Tuesday, March 31, 2015

春釣行第2弾:ミズーリ川

デピュー・スプリング・クリークで物凄いミッジのハッチを楽しんでから(そして前回のポストを発行してから)、早めに寝て、30日月曜日に早起きした。ガイド友達のジェアードと落ち合ってから、いざミズーリ川へ出発。この春、前回のビッグホーン川への遠征に続いて、二度目だ。

一日中とても快適な天気だった。川沿いのクレイグという小さい町にかなり早めに着いた。朝一番でミッジがたくさんハッチしていた。トラウトのライズにはしばらく待つことになったが。午前中トラウトのライズは一定ではなかったが、ミッジのドライフライでこの日第一号を合わせた。
検査中・・・・・・
とすると、何やらジェアードに大物が!

これはかなり健康的かつ絶好のコンディションのレインボー!!
ミッジは一日中こんな感じでハッチし続けた。
午前中は主にミッジのラーヴァをインディケーターで釣った。やや大きめをゲット!
とすると、ジェアードはさらに大物!
スゴイぞ!!
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フロート中、いろいろな生き物に出会った。このパーチ(淡水スズキ類)はおそらく貯水湖からダムを通って流されたのだろう。
ミドリガメ!!
トラウトよりオナカが減っている?私との釣行・ガイドトリップでオナカを減らせて釣りにならないことはない。
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そして、午後、とある区間で遂に待ちに待った、ライズを繰り返すトラウトの群れに出くわした。その数匹は物凄く大きかった。これこそ、ミズーリ川がフライフィッシャーの間で語られる光景だ。
ミッジを捕食しているのは間違いなかった。ジェアードが私に状況をゆずってくれた。私がリヴィングストンのスプリング・クリークの経験を通じて発達させてきた、知識・テクニック・フライが必ず役に立つはずだと自信を持って挑んだ。ライズのフォームを観察して、まずドライフライの下に、ラーヴァ兼ピューパのパターンを結んだ。ドライフライがインディケーターとして沈むのに合わせて、そっと、それでいて確実に合わせた。パツン!!!なんと泳いだり、頭を振ったりなどの動きも無しにティペットを切られてしまった。間違いなく、フライを噛んだだけで、あるいはその体重で瞬時に私の6Xをひきちぎったのだ!
観察を続けた。背ビレと尾ビレを見せながらのライズ、そしてしばしば鼻が水面をつついているようであった。しいていうなら水面1cm辺りで、上昇中のピューパとエマージャーを集中して捕食しているのだろうと翻訳した。フライ・ボックスを見渡し、これならイケル!!と、フォーム・ウイング・エマージャー・タイプ2を結んだ。
ドリフトの最後にガツン!!!ときた!!あえてその瞬間にロッドにて合わせることはせず、むしろトラウトが走るので、自動的にフライを口に埋め込ませることにした。初めの敗北から、ティペットは5Xに変えておいた。やりとりはそれほど長くなかったが、私のキャリアにおいて、ドラマチックなものと記録・記憶されるだろう。
20インチ=50cmの堂々としたミズーリ・レインボー!!

またいつの日か・・・・・・・・・
いくつか湾を抜けていくと、またしてもライズを繰り返すトラウトの群れに出くわした!!
またしても私のテクニックとフライが功を奏した。
フロートの最後は、“ストリーマー連続当たり”でジェアードが締めた。
やや低目の川の流れにて、やや長めの区間を企画して、ライズに数時間費やしたから、ボートを取り込んだのはかなり遅め。家に戻ってきたのはさらに遅め・・・・・・
それでも今日の内にポストしようと思った・・・・・・明日からまたデピューズに戻るから・・・・・

Sunday, March 29, 2015

タイイング・エクスポと3月最終週レポート

ニュース:イースト・アイダホ・フライ・タイイング・エクスポ(http://srcexpo.com)のホームページが更新され、私もフライ・タイヤーのリストに登録されている。
4月17日・18日、両日とも、また午前・午後ともデモンストレーション・タイヤーとしてスプリング・クリーク・パターンを披露するつもりだ。また今シーズン仕上げたフレームに装飾したアトランティック・サーモン・フライもお披露目する。
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先週は天気も釣果もいろいろミックスだった。週の初め、デピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)が予約一杯だったので、これはいい機会だと、自らに言い聞かせて、他の河川を探索することにした。まあ秘密というほどでもないが、ここでは“スプリング・クリーク・枝流”としておこう。とはいえ、私が用いた釣り方・テクニックは、本当のスプリング・クリークでのそれとは異なっていた。こんな変化もたまにはいい。「あ~~川底に引っ掛かった~~」と思ったら・・・・・・・・・・
記録・記憶に残る「春のサプライズ」のひとつだ!!

釣り続けると、「今度こそ、本当に川底だ~~~~」と思ったが・・・・・・・・・・・

数時間でこれら2尾だったが、20尾に値した!!この後、空模様から想像できるかもしれないが、雹に見舞われた。
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デピューズに戻って、とある午後、最高級の経験をした。クリークのとある一部でミッジのハッチが物凄くいい!!特別・ユニークと言ってもいい。この区間専門かつ特殊のテクニックと仕掛けがあるからだ。私はどうやら正しい方向に向っているようだ。



トラウト・メニューをチェック!!

次にクリークのこれまたお気に入りの区間で、春ベイティスのハッチを期待した。
自らの試験、またフライを買ってくれる釣り人のレポートから、私のフライはかなり有効だ!!
何気に、ミッジの場所に戻ってみた。まだ何か起こっているようだった・・・・・・・
今現在のフライやテクニックが有効でも、習うことと観察することに終わりはない。未来のフライ・パターン考案のために常にストメック・ポンプ。
スポイトをヴェストにしまう前に、何か着いているのに気付いた。素早く反応して、幸運にもこの瞬間をビデオに納めることができた!!

これがその後。
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そして今日、日曜日、またクリークを訪れた。なんて快適な陽気だったことか。主役はまたしてもミッジ。新しいアイデア・フライがすぐに受け入れられた!!
“捕食している深さ=ライズしている深さと言ってもいい”を読み当てたら、当たりが来た!
SAGE SLT仕事中!!
これはかなり強い引きで抵抗したブラウン!しかも、もうすでに夏期のようなボディ・コンディションだった!!
 ミッジ以外にも何かハッチしていたようだ・・・・・・
そして、何かとてつもない“塊”に合わせたようだった。合わせた瞬間ダッシュで、手元のあまりのラインを全部持っていかれた。なのですぐにリールで格闘。
大きい!!また、むしろ、厚い!!これはまさしくハッチ・フィッシング=小さいフライと6X=で釣った最大級かつ記憶に残るであろうトラウト(ブラウンとカットスロートも含めて)のひとつだ。
次にも大物が!?
ロッキー・マウンテン・ボーンフィッシュ!もしくはイエローストーン・グレイリング!これまたハッチで釣った最大級のホワイトフィッシュだ!
また厚~~いレインボー!
そして、また来た~~~~!!
これまた強く・厚い溯上レインボーだ!!
これは色合い的にカットボー交雑だと思う。
強い!
 いつものメニュー


どうやら、来週もまた“川”から週を始めるようだ。次の更新を乞うご期待!