Sunday, June 23, 2013

サーモンフライのハッチ!!-イエローストーン国立公園内のマディソンにて

第300ポストとデピューズ(www.depuyspringcreek.com)でのPMDのハッチの余韻に浸る暇もなく、旬な話題を更新せねばならない!!
サーモンフライ=Salmonflyとは最大型のカワゲラのことである。その前にまず最新の“Salmon Fly"を。単語2つになると全く違うことを示すので、アメリカ釣行を考えるとき、英語の記事を読むときに役に立てよう。まあこれはスティールヘッド用にもなりえるか。また実際の釣りに使うため、もっと大きい展示用のサーモン・フライのための練習、そしてやはり芸術性を多少なりとも込めて巻いたものだ。来週から本格的にガイドのシーズンが始まったら、趣味で楽しみにフライ・タイイング・ベンチで過ごすことはおそらくできないだろうから、今の内に見せておこうっと!
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次に訪れるイエローストーン公園内へのガイド日の下見のため、公園内の河川に向った。ガイド当日までには、ハッチや有効フライなどは異なるかもしれないが、とにかくトラウトが着いている場所やアクセスを確認しておかねば。最新の情報と状況を基に、最もらしい場所を最もらしい方法とフライで狙った。ギボン川の最下流、ファイアーホール川と合流するすぐ上流(二つが合流してマディソン川になる)をサーモンフライの大型ドライフライで探索した。突然水面下から私の新考案サーモンフライのドライにアタックしてきた!!マディソン流域の典型的なブラウンだ!!
午後マディソンに移動して、さらに探索した。さらにサーモンフライのドライにアクションが来た!!
これぞ最新デザインの証明写真だ!!

このレインボーはこんな大きいドライを飲み込もうとライズしてきた!!
それでは、紳士淑女の皆様、これこそ私の最新デザインTWO MIX Salmonfly(トゥー・ミックス・サーモンフライ)です!!これはパークス・フライ・ショップwww.parksflyshop.com)独自で、私が最も信頼するパターンふたつを基にデザインされた。リチャードのパークス・サーモンフライとウォルターのプロム・クイーンのふたつのいいとこ取り、つまりミックスしたからそう名付けた。もちろんちゃんと浮くが、水面に座るかのように着水してドリフトする。いわゆるロー(LOW)ライダー。またドライとしても(水面)ウェット(溺れた様子)でも使える。巻き方・魚の合わせ方の観点からは、毛糸で作ったアブドメンが伸びているおかげで、小さいフックで完成させることが可能だ。なので大小様々な大きさの魚の口にしっかりおさまる。まさかここまで効果があるとは!!
ちまたにはたくさんの優秀なサーモンフライのドライが出回っている。まさしく“今にも飛び出しそう”や“皮膚を這う”かのようなパターンもいくつかある。その創造性と巻き方の努力は尊敬に値するが、それらのフライはまず釣り人の目を引き付け、それだけで終わってしまうのも事実だ。トラウトは多分に、交尾を終え卵を産み落とすため川に戻ってきたメスを狙っているのだ。それらのメスは交尾の疲労から弱っていて、まさしく末期の努力で川に戻るのだ。だから少しでも風が吹けば、水面に力なく叩き落されるし、一度落ちたら、もはや跳び上がることもなく溺れるのみ。これが何を意味するか、フライを選択する際に気をつけよう!!
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夕方に向けて、公園内のマディソンで一番好きな場所に向った。ケーブル・カー・ランからバーンズ・プール・ナンバー・1への流れだ。ここはまさしく大型ソフト・ハックルをスイングするために最適な場所。私の代名詞にもなってしまったコヨーテもここで釣ることを念頭に開発したのだ。来週からガイドが本格的に始まったら、ここに来ることはできない。また秋には戻れるかどうかもわからない。なのでできるうちにスイングを!!そのためにまさしくマディソンの岸で生まれたというジャック・ガートサイドwww.jackgartside.comのスパローを結んだ!!

実はこれは決してただの儀式的な意味合いではなく、整然とした理論と理詰めを基に釣れる確信があったからだ。最大級じゃないけど、しっかりしたブラウンをスイングで仕留めて締めた!!
ハッピー!!

モンタナ南西部・イエローストーン国立公園周辺でサーモンフライのハッチを狙うなら毎年この時期が旬。今年逃してしまったら、近い将来のため頭に入れておこう。つまりスプリング・クリークではPMDを楽しめるし、一般河川ではサーモンフライのハッチをダイナミックにボートからの釣りで狙えるということ。どちらのハッチもこのリヴィングストンの日本人ガイドにおまかせあれ!!

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