Tuesday, June 24, 2014

緊急速報!!マディソン川にサーモンフライのハッチ到来!!

先週のガイド・トリップの最中、サーモンフライのニンフを大量にすくってから、すぐにマディソン川に戻らねばと思うようになってしまっていた。そして今日行った!!

タイトルそのまま。以下の写真が全てを説明してくれる。
こいつらニンフは本当にヤル気マンマンで私のアンカー・ロープにしがみついてくるほど。
 そしてふとこれをみつけた・・・・・。初めの数秒、誰かがひっかけてなくして朽ち果てそうなフライかと思わされたが・・・・・・
 そして、いるよ!いるよ!

 午前中はニンフで釣ってそこそこの釣果。

午後になって気温も水温も暖まるのを待っていたのだ。そしていざ大きなカワゲラの成虫ドライ・パターンを2Xのティペットに結んだ。ある場所で、3回続けて私のフライにライズがあった。おそらく同じトラウトであったか。3回目で合わせたが、そいつが早瀬に潜り込むと同時に外れてしまった。4回目のライズは、小さ目のトラウトがアタックしてきただけ。
そして、狙いを定めた次の絶好場所で、大きなライズが!!今度こそ確実に合わせた!!
スゴイ!!強い!!これこそマディソンのブラウンだ!!
このちっちゃいのは、私のドライが大き過ぎたのか、それともライズのタイミングを間違えたのか!?、背中にひっかっかていた。

それでは、絶好・お気に入りのドライ(成虫)サーモンフライのパターンは?
自らデザインして釣果を証明した、トゥー・ミックス・サーモンフライ!!
ここでひとつサーモンフライの成虫(アダルト)パターンを巻くとき・買うときの知識。
最近のサーモン・アダルトのパターンはもう手が込んでいて、店の棚でそのままバタバタしそうなほどだ。さらに決して沈まないようフォームが使われることが多い。それはそれでいいんですけど・・・・・・
真実は・・・・・。トラウトは産卵のために水面にもどってくるメス(いずれ溺れる)と、交尾の後疲れきっていずれ川に溺れるオスを狙っているのだ。この状況の方が、トラウトにとって簡単に捕食できるからだ。だからこそ、このトゥー・ミックスのように、水面に低く位置し、ドライ・ウェット同時に使えるパターンの方が、水面高く浮いてバタバタしている様子を模すパターンより、はるかに有効なのだ!!
このハッチはすぐ上流に向けて進んでいくだろう。同じことがイエローストーン川でも起こりますよう!!スプリング・クリークではPMDが続いている・・・・
あ~~いそがしい!!

Sunday, June 22, 2014

期待と予感-スプリング・クリークにて

今シーズンの新しいギアの紹介。ヴェストの胸に着けるフライ・キーパーを新調した。そして、それに新しい“名札”を付けた。釣りの途中みかけたらよろしく!
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さて近辺の川でサーモンフライのハッチが活発になっているわけで。
ここリヴィングストンのスプリング・クリークでは、これまた世界中から最注目かつ誰もが待ち焦がれるペイル・モーニング・ダン(PMD)のハッチが始まった。
この妖艶なメイフライはカメラにポーズに慣れているようだ。
ここ二日、デピュー(www.depuyspringcreek.com)とアームストロング(www.armstrongspringcreek.com)両スプリング・クリークを訪れた。わかっているけど、決して繰り返しにならないフレーズ:「まさしくフライフィッシングのパラダイス」。
全てのトラウトもこのイベントを待ち焦がれていたようだ。

体重増加傾向!?
アームストロングで見られる典型的なカットボー。
トラウトはダンやエマージャーにライズするので、ドライフライで狙えるが、これら写真が証明するよう、トラウトの食事のほとんどはニンフだ。“サイト・ニンフ”もしくは“スポット・ニンフ”はかなりの高等技術で、ドライフライでの釣りと同じくらい挑戦的かつ楽しい。


その他忘れてはいけない水生昆虫は、まずたくさんのミッジ。

そしてカディス。

事件発生!?
観察眼の鋭い釣り人なら、こんな光景によく気付くであろう:水生昆虫のハッチが豊富なとき、鳥が水面近くを捕食のために飛び交う様子。これは特にスプリング・クリークでしばしば見られる。というのは、スプリング・クリークは周辺の河川より栄養豊富で水生昆虫の数も豊富だからだ。リッフルの上流に向けてキャストしたら、突然リーダーがおかしな軌道を描いて草むらに落ちた。なんとこのカワイコちゃんの羽根の一本にティペットがからんでいた!丁重に扱って、ティペットを取り除いてあげて、無事リリースした!
これは一生忘れないだろう・・・・・・・
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サーモンフライのハッチと川での釣り同様、スプリング・クリークでのPMDハッチに効果的なフライもたくさんある。これらは私のボックスからの有効パターンのほんとに一部。
ノー・ハックル・グナット。
マスター・アングラー仕様フェザント・テイル・ニンフ。
これまたサーモンフライのハッチと川での釣り同様、来週にはスプリング・クリークでのPMDのハッチもトラウトの活動もさらに熱くなる!そして私もさらにいそがしくなる!

期待と予感-川編

前回のポストのすぐ後、マディソン川でのフロート・トリップを行った。
この時期には何を期待できるかって?=世界中が注目する巨大なカワゲラのハッチだ!!

