Monday, July 1, 2013

日暮れまで続くスピナーの落下-デピューにて-本格的スプリング・クリーク・ガイド

デピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)を2日連続でガイドし、クライアントと共に楽しい時間を過ごした。午前中半ばからのPMDメイフライ(Pale Morning Dun=ペイル・モーニング・ダン)のハッチは快調!!
 クリークの予約が一杯の日には、人気のある場所は渋滞気味。しかし、私は今までの経験から、みんな誰しも狙わない場所・それでいて期待通りのハッチとライズを狙う場所を知っている!!

1日目の午後のスピナーの落下の時間帯。私はまたしてもほとんどの釣り人が見向きもしない場所でスピナーを捕食してライズを繰り返しているトラウトの群れを発見した。年配の釣り人をしっかり一生懸命ガイド!!息子さんと私のガイド師匠トム・トラヴィス(マスター・アングラー)が岸から見守る中、遂にライズに合わせた!!以下写真はトムの提供。





元気のいいカットスロートだった!!
この後、突然の超局地的かつ突然の集中豪雨と雷模様で一日目は終了。
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2日目のPMDのハッチは1日目同様上々。ほとんどの釣り人は過去楽しめた場所に向うが、私達は別の場所を選び、それでも充分楽しむことができた。午後も釣りを続けたが、気温が30℃近くまで上昇した。夕方のスピナーの落下はどうなるかと思ったが、これまた突然のにわか雨のおかげでちょうど心地よい感じになった。スピナーの落下とそれらにライズするトラウトへの期待が高まる!この時間までにはほとんどの釣り人はクリークを去る。私はこれまでの経験・下見から、ベストの場所、そして大物トラウトにチャレンジできる場所、を知っている!!太陽が西側の丘の向こう側に沈み始めると、突然水面が沸騰し始めたようだった。PMDスピナーが大量に水面に落下し、浮遊を始め、トラウトがライズを始めたのだった!!その中で、たったひとつ、特定の場所とリズムで水面上に突き出している大きな口を選んで、それのみに集中することに決めた。フライを見せる角度やドリフトさせる方法をいろいろ試した。我々の方法が正しいのは確かだったが、そのトラウトはどうにもかなり選択眼が厳しく、選り好みをしているようだった。なのでフライをもう何度も変えては試した。しかし、クリーク・トラウト・そしてマスター・アングラーから習い、また訓練されているこの日本人ガイドは、ついに答えを導き出したのだ!!
マスター・アングラー仕様のフリンフ、ライト・オリーヴの18番ドライフライとして水面上で使ったのだ!!

クライアントが完璧に合わせた!!その後はもうかなりのバトル!!デピューの大物トラウトを数多く捕らえてきた私ですら、さすがに緊張した!!
 このブラウンを見よ!!
 さらに日が暮れ、視界を失いつつあったから、帽子もサングラスも変えた。またクライアントが釣りまくり、かつ大物トラウトばかりなので、仕事を簡単にするため、普段はボートで使う大型ネットを手にした!
さらに大物!!今度はレインボーだ!!
本当にもう見えなくなるまでライズは続き、時間の感覚を失っていた・・・・・・・・

誰しも、釣り以外にいろいろ用事・仕事などがあるから、夜遅くまで釣り続けることは適さないかもしれない。また釣り人それぞれ、好みの釣り方・状況などがある。しかしこのPMDスピナーの経験はそう滅多にできるものではない。一年の内の極限られた時期だけ。しかも天気や運も多分に影響するのだから。

「フライフィッシングのガイドは、朝9時から午後5時までの銀行での仕事じゃない。夕暮れまで釣りを続けたいクライアントがいるなら、最後まで付き合うんだ」というのは、私の師匠トムの師匠であった故ドン・ウイリアムス氏の教えだ。師匠から弟子へと伝わる言葉と教え。私はそれに従い、クライアントが朝早くから夕暮れまで釣りたいなら、とことん付き合いましょう。これこそ本格的スプリング・クリークの専門ガイド
リヴィングストンのスプリング・クリークで最高級のフライフィッシングを体験しましょう!!

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