Monday, March 28, 2016

いつもの川に戻って

ビッグホーン川遠征はこの春の一番大きな計画のひとつだった。その前後いろいろ細かい仕事や用事にもいそがしかった。おもしろいことに、それらがほぼ同時に片付いた!なのでいつものルーティンに戻った。広大なモンタナの他の河川への遠征を楽しむと同時に、やはりリヴィングストンの河川を釣ることが、一番安心できる気がする。

デピュー・スプリング・クリークに出かけ、常連の釣り人から、私がいない間の情報をいただいた。ミッジと春ベイティスのハッチがいい!!このレインボーは一投目であいさつに出てきてくれた!
こんなにはっきりとカットボー交雑と判別できる個体を捕らえたのはいつ以来だろうか・・・・・

 ベイティスのハッチ!

ホワイトフィッシュもテクニカルにライズしている・・・・・
かわいいブラウン!
 そしてハッチ終了後は遡上大物を狙って・・・・・
そしてイエローストーン川にもボートを出し始めた!
誰にでも、何事にも初めてがある。
今のところ彼女は釣りの方が得意だ。とある場所でライズを繰り返す魚群に出くわした!
おめでとう!モンタナで初めてのホワイトフィッシュを小さいミッジのドライフライで仕留めた!
 これは私の収穫・・・・
今年の春は恒例のリバー・クリーンアップに参加できるかどうかわからない(後ほど詳細)。なので、今できることをしておきたかった。

雪代前の春のフライフィッシングは絶好調だ!!
夏の釣り人がたくさん訪れるはるか前のこの季節、さらに知る人ぞ知る春のハッチ、そしてそれらを待ち受ける春の荒食いを始めるトラウト・・・・・・この季節のモンタナの釣りはいわゆる穴場。ゴールデンウイークも含め、春に‟も”(もちろん夏も秋も!)モンタナを訪れよう!

Tuesday, March 22, 2016

春のビッグホーン川:第2日

20日日曜日、もちろん朝は楽だった。天候も快適な予報だったし。しっかり釣りに勤しむため、朝食はしっかりとがっちりと!
またの訪問を胸にコットンウッド・キャンプグラウンドをチェックアウトし、 またアフターベイ・ダムにボートを降ろした。この日は、上流の5㎞の区間に集中することにした。
 おかしなことに、この日の朝のハッチとライズは、前日ほどでなかった。しかし、またボートに戻って、ニンフで探るとやっぱり効果的だ!!


午後の来るべきハッチに備えるため、やはりまた川岸でランチを調理した!! 熱々のホットドッグと牛肉たっぷりのチリ―は最高!!
この平らな区間・・・・・・
午前中同様、午後のミッジとベイティスのハッチもまた前日ほどではなかった。しかし、それは言い訳にならない。それなりにライズしているトラウトがいたわけだし、繰り返すが、これらのトラウトは場所的に性質的にとっても挑戦的かつ困難だ!!ベイティスのハッチが強い時間帯、数匹食わせることができた!・・・・・ネットにもカメラにも収まらなかったが・・・・・
その間、レネーもがんばってトラウトをライズで仕留めた!
私のボートはこんなになっていた・・・・・

全体的に、とっても楽しく、また習うことも観察することも多くあった釣行となった。
ビッグホーン川は、とっても特殊かつ特別な川だ。場所柄、川のシステム、トラウトの数、釣りの方法、その他諸々のおもしろい要素。
釣り人それぞれが、各々の好みの方法と場所、またどういう風に一日を過ごしたいかを持っている。私にとって、一番魅かれることは、超豊富な水生昆虫のハッチとそれに伴ったトラウトの態度と生態の変化だ。技術的なことや哲学的なことを論じるつもりは毛頭ない。またトラウトの数や大きさを語っているわけでもない。ただ単に、自らの挑戦と技術の向上とフライ・アングラーとしての成長のためだ。

またすぐにでも出かけたい。日本で、ビッグホーン川はどれほど知られているだろうか?詮索させてもらえば、一部の一回だけ行ったことのある人によって書かれた雑誌記事での名前程度であろう。もし、本当にユニークかつビッグホーンならではの経験をしたいなら、将来のリストに加えて間違いはない・・・・・・・

春のビッグホーン川:第1日

夏を中心にいそがしいガイドにとって、今こそがこの広大なモンタナ州の別の河川を探索できる季節だ。釣り人の数もまだまばら、素晴らしい春のハッチ、荒食いを始めるトラウト:これらは、他の河川にも共通しえる。その中でも、モンタナ州南東部のビッグホーン川は指折りの目的地だ!!

19日土曜日、朝早く出かけ、無事フォート・スミスに到着し、またコットンウッド・キャンプグラウンドの小さくて素敵なキャビンにチェックインした。

先週はこの日の朝まで、ずっと寒かった。なのでやや遅めに始めることにした。二年連続で、私のボートのシーズン初の稼働はビッグホーン川のアフターベイ・ダムにてとなった!!もちろん、レネーにとって、こんな大規模な釣行は初めてだ。

私達だけでなく、おそらくほとんどの釣り人にとって、ビッグホーン川は、そのクラシックかつ典型的な釣果を提供した!!スタート直後からだ!!

