Saturday, October 26, 2013

第2週目レポート:溯上トラウト編

英語ブログが大炎上!!??な~~んて冗談だが、先日のポストにかなりアクセスが集まった。ほとんどの読者は純粋に釣りが大好きな方々で、そういう人から「すごい魚だ!」とか「よくやった!」とコメントをもらえるのはうれしい。しかし、やはりどこの国でも、どんな産業にでも妬み・嫉妬・他人の仕事を羨む連中がいるということ。私が、産卵ベッドを暴力的に荒らして、件の大物を意図的に引っ掛けて、さらに殺したんじゃねーか!!などと妄想を膨らませている悲しい、いやアホな連中がいるらしい。

まず先週の時点では、イエローストーン川からデピューズに極初期の溯上組みが入り始めた段階であった。それらのトラウトは交尾・産卵の前に、縄張りを作り、最後の栄養補給をしているステージ。実際の産卵は始まっていないと言っていい。その証拠に、これまで小さめのトラウトの胃をポンプしているが、全くエッグを発見していない!!また私とのやり取りで、本当にあの5キロ超クラスのトラウトが死んだとしたら、あの大きさの死体はそんな簡単に川に流されてしまうわけがない。しかし、9日経った今でも、誰も目撃していないのだ。当たり前だ!きちんとリリースしたんだから。倫理感や個人的思想を討論するつもりはないが、たくさん釣りに出かけるほど、スレや事故的引っ掛かりは起こる。ドライフライで釣っていても、元気なブルックやカットスロートがピョンピョンドライに出てきて、自ら口以外のどこかに引っ掛けてしまうことは多々ある。これは非人道的なのか?また、産卵期がどうのこうの語るつもりなら、スティールヘッドやサーモンの釣りはどうなるのか?彼らは淡水に産卵のため溯上してくるのだ。そしてそれらを釣りたい人々はかなり一生懸命釣りに没頭している。イエローストーン川周辺で産卵間近のブラウンやレインボーを狙うことと何が異なるのか?

まずはやはりインターネットで私のポストを見た誰かさん。無記名を最大限に利用して汚い言葉でコメントを残そうとしていた(即削除したが)。また、この辺りの地元のガイドのほんの数人だが、私の背後で悪口を叩いているらしい。こいつら“なんちゃって”ガイドがさらに性質が悪い。私は、こいつら“なんちゃって”とは釣りもガイドも全く違うレベルにいるのだ。大体、経験豊富な釣り人なら、倫理どうのこうの前に、スレはもちろん、引っ掛けるのだって避けるはずだ。口以外にフライが引っ掛かってしまうと、魚を寄せるのが大変。たいていティペットが切れて、フライを失くして終わるもの。おそらくそんな経験すらないのだろう。仮に本気で引っ掛け釣りするなら、6番ロッドと2Xティペットなんて軽い仕掛けは使わないよ!こいつら“なんちゃって”だって私のトラウトはかなりのサイズだと認めざるを得ないが、自分達以外の誰かが達成してしまった事実を認められないのだ。断言してもいい。もしこいつら“なんちゃって”が仮にこんな大物を釣ったとしたら(技術的・精神的に資格に至らないが・・・もし)、それこそ「秋の魚はデカイ!!ぜひ我々ガイド・サービスを予約してね!」なんて広告するに決まってる(本当に気をつけましょう)。そもそもこいつらが前回クリークを釣ったのはいつだろうか・・・・・・・・ガイドだって自ら釣る日にはクリークにロッド・フィーを払う。だからわざわざ金を使いたくない連中が多々いるのだ。ほとんどが「2、3年前親方とクリーク沿いを運転してポイント習った」とか「クリークなんてよく知らないが、金になるからガイドしよう。」ぐらいの“なんちゃって”だ。

確かにスプリング・クリークには未だにオーラがある。他の州・国から訪れる釣り人の間だけでなく、地元の釣り人・ガイドの間でもだ。喜んでロッド・フィーを払ってとにかく釣りを楽しみたい人もいれば、単にお金に余裕のない人々もいる。ガイドにだって、スプリング・クリークを得意にするものもいれば、全く近づきたくない連中もいる。それはそのガイド自身の方針・傾向だから私には関係ない。しかし、上記のどうしようもないインターネット上の釣りで妄想をしている連中にとって、このオーラは不幸にも逆の影響があるようだ。「スプリング・クリークは金持ちの連中が閉ざされた門の向こうでひっそり釣っている敷居が高い場所」などと、全く間違った偏見・妬みを妄想してしまっているのだろう。全くの間違いだ。スプリング・クリークはロッド・フィーを払えば誰だって釣りに訪れることができる。そしてロッド・フィーはその牧場の方々がクリークとそれに関する物事を管理・運営することに用いられているのだ。さらにいえば、私は決してリッチなんかではない!夏の間ガイドとして働いて、お金を貯めてウインター・パスを買ったのだ。これ以上は私も妄想の部類に入ってしまうかもしれないので、止めよう。一件落着!!
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すいません。善良な読者の時間と私の本来のブログの目的も無駄にしてしまった。それではデピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)でのウインター・パスでの第2週目を振り返ってみよう。
この時期の釣りのレポートひとつにまとめることは不可能。大物溯上トラウトを釣りと、秋のベイティスのハッチに伴う釣りを区別してレポートしたい。
さらにもっともっとたくさん(なんかパチンコ屋の煽りか!?)の大型ブラウントラウトがイエローストーン川からデピューに溯上してきて、私はそれらをほぼ機械的の如く釣りまくっている。たくさんの45cm前後の固体を上げまくっている!!
こんな写真はたくさんあるので省略・・・・・・
50cm級=20インチクラスにはそれほど縁がない~~~。ましてやアレに近い固体は・・・・・これはその中でも、魅せるに値する。立派な22インチ=55cm!!
フライに関しては、ほとんどの釣り人や読者はエッグ・フライとストリーマーを想像するだろう。そして実際クリークを訪れる釣り人はそれらで釣っているようだ。決して間違いではない。ある場所・ある状況では効果的だ。しかし私は、自分にとって最大限の効果がある方法・フライに辿り着いた。
私の先発レギュラー。
ビード・ヘア・カパー。パークス・フライ・ショップ(www.parksflyshop.com)のマット・ミンチによる万能ニンフだ!!
そして、長年使われ、それでも色あせないビードヘッド・プリンス
私のオリジナル、ビード・フェザント・カパーも効果抜群だ。

これら溯上トラウトは、大河イエローストーンの深さと荒波からクリークに入った直後だということをお忘れなく。釣り人にとって、心地良い晴れた暖かい日には、これら大型トラウトは、深い場所や物陰に隠れる傾向がある。そして、曇り空、雨模様、また日が落ちるのを待って、いざ行動開始するのだ。またビードのニンフはスプリング・クリークに合わない印象がある、と思う人々も多々いるであろう。それは時と場合によりけり。繰り返す。これら大型トラウトは大河から溯上してきたばかりなのだ。流れと状況を読んで、それに合わせた釣りをしよう。すると、ラインの向こう側には・・・・・・・・・・まだ見ぬ超大物が・・・・・・・・!?
次はベイティス!

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