Thursday, June 6, 2013

2013年のガイド・シーズン始まる

5月はマスター・ブリーダーの合間に釣りに出かけた。今月のカレンダーにはガイドトリップが予定されている。私が住むリヴィングストンをはじめ、イエローストーン公園周辺の街にはまだたくさんの観光客(釣り人も含めて)が訪れてはいない。また、たいていこの時期、雪代の影響で、公共の河川で釣りになる場所は限られている。しかし、よ~~く宿題をして、日時・場所(そしてガイドも!!)を選べば、私個人の意見としては、6月こそ最高の釣りになり得る!
驚くことに、また良い意味で状況を複雑にしているのは、この時期にも関わらず、公共の河川のオプションがあることだ!5月末の冷え込みで山頂部の雪解けが遅れているのだ。いろいろ情報を見聞するかぎり、マディソン川、さらにはイエローストーン川でもボートを出している人々がいるとか。つまりイエローストーン公園内にはさらなるオプションがあるということ。

昨日タカさんの初めてのイエローストーン訪問にお供した。フライフィッシングでトラウトを釣ってもらうのは当たり前。その上で、ドライフライでの釣り、トラウトの生態、水生昆虫学を習ってもらうことが一日のゴールだった。それらを全て体験できる場所と言えば・・・・・・・・イエローストーン公園内のファイアーホール川しかない!!キャスティングの練習をしているとトラウトがライズを始めた!!
カディス!!カディス!!カディス!!
正確にいうとタンのカディス・ハイドロサイキ(Hydropsyche)の14と16番。



さらにはホワイト・ミラー(ネクトサイキ Nectopsyche)もハッチを始めた!我々はハッチの様子とトラウトの捕食行動を解き明かした!!

オナカいっぱいのランチの後、マディソンに移動。ふと首に何か感じたと思ったら、なんと大型のカワゲラ・サーモンフライがハッチしていた!!映画「ア・リバー・ランズ・スルー・イット」の終盤で見られるアクションをしてしまった!!

タカさんには“典型的なマディソンの釣り方”も経験してもらうことにした。

2013年最初のガイドトリップを無事終えた。ガイドをすればするほど、ガイドとは釣りだけじゃないと深く考えるようになる。真剣な釣り人とイエローストーンの大自然の基で過ごすこと。トラウトはボーナスに過ぎない(もちろん一番大切だが!!)
今年もよろしくお願いします!

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