Tuesday, November 29, 2016

冬到来

12月1日追加:来る2017年に向けてパッケージ・ツアーについてのページをアップデイト!詳しくは上の‟2017年モンタナ・スプリング・ハッチ・パッケージ”をクリック!!
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パラダイス・ヴァリーにも‟ついに”冬がやってきたようだ。日が短くなり、雪がチラホラし始めた(ドカ雪はまだだが)。
27日日曜日、ちょうど合間の日だった。暖かい日が続いていて、次には冷え込みと雪の予報。そんな日は得てして、静かな空模様になる。ほとんど曇り空で、なんと無風!!午前9~10時に超軽めの雪がちらついただけだった。レネーと私は、デピュー・スプリング・クリークを釣るのにパーフェクトは日を選んだ。
とある区間を釣ろうと、ラインをロッド・ガイドに通していると何かに気付いた・・・・・
 おぉ~~~~10月末に目撃したムース(ヘラジカ)ではないか!!
 実はまず道路から何やらクリークを見下ろしている人々に気付いたのだ。
確かにムースは、鹿系の中では、滅多に見れない種だ。しかし、この人々達に「あなた方いそがしい一般道路なんですよ~~無理矢理停車して、歩道スペースもないところにぼんやり立っていて危ないんじゃないですか~~~」とお伝えするべきだろうか??ここはイエローストーン公園内の道路じゃない!!片側一車線で法定速度は時速70マイル=112㎞だ!!
 レネーに上流を割り当て、私はムースがいた辺りから、彼女に向かって釣り上がることにした。元々は逆だったが、これがよかった。私がトラウトを驚かせすらしていない間、彼女は当たり始めていた!
 出だし好調!!
当たり続ける!

 私もようやく追いつき始めた!
 同じ場所から出た良型レインボー×2!
レネーは‟ショットガン・ニンフィング”をマスターした!!
 彼女の場所に割り込んで仕留めた立派なブラウン😎

昼休みは、休憩小屋で。暖炉に薪をくべて暖まった。デピューでのこれら釣り以外の楽しみが好きだ。

午後にはハッチとライズに遭遇。先日のビッグホーン川とほぼ同じ=ミッジとベイティス。クリーク上流、一筋縄ではいかない区間にいた。数匹合わせたが、ネット・写真までには至らなかった。彼女にとっていい経験になっただろう。

またニンフ開始。
 選んだ場所ほぼ全てでいい釣果だった。


私達の友人でありクリークでしばしば会う釣り人が私たちの写真を撮ってくれた。

 どうもありがとう!

 当たり続けたので遅くまで釣った。
立派なブラウン!

 立派なレインボーが続く!


実にこれは印象的な一尾だった!!
時間が経つのが速かった!!

Sunday, November 20, 2016

11月の釣りは熱い!!

今年の11月は例年より暖かめだ。風が強い日も少ない気がする。釣りは絶好調だ!

一番のオプションはやはりデピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)だ。ここ数年クリークで会い続けている釣り家族をガイドした。彼らはハードに釣る!こんなシーズン遅くに訪ねてきてくれるのはうれしい限りだ。



まだまだたくさんのブラウントラウトとレインボートラウトがイエローストーン川から遡上してきている。水生昆虫のハッチは日々・場所・天気によってばらつくが、それでも局所的にライズの一群を見つけられる。
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長いロード・トリップの後(本当にながいお話!)、釣りを再開!
まずは、リヴィングストンの街沿いの場所。
そしてやや遠征・・・・・ここがどこかわかりますか?
朝靄立ち込めるビッグホーン川。
 アクセス・駐車場所から歩いて、ウェイド・フィッシングした。
いつも通り、ニンフで始めた。しかしこの季節、水草が枯れ始め、根を失った草が大小様々な量で水面を漂っている。これは、うっとうしいと言わざるをえない。
・・・・・・・・こんな天気・状況なのに、ミッジがたくさんハッチしていた!!雪上に落ちているし、水面にもたっっっくさん流れていた!実際ライズも起こっていたが、どうも継続性がなかった。だからニンフで釣っていたのだが、当たりもないし、どうにも水草が邪魔だ・・・・・とするとついに、継続性のあるライズをたくさん見かけるようになった。
やったね!!
観察中。
 これはうれしい一尾だ!!
 御覧のよう、ベイティス・メイフライもたくさんハッチしていた!!

決して怠けたり甘く考えていたわけではないが、状況を考慮し、ミッジのドライフライはたったのボックス2つだけ携帯。ベイティス・パターンは皆無!トラックに戻るには遠すぎる。でもなぜか手元のパターンでなんとかなるんじゃないかと妙な安心感を感じた。私のオリジナル・ミッジのいくつかは、小さいメイフライのようにも見える。決して多目的パターンとして開発したわけではない。でもトラウトがそう思うなら、それで悪いことない!!自ら開発したスプリット・シャック・フローターが効果覿面だった。
カミングアウトAPEとともに。
初めてビッグホーン川を釣ってからちょうど8か月、レネーはフライ・アングラーとしてかなり成長した。今では、選択眼の厳しいトラウトに小さいドライフライで果敢にチャレンジするようになった。
彼女の一尾目は立派なブラウンだったが、私のネットの前で外れた。もちろん彼女はこの無能なガイドを責めたが😑 ・・・・そして次は完璧に合わせた!!・・・おっとっとホワイトフィッシュ😜!!
 これまた思い出深い一尾。体調はそれほどでもなかったが、この季節にしては驚くほど丸々していた!
 レネーも頑張って釣り続けた!
 やったね!!
私達は、アイダホ州、ネヴァダ州、カリフォルニア州の一部までロード・トリップに出かけていた。釣りのこと、そして二人の人生とかを話したり。
道中楽しかったが、やはり地元に戻ってきて、好きな河川でのフライフィッシングがより一層楽しくも感じられる。

冬も釣りに出かけよう!

Monday, November 7, 2016

イエローストーン国立公園ー2016年シーズンの終焉

11月6日日曜日で、イエローストーン国立公園の2016年フィッシング・シーズンが終わりを告げた。またしても実り多いシーズンとなった。レネーは5月末の開幕日を釣り、今彼女にとって初めてのシーズンを終わろうとしていた。私にとっては、公園シーズン最後の週末に出かけるのはかなり久しぶりとなった。

5日土曜日、マディソン川の最も混んでいないであろう場所から始めた。けっこう実績ある区間なのだが。昼まで釣ったが、どうにも渋かった。他に釣り人何人かとこの優雅な鳥を見かけた。
太陽が射し、明るく快適な11月のこの天気の元、場所と方法を変えた。この日私は本格派釣り人となった。彼女の手助けもしたが、自分のためにもがんばって釣った。これまた、混んでない場所で釣ったが、やはりどうも渋かった・・・・と思いきや、いい感じの構造を見つけた(記憶に入っていたけれども)。ついに当たりが来た!!すぐに良型だとわかった。追いかけつつ、そしていざネットすると、なんと公園内のマディソン川での最大級かつ最も印象深いトラウトとなった!!54㎝のレインボー!!

この日の釣り運は、私よりだった。たまには、積み上げてきた経験が役に立つこともあるのか・・・・。次の私の秘密かつ目立たない場所で、レネーは私が勧めたほど十分に釣らなかった。こうするべきだと実践したら・・・・・・久しぶりにマディソンの典型的な秋の遡上ブラウンと出会うことができた!!
この日は彼女にとって写真撮影実習日ともなった。
次には、最も人気がある場所の一つに忍び込んだ(なぜかこの午後に限って空いていた。この季節にしては珍しい!)。ついに