Wednesday, May 1, 2013

蘇ったハサミと偉大なる本

まずは簡単に釣りと川のレポート:マスター・ブリーダーの仕事の合間に、今日もいつもの場所に向った。天気はスッキリ・ハッキリしないまま。快晴でいて、風は冷たくて、諸々・・・・・・。川の濁りは改善されず、水温もまた下がってしまった。今年の“母の日カディス”のハッチに関する希望をやや失わざるをえなかった。ベイティスもミッジもみなかったし・・・・・・・。ストリーマーとニンフで釣りたい気分じゃなかったので、本当に久々魚を感じなかった。まあ後2、3日希望を持って川に向おう!
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さて下記の出来事は先日のSIMMS社のガイドイベントに関係している。イベントのスポンサーのひとつはここモンタナで精巧なフライ・タイイングの道具を製造しているドクター・スリックだった。実は今年の冬、ちょうど2年間愛用・重用してきたレイザー・シザーがさすがにくたびれてしまったようだった。それでもただ捨てることはできなかった。別の一般のハサミを使い始め、それはそれで充分役に立っている。ここ数ヶ月、レイザーは鹿の毛、フォーム、などを切ったりと粗い仕事に使っていた。なんか悪い気がしてならなかった。レイザーには威厳がある。こんな仕事に使いたくなかった・・・・でもどうしたらいいのか?
それで、イベントの二日目にドクター・スリック社のブースで話したら、古いハサミでも調節してくれるとのこと。なので次の日、くたびれたレイザーを持っていったら、ブースの人たちが、なおして送ってくれると言ってくれた。そして今ここに・・・・・・!!私が最も信用・愛用する道具のひとつが帰ってきた!!ドクター・スリックの方々に感謝しきれない!!このレイザーは一般のハサミより重めだから、万人受けはしないかもしれない。しかし、この重さこそ“威厳”なんだと思う。だからこれからも、この道具を使い続ける資格があるよう、精進していこうっと!!

また、同じくイベントで、幸運にも2年連続で“生きた伝説”デイヴ・ウイットロック氏に会うことができた!!デイヴ氏のテーブルで販売の本2冊をめくってみたら一目ぼれ!!しかし・・・・・すでにいろいろ買い物してしまったし・・・・・・また今度ね、と思った。
ふと先日ボーズマンの古本屋を訪ねたら、その静かな店内で、驚き・興奮から叫んでしまいそうになった!!なんと同じ本の第一版・1982年発行を発見したのだ!!現版とほとんど内容は変わってないし、これってある意味プレミアムなんじゃないの!!??迷わず掴んだ!!

目からウロコが落ちるような情報・教養ばかり!!今の時代何だってインターネットで検索できる。最近釣りに関する本や雑誌を買わないのはそれが一番の理由だ。もし買いたいと思ったら、本当に必要か吟味しなければならない。この本は、私の小さな図書館の“聖書”となった!!ちょっとだけね。もっと見たかったら、どうにか探してみましょう・・・・・

雪代の前にもう一度本当のフィッシング・レポートをしたい!!でもこれら役に立つ道具・本・マテリアルのポストも悪くないでしょう!?こう御期待!

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