アクションは続いた。
立派なレインボーだ!
 常に勉強を怠らない。
一番の当たりフライは、自らのジャイアント・ソウバグフレキシ・ゼブラ・ミッジの黒だった。

ランチは超大型ハム・チーズをアツアツに焼き上げたサンドイッチ。そして寒いことを考慮したチキン・ラーメン!
午後も絶好調だった!
これは綺麗に色付いていて、この釣行一番のブラウントラウト!!

 さらに午後には、ミッジと春ベイティスのハッチが物凄いことになった!!ボートを寄せ、私も釣りを楽しんだ。個人的には、これこそ、わざわざリヴィングストンから遥々運転してきた甲斐があるというもの。それにしても、コイツラはかなり難しい!!ビッグホーン川のトラウトと水生昆虫のハッチはリヴィングストンのスプリング・クリークのそれらと遜色ない。試行錯誤を繰り返し、また多大なる忍耐を要して、ついに仕留めた!!
答えは見つかるのか・・・・・・
これが答えだ・・・・・・
ベイティス:ダン・エマージャー・上昇中のニンフ
ミッジ:アダルト・ピューパ・ラーヴァ、それぞれ黒とオリーブ
・・・・・・・たくさんの水生昆虫が同時にハッチし、異なる段階で共存していたのだ。そしてトラウト達は、自らの気の向くままに目の前に流れてくる一番食べやすいものを捕食していたのだ。
有名なカー・ボディー・プール(土手を侵食から防ぐため、廃車を埋め立てたのだ)。
 クタクタになって戻ったキャビンで、シンプルだけどボリュームたっぷりのチーズバーガーをグリルして、エネルギーを補給した。
今年はダムからの放出量がやや低めで、この水位・流れで20㎞近くフロートするのは、やや時間を押すことになることと習った。またボートを停めて釣りたいライズの群れがここ・あそこと出くわしたからだ!計画を練り、第2日に備えた!!


Friday, March 18, 2016

春のハッチ!

前回のポストに引き続き、冬らしい天候が続いている。
いろいろと細かい用事がたくさんあっていそがしい・・・・・フライの注文、各々遠征への準備、その他諸々・・・・・・

そんなひとつが、これだ。
ついに、ついに!、‟2015年の魚”をプリントし、額に飾ることができた!例年、暮れに取り組むのだが、昨年末はいろいろいそがしく(プリンターの問題も含めて)、どうにも後回しになってしまった。
とにもかくにも、選ばれたのは、マディソン川最下流の、とある何の変哲も無いような場所にて、‟母の日”カディスの終わりごろ、自らの‟名も無き”カディスで仕留めた、立派なブラウンだ(ポストはここ)。
あれ!?やっちゃった!!前年の写真を扱ったせいか・・・・・・・・しかし、写真は街の印刷ショップに頼んだものだし、額にもぴったりはまるから、このままでいいや!
この突然の冬模様の到来は、釣りに特に影響を与えていない。むしろおもしろくしている!つまり、一度始まってしまった春のハッチは、止められないってこと!水曜・木曜日の午後、デピュー・スプリング・クリークに出かけた。水曜の午後は、春ベイティスのハッチが旺盛だった。フェザント・テイル・ニンフで捕らえたレインボー。
パラシュートで仕留めたブラウン!
そしてホワイトフィッシュもドライに来た!!
とある場所で、水面をよ~~く観察し、写真に収めることができた。

これは、パソコンのスクリーンを見てから気付いた。春ベイティスと同時にミッジも写っていた。そう共存・複合ハッチしていたのだ。だから今釣りがおもしろいのだ!
木曜日はさらに寒くなった。サラサラ雪が降ったり止んだり。またベイティスのハッチを期待していたが、同時に観察と柔軟な対応をできるよう心がけていた。この日の午後は、ミッジのハッチが強く長く続いた。出だし好調!
こぼれました・・・・・
やったー!カットスロートもマッチ・ザ・ハッチで捕らえた!!
さらに学習。
この小さいレインボーで、ハッチの間にトラウト3種を全て捕らえたことになった!この時期大変珍しくラッキーなことだ。
ハッチとライズは続いた。未だにミッジだが、小さい個体に移行した。釣りはおもしろいから、挑戦的になった。さらなる集中と観察で、合わせた!クリークから何度も飛び出しジャンプを繰り返した!
最も信頼のおけるピューパージャー24番だ!!
おそらく今シーズン初、マッチ・ザ・ハッチで捕らえたトラウトと。
ハッチ終了後、遡上トラウトの中から、大物を狙った・・・・・。超特大には出会わなかったが、たくさんいる。そしてかなり活発だ・・・・・。もう少しチャンスがあるかもしれない。

一週に二度ポストするのは、久しぶり。というのも週末には、ビッグホーン川に遠征するからだ!楽しいこと間違いない!