Sunday, May 28, 2017

イエローストーン国立公園の開幕日

たいていこの時期は他の仕事等でいそがしいく、実はイエローストーン国立公園の釣りシーズン開幕日=常に5月最終土曜日=を釣ったことはない。ところが、今年はスケジュールが空いている。そして愛妻は釣りに出かける気十分、というのは、昨年楽しんだからだ。

自分自身の公園開幕日はたいてい6月のとある日だ。7月にずれ込む年もある。それまでには、釣りに出かけられる河川・湖沼のオプションが増え、人々は拡散しているからだ。さらに、私はあえてマイナーな場所を選ぶ傾向にある。このアマノジャクさが好きだ。

イエローストーン国立公園開幕日の伝統はファイアーホール川(この時期唯一釣りになる川)にてのドライフライでの釣りだ。そして、ほとんどの釣り人がそこに向かう。その気になれば、私だって場所を確保し、それなりに楽しめただろう。しかし、アマノジャクのせいで、伝統や他の釣り人とは違うことをしたい気持ちは変わらなかった。そして、先週末のリバー・チェックで確信が持てた。マディソン川を釣ることを選択した。必ず何匹か釣れる、またファイアーホール川のよりでかいの釣れる、とレネーを説得した。また、もうひとつ重要な要素は、今月ずっとスプリング・クリークでマッチ・ザ・ハッチの釣りをガイドしてきた。たまには、大きく、重く、深く釣りたい😎❗

どこから始めようか。私のアマノジャクさは別の方向に働いた。マディソン・ジャンクションから始めれば、ファイアーホール川もギボン川もマディソン川も全て同時に釣れるではないか😁(マディソン・ジャンクションとは文字通り、ファイアーホール川とギボン川が合流し、マディソン川が生まれる場所のこと。)私達は、午前9時ごろ、ジャンクション・プールにいた。歩きながら、何か蛍光色の物を見つけた。
😐😑😒😔😕
いくつかの思いが頭をよぎった。
この仕掛けは去年から捨てられていたのだろうか、それとも私達の到着前に誰かが使ったのだろうか。二番手の案には疑問が残る。朝晩は冷え込んでるし、イエローストーン国立公園の規則では、ライトなどを使っての釣りは禁止されているからだ。
またマディソンは「フライ・フィッシングのみ」である。(スピニング・ロッドでフライを投げることはありだが。)これらを所持し、川に投げるのは合法的か?
ひょっとしたら、ワイアー・ワーム・フライか😨❓
本題に移ろう。
まず、勢いとボリュームのある川を読み解かねばならなかった。そして重く深く釣らねばならなかった。始め試行錯誤したが、やはり私が確信していたよう、やってやれないことはなかった。
開幕トラウトを無事ゲット🎉
このブラウンは体調の割に、腹がパンパン出っ張っていたので、ストメック・ポンプを敢行。なるほど😲ひょっとするとやはりあの仕掛けの釣り人はワイアー・ワームを使っていたのか・・・・
 レネーの開幕第一号は突然やってきた。
巨大なホワイトフィッシュ🎊

これ以降、彼女の方が私より釣っただろう。
開幕日と週末を祝うための特別ランチ!上から反時計回りに、タラコオニギリ、シーフードサラダ、マカロニ・チーズ、スペシャル・チーズバーガーとグリル・トマト、そしてグリル・ズッキーニ(ピクルスの代わりに)。
 マディソンの別の、やはり私達お気に入りの場所に移動した。

ストメック・ポンプでやや驚愕。ペイル・モーニング・ダンのダンが出てきた。ということは、私たちが知らない時間・場所でマディソンでもPMDがハッチし、トラウトはライズしていたということだ。
 未来の世代・・・・・

公園内の季節の移り変わりが好きだ。始めの幾週の内は、川あるいは湖がひとつひとつと釣りできるよう仕上がっていく。そして夏がやってくる。秋にクライマックスを迎え、秋が深まる最中終焉を迎える。ここ数年、ガイドのスケジュールに追われ、開幕・閉幕などのセンチメンタルな気持ちは失われつつあった。だから、今回開幕日に出かけられたのは幸運だったのだろう!
今年もイエローストーン国立公園で最高のフライ・フィッシングを楽しめますよう😘🙇🙏