実際のハッチ=成虫が川辺の草木に這い上がったり、飛び回ったり=はまだ始まっていないが、確かな予兆を観た。さらには、大きく期待を膨らませられるほどの!!
川を下り始めてすぐ、岸に寄せてボートを止めた。“たったひとつの岩”を引っくり返して、“たったのひとすくい”しただけで!!
こいつらは、こんなにたくさんまとまって岸際に集まっていた。これはどういうことを我々に伝えているのか!?
クライアントにも楽しんでいただいた!!


効果的なフライはたくさんあるが、これらは私が絶対欠かさず一番頼りにするパターン:
ラバー・レッグ(黒×コーヒー)
古いからと侮る無かれプリンス・ニンフ。これは水中のほぼ全てのニンフ・ラーヴァを効果的に表現している。

次回のポストには、飛行している大きなカワゲラとそれに飛び付くトラウトの様子をレポートできるよう乞うご期待!!

Wednesday, June 18, 2014

自らのイエローストーン国立公園の開幕

昨日6月17日が自分にとってのイエローストーン国立公園内の釣りシーズン開幕日となった。5月末からマスター・ブリーダーにかかりきりだったからではない(ちなみにマスター・ブリーダーは大成功!!)。公園内のいくつかの河川・湖沼を6月半ばから末にかけて釣るのが好きだ。

新しいシーズンは自分も初心者だから、簡単ば所から・・・・・。記念すべき1匹目はブルックだ!!・・・・・・・・・・んんん?小さいブラウンだった。ってゆうかパソコンのスクリーンで見るまで気がつかなかった・・・・・・
徐々に高いレベルに移行していった。
マディソン川でのペイル・モーニング・ダン・メイフライのハッチとそれに伴うトラウトのライズはかなり長く続いた。




そして、自らの欲望・この日の真の目的を追い求めた。
サーモンフライが一部ハッチしているとうわさになってはいるが、全然見かけなかった(寒い天気だったし)。成虫のドライを最もな場所で試したが、全然魚が見に上がってこなかった。
しかし、このフライなら何かをやってくれると確信していた。ニンフとしても使えるが、最も効果的かつ“キマッテイル”釣り方は、マディソンの伝説的なリッフルとプールでのスイング!!

まずまずのブラウンが応えた!!
そしてさらに追求すると、今度はさらに大きい当たりが来た!!こいつはデッカイ!!と思ったら・・・・・・・
この超大型ホワイトフィッシュは正真正銘大型ソフトハックルのスイングに噛り付いてきた!!
  
誇り高き釣り人!!
ソフトハックルのスイングで捕らえられた魚はどれだって掛け替えのないものだ!!
そろそろやめよかと思っていたら、突然霰が落ち始め、耳など覆われてない場所に当たり始めた。これでもう止め確定。

にわか・局地的に雨・霰・雷(その他諸々)が所・場所に関わらず起こっている今日この頃・・・・。帰りがけボーズマンの空に“二重の虹”をみた。

ガイドも釣りもいそがしい!!
川かスプリング・クリークか、サーモンフライかPMDか、可能な限りこのブログで更新していくので乞うご期待!!

Sunday, June 8, 2014

サーモン“・”フライとサーモンフライ

どうもこんにちわ!!
こちらを更新するのは久しぶり。マスター・ブリーダーの仕事にいそがしい。それでも遠征を終えて、自宅から出勤するようになりかつ、肉牛の繁殖の季節も終えつつある。なので久々フライフィッシングについてポストしたいと思った。
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実際に釣りに行けなくとも、全く気にかけていない・何もしていない訳ではない。まだまだカスタム・フライの注文があるし、素晴らしい本を読んでいる。

現代のアトランティック・サーモン・フライに関するベストかつ必読の本を集めることができた。これらは本当に秀逸の一言。もちろん英語だが、写真が素晴らしいので、読まず・読めずとも、ヴィジュアル的に理解できるはずだ。興味がある方は探してみよう。


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フライの注文に関しては、これが最近の注文のひとつ・・・・・・
かなり正しい選択!!というのは、今シーズンはこれらをたくさん使って・失くしてになるだろうから!!

実際に釣りしてなくとも、私はイエローストーン川の近くに住んでいるし、仕事のため毎日川に沿って運転している。周辺の河川では雪代の大水・濁水が日々治まりつつある!!この分なら、私が予測したよう、恐ろしいほどの大水・高水位にはならず、むしろ水量安定のシーズンになる!!

上の注文はかなりかしこい選択だ!!各種カワゲラのニンフはシーズンの始めにかなり効果的で、そのままシーズンを通して有効になるからだ!!

黒・コーヒーはオール・ラウンダーだ。
黒・オリーブも同じく。
 そして黒xオレンジを忘れることなかれ!!モンタナで一番人気の大型カワゲラ=サーモンフライのハッチは、今年最高級になるだろう!!

成虫=ドライフライには、私自身のトゥー・ミックス・サーモンフライが効く!!効く!!これはウェット・フライとしても効果抜群だ!!

そして、このブラインドゥル(縞々)・スパローは、上記全てにおいて効果抜群だ!!

私の唯一の頭痛の種は、マスター・ブリーダーの仕事を終えたら、周辺の河川ほとんどが絶好のシーズンを始めていて、どこに行くべきか決められないこと!!そしてすぐ、本当にすぐ!!ガイド・シーズンがキックオフする!!