マディソン川のサーモンフライ(巨大なカワゲラ)のハッチは今年もいざやって来てはすぐ去っていった。ガイド・トリップを敢行していて、またリヴィングストンのスプリング・クリークでPMDのハッチ(絶対次のポスト!!)もガイドもしていたので、ブログをはじめSNSのアップは単にできなかった。
ベテランから訪問アングラーまでーもちろんネット上もーこのハッチを狙う釣り人の川沿いの話・情報は:今年はおかしな年だ、と。ここ、あそこと局所的なハッチで、最高潮に達しなかった、と。私はアイデアというか説明がある。天気だ❗❗❗❗
6月中旬一週間物凄く冷え込み、夏至には雪が降ったほどだった。その後暖かく“夏っぽく”なったが、6月終わりから7月上旬はほぼ毎日午後・夕方雷雨に見舞われた。なので、川の水位と澄み具合は完璧だったが、水温と気温は低めだった。少なくとも私にとっては、これでかなりの説明がつく。がっかりした釣り人も多かったようだが、サーモンフライはハッチし、トラウトはドライフライに出てきた。もうひとつ強調したいのは、ものスゴイ量のカディスがハッチしていたということだ。またゴールデンストーン(サーモンフライよりやや小さく黄金っぽいカワゲラ)と何種類かのメイフライもハッチしていた。訪問アングラーのほとんどが大型ドライフライへの爆発的な反応を期待してやって来るのは理解できるがー特に一度でも経験したことのある釣り人ならばなおさらーガイドとしての見解は、この川のこのハッチは、他の河川の他のハッチと同じだ。ハッチは自然現象の一部であるということ。アドバイスをさせていただけるなら、大きな期待を胸にモンタナに持ち込み、そのうえで、その年・その川で何が起こっているかを習い、そして受け入れよう。
私達はハッチを追いかけた。ボートを出す場所でコイツラを見つけたので、的確な区間を選択したようだ❗
暖かくなるにつれ、コイツラはさらに活発になった。
そして嵐の前の静けさが、私達にとっての絶好時間帯となった❗❗
別の日・別の区間ではこれらを見つけた。あえて解釈するなら、おそらく冷たい天気のせいでハッチしきれなかった、というところだろうか。
上述したよう、ゴールデンストーンとメイフライのドライフライにもけっこう出てきた❗
これらが、今シーズンのマディソンのサーモンフライのハッチから私が習ったことだ。
来年、あるいは近い将来、大きな期待と今年習ったことを持ってこよう❗❗
No comments:
Post a Comment