Thursday, May 25, 2017

もっと5月のスプリング・クリーク

三日もの快晴の後、今日はまたしても冷え込んでいる😑・・・・・。このパターンはもうしばらく続くであろう。そして、本格段階の雪代が始まった。またイエローストーン国立公園のフィッシング・シーズン開幕は今週土曜日である😉(間違いなく次のブログポスト)。

前述の快晴の日々、リピーター・クライアントをスプリング・クリークでガイドし、とても楽しく充実した時間を過ごした。ここ何回かレポートしているよう、5月のモンタナ釣行、特にスプリング・クリークは、新しいトレンドになっているようだ。天候はほとんどの場合3月・4月より和らいでいる。春のハッチは継続し、春先にクリークに入ってきた大小様々な大きさのトラウトはそのまま居付いているいる。クリークにいるトラウトが何をしているのか観察することにより、彼らにより効果的に近づくための方法とフライが見いだせる。

第一日目はデピュー・スプリング・クリーク。彼の初めてのスプリング・クリーク釣行は絶好調にキックオフした👍😎

学習中
何尾か良型も出た!!

そして夕方・・・・・
面白くもかなりチャレンジングなミッジのハッチとライズを繰り返すトラウトに相対した。
観察し、解読した。
締め😄!

第二日目はネルソンズ・スプリング・クリーク。一帯は強風模様であったが、ネルソンズでは、場所・木々・その他の要素のおかげで、風から保護されたので、またしても快晴のもと釣り続けた。記念すべき最初の一尾は、この痩せ気味ながらも間違いなく良型ブラウンだった😎
 アクション!
 うぅ・・・・・コヤツは・・・・😓
 時間が経つにつれ、トラウトの捕食物と態度を理解しかつ、マッチすることを要求された😬
努力の価値あり!



そしてベイティスのハッチもあった。ドライフライにライズさせ、何尾かネットできた。このハッチとライズは長くは続くかないとわかっていたので、写真に時間を割かず、釣り続けた。まず午前11時から午後1時まで。私たちもランチ🍔。クリークに戻ると、次の群がほぼ午後4時までハッチした。この季節にしては、思っていたよりかなりよかった!!

その後トラウトは満腹気味にみえた。時折本能的に何か捕食するか、口に向かってミッジ・ラーヴァでも流れてくるときに捕食しているように思えた。
忍耐を要したが、何尾か食わせることができた。そのどれもが忍耐・努力の価値あり!!

夏の間のロッド・フィーの余裕がなかったり、あるいは予約が取れないなら、はたまた夏の間に釣行の予定を組めない場合は、春が絶好の代替期だろう。冷え込む日もあるかもしれないが、日は伸びている。どちらの日も、私達は午後8時まで釣った🌜。

だからスプリング・クリークを釣り続ける・・・・・そしてイエローストーン国立公園も開幕する・・・・
向こう何か月間、時折フライの数が底を付くことはあっても、釣りに出かけらる場所・河川は尽きない🙌🙆

Sunday, May 21, 2017

イエローストーン国立公園:開幕前川チェックと野生動物

5月17日水曜日、冷たい雨が続き、夕方から夜を通して20㎝近くの雪に見舞われた。リヴィングストンが地域で最も積雪量があったようだ。それ以降寒めの天候が続いている。そのせいで一時的に雪代は治まっている。

またイエローストーン国立公園の釣り解禁日・5月27日土曜日までちょうど一週間だ。なので、主要な川の様相を巡るドライブに出かけた。

ソーダ・ビュート・クリークは、マジに釣りになってしかも好調そうな川の色。しかし、あくまで今のところだ。気温20℃近い天候が続くと、すぐに濁りだすだろう。ラマー川も同じだ。
スルー・クリークのキャンプ場より下流。スルーはラマーやソーダ・ビュート・クリークほど濁らないが、やはり今のところかなり水位が高い。
西側の河川も同じだ。ギボン、ファイアーホール、マディソンをチェックしたが、いい感じの澄み具合だ。しかし、開幕日に期待し過ぎるのは禁物だろう。今週の天気次第で間違いなく変わるはずだ。

そして、同時に、野生動物観察に最高の日ともなった。私にとって、一年のこの時期は、釣り以外の活動を楽しめるときでもある。また、夏の大多数の観光客の波はまだ訪れておらず、同時にたくさんの野生動物がまだ低地に居座っている時期でもある。

まずはコヨーテ。
いつもの・・・・・
その他たくさんの人々に混ざって、はるか彼方の熊をみつけた(らしい😓)
次には、道路沿いにクロクマを見つけた!
さらに進むと、前方に人と車のごった返しがあった(とはいえ、夏最盛期に起こり得るそれとは、規模は比べ物にならないほど小さいが😐😑)。グリズリーの母子だった🐻😲🙌❗❗実は私達これまでグリズリーを見たことがなかったのだ。


またしてもコヨーテ。
ファイアーホール川沿いの面白くかつ奇怪な間欠泉も観た。

これらは、釣りが始まったら、止まって観光する時間はないからだ。

岩の周りに住み着くモルモット。
そして、帰りは西門からウェスト・イエローストーンの街に出てから、北のボーズマンに向けて運転した。モンタナ州にまたがるイエローストーン国立公園の区間で、またしても珍しい動物を目撃、ヘラジカ(ムース)だ😨😸❗❗

バイバイ

川と野生動物を同時に観察できた素晴らしい一日となった。特に野生動物に関しては、しばらく満たされるほどだ。さて、それでは2017年のイエローストーン・シーズンも最高のシーズンになりますように🙇

Monday, May 15, 2017

春のグループ・トリップ

先週はとても大仕事をこなした。リピーター・クライアントの一人が友人を率先し、私達は三日に渡るガイド・トリップを計画した。釣り人6名にガイド・サービスを提供するため、ネルソンズ・ガイド・アンド・フライズのタッカーとジャッキーにコラボ要請。彼らは地域で最も有能かつ誉れ高いガイド・アウトフィッターの一部である。また、私有地のロッドを予約に奔走したり、三日間・9名のランチの買い出しのために一日を費やした。

第一日は、リヴィングストンの隣町ビッグ・ティンバーの私有地牧場内のバーンズ・レイクに向かった。この溜め池に放流されているトラウトはすぐに野生化し、サイズもファイトもすごい!いい感じでキックオフ!
予想通りのメニュー
各ボート・釣り人も当たり始めた!

もうひとつのメニュー
私のボートに上がった中ではこれが一番大きかった。
第二日、私たちはネルソンズ・スプリング・クリークに向かった。 釣り人達は前日と比べて‟態度と技術的調節”を求められた。ネルソンはモンタナでも最もチャレンジングなスプリング・クリークのひとつだ。底まで見える透き通った流れに、たくさんのトラウトが見られる。しかし、いかにして彼らに近づけるかがかなりのチャレンジだ(しばしば謎々にもなりえる😨)
出だし好調!
今日のメニューを勉強
サイト・ニンフィングが鍵だった。

正午前後、短いながらも活発なベイティス・メイフライのハッチと伴うライズがあった。 遅めのランチ🍔😋の直後、空が曇りだし、ベイティスのハッチは延長された。

最後のキャスト!

第三日はデピュー・スプリング・クリークに向かった。 またしても素晴らしい天候の元、クリークの一区間を釣った。


 これらの写真は私のカメラからで、私たちの釣り・活動のほんの一部に過ぎない。各ガイド・釣り人がそれぞれ、トラウト、景色、様々な瞬間の写真やビデオを捉えた。

これまでに計画し、実行したトリップの中でも最もいそがしくかつ充実したものとなった。仲が良いだけでなくお互いを尊重し合っているグループ。そしてタッカーとジャッキーのコラボレーションとサービス提供無しでこのトリップは起こり得なかっただろう。

フライフィッシングはしばしば個人的活動となりえる。しかし、他のグループ活動・行動同様、意気の合う友人同士が集まるとき、グループで共有できる活動になる。三日間通して、モンタナの五月の最高の天候に恵まれ、私有地牧場でのプライベートな設定、そしてたくさんのトラウトとの出会い。

メンバーのみんな本当にありがとう🙇🙆🙌👍