Thursday, October 2, 2014

イエローストーン公園夜明け前の旅人(これで最終回!?)- 西側へ

ウェスト・イエローストーンの街とイエローストーン国立公園西側の河川は大好きだ。特に秋がいい。リヴィングストンに定住してから、日帰りにはちょっと遠くなってしまった。さらには、デピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)のウインター・パスの常連になってからは、すぐそこで最高の釣りを楽しめるのだから、なおさら自分を促すのが難しくなった。ここ2,3年そんな感じだった。なので、“ウェスト”に向うなら、10月前半でなければならない。ついに、計画を立て、日を設定し、いざ出発!これまでで最も厳しく(厳しい釣行なんてあるのか?)かつシーズン最後の“イエローストーン公園夜明け前の旅人”となった。

私の最初の目的地は、西側入り口からすぐの「かの超有名なプール(淵)」。夜明けのはるか前に到着した。公園内の規則の基づき(人工照明器具を使っての釣りは禁止)、空が白むのを待った。たしかに、このプールはいい・・・・・・・のだが・・・・・・・・・。午前7時ちょっと過ぎには、人と車に囲まれてしまった!!!読者の中には、私のような地元でしかも百戦錬磨の釣り人がそんな場所に向ったのか、疑問に思う方もいるかもしれない。マディソンだけでも、他にもっとたくさん絶好ポイントあるし、大型トラウトだっている。しかし、確かに、このプールは大型ソフトハックルをスイングして、秋の溯上トラウトを狙うのに最も適した場所なのは事実だ。それこそが、こんなに早く家を出て、長距離運転した理由。しかし・・・・・・・この場所についてこれ以上語らない。
とにかく、その「すし詰め」状態になりつつある場所から抜け出た。車を移動させたのではなく、歩いて。そうちょっと歩くだけで・・・・・おっとっと!!結局のところ、移動先の方が好きだもん!仕切り直しでまたキャストしてスイング。かなりの距離を流すと、ググッときたが、すぐバレてしまった。ほぼ同じ場所にまた流し込むと、今度はガツンという衝撃と共に、尾びれが私に手を振っているのが見えた(文字通り本当!!)。やった!!しかし、また軽くなった。またバレたか・・・・・。ラインを手元にたぐると目の前で急に強烈な力を感じた!!おそらくそいつは潜水艦の如く私に向って泳いできたのだろう!!本物の戦闘開始!!無事ネットに取り込んだ!!そう、やはり自らデザインしたコヨーテだ!!

体形と重さからして、やはり下流のヘブゲン湖からの溯上個体であろう。
目的達成!!
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次の目的地は、ファイアーホール川だ。ハッチとライズが良好との情報が入っていた。ホワイト・ミラー・カディス(Nectopsyche)がハッチし、飛来し、トラウトはこれらを追いかけていた!!


この一尾目はハッチの前、一般的なソフトハックルをスイングして出てきた!
 ハッチが進むにつれ、もっと専門的なパターンに移行していった。
やった!!ファイアーホールをハッチで釣った中で最大級のブラウン!!

もっと証拠をみつけた・・・・

ホワイト・ミラーを模したXカディス。
自らデザインして実験を繰り返し「可」となったダブル・ソフト・ハックルド・カディスのホワイト・ミラー・タイプ。
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午後はベイティス祭りだ!!曇り空の基(後、一時的雪!!)、秋ベイティスは大量にハッチし、トラウトはライズを繰り返した。しかし、こいつらは“リヴィングストンのスプリング・クリークのいとこ”かのような態度だった。ライズに囲まれていたが、ひとつひとつ真剣に狙わねばならなかった。それでいて、ここぞとばかり、新しいパターンの実験もしたが・・・・・・
新しいパターンのプレミア。詳細は、リヴィングストンのスプリング・クリークでもう少し、実験を繰り返して、合格してから!
そして、ファイアーホールのトラウト達は、私にスプリング・クリーク専用フライを使うよう強要してきた。これは、ノー・ハックル・グナットのベイティス仕様。
デピューズのウインター・パス前の練習などというのはおこがましいほど、真剣に釣らねばならなかった。また自らのフライを試し、検査し、さらなる改良を考えるのにいい機会だった。

一年で最も長い月・最高の釣りの月の絶好調スタートだ!!

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