボーのグループを見た・・・・・産卵が近いのか?・・・・・・・・ハッピー!注意:私の鼻から何か垂れているわけではない!ちょうど雪が私の顔の前を落ちる瞬間にシャッターが切られたようだ

次はさらに大きくかつハンサムはオスだ!!


かわいいギャング・・・・・
これで充分だと思った。ブログを更新する価値のある写真を撮れたわけだし、後は新しいフライの写真も撮って簡単に紹介しようか・・・・・などと思ったが。

そろそろ午後5時、かつさすがにちょっと冷えてきた。しかし何かが私の頭の中で「もう一箇所見に行け」と言っていたような気がした。本能・予感と言えばそうかもしれないが、何でそう感じるのか知っていた。今日は2,3人釣り人がいたが(昨日はもっと)、彼らはこの天気では、それほどムキになって釣らずもう帰ったであろうと知っていた。そしてこの産卵行動・・・・・・・もう一箇所チェックしなければ・・・・・・・・・一匹目みたいなのが、1つ2つ釣れればいいかな、と思っていた。インジケーターに合わせると・・・・・・・・・何~~~~!!??

まさしくアメリカン・フットボールのサイズと型!!

3kg前後あったか、イエローストーン・スティールヘッド!!
 もう一枚・・・・・テヘ!
ほんのすぐ前のポストで“シーズン開幕”のブラウンを釣ったとレポートしたが、このオス・レインボーは私にとってモンタナの河川で最大級だ!! (昨年4月、私有地内の湖で釣り上げた巨体とタイか・・・)。新年が始まったばかりだというのに、もう“釣り運”を使い果たしてしまっているのか~~~!!??いや、今日の出来事は私の“学習する心構えと観察眼”によって生まれたのだろうと思う。なのでドンドン釣りに出かけよう!!

Saturday, January 26, 2013

カットスロート・トラウト(カッティ特集 by ガイド)

今は来るべきシーズンのための準備の時期。ガイドライセンスの更新や、フライを巻き貯めの他、やはりこの時代、情報発信についても検討する時期でもある。私の英語版ブログは、世界中の英語圏からのアクセスが多く、情報の詳細さ・正確さ、有効フライの紹介、そして写真(釣り人とトラウトのおかげで!)に関して称賛の声が高い。同じことを日本の釣り人に「遠い外国のこと~~」と思われないで伝えるにはどうすればいいか・・・・・・百聞は一見に如かず!!なのは事実だけど・・・・・・
少なくとも、ブログの模様替え、アクセス統計の調査・考察、などは簡単にできる。ずっと前のカットスロートのポストに未だにアクセスが多いのはおもしろいけど、驚きではない!!というのは、やはりカットスロート、特に私がガイドするリヴィングストン周辺・イエローストーン公園のネイティヴ種・イエローストーン・カットスロート(リンク先は英語のみ)は我々にとっても特別だし、キレイな固体を釣り上げて喜ぶ釣り人(アメリカ各州や日本から)をたくさんガイドしてきた。なのでこのポストは、もう解説必要無し!!イエローストーン・カットスロートのみ特と御覧あれ!!





デピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)でも
イエローストーン公園内のイエローストーン川の固体は超・超純血種。

タカなど猛禽類の爪痕が!!
 反対側にはいわゆる親指の痕か・・・・・おそらく攻撃された後、どうにか逃げ出して、また川に落ちたのだろう・・・・・・・・













締めは私事で恐縮でも・・・・・・・・マイ・ベスト!!ラマー川より。

それでは皆さん、イエローストーン・カットスロートに出会う釣行を今年の目標にしてみましょう!!私はそのお手伝いをさせていただきます!!

Thursday, January 24, 2013

40、そして41

いやいや今月はいろいろなことが起きている。ひとつひとつなんとか片付けているようだ。例えば、フライ・アングラーズ・オンライン(www.flyanglersonline.com)に一連のコラムを提出した。それはスプリング・クリークに関する記事で、来週月曜より隔週更新!!もちろん英語ですが・・・・。なので、デピュー(www.depuyspringcreek.com)に出かけても、釣りを楽しむよりむしろ、写真撮影に時間と精魂を使っていた日々・・・・・・。そしていざ今年のガイド・シーズンにぼちぼち備えだしたり・・・・・とか。

昨日遂に久方ぶりに、“常勤釣り人”に戻れた。そしてそれは、ウインター・パスで40日目!!パスの終了時には記録破り間違い無しですな!!
とはいえ、昨日と今日の前半数時間はこんなんばっか・・・・・何匹か当たりがあって、その内の数匹をネットしたけど、トラウトがあまりにも元気良くて、写真撮影に非協力的(それともオレがなまったのか??)。これはクリークに逃げていきそうなトラウトを捕まえようとしながら、無意識に撮っていたらしい写真・・・・・

今日41日目、遂にいくつかまともな写真を撮ることができた。

真面目なレポートとしては「トラウトは生息域(いわゆるポイント)と捕食行動を変えた」ということ。ブラウンの産卵の時期はもうとっくに終わり。早期のレインボーの産卵も終わったようだ。私はフライや場所を分析しながらいろいろ忍耐強く試したのだ。

答えはこれ!フムフム、多数決でミッジ・ラーヴァですか!?


 とするとこんなのも出てきた・・・・・



と同時に“冬の生息域”も解読し始めた!これはなかなか良型だ!

 とすると、なんと腹部は冒されていた!!

 なんとか寄生虫を振り払って、体重を増やしてね!

フックのギャップが広げられてしまうまで効いたのはこのミッジ・ラーヴァ。昨夏ガイドしたクライアントの一人、ニュー・ジャージーからのマークが「使ってください」とフライを送ってくれたのだ。

そろそろ今年初のドライフライ・フィッシングをレポートできるかな!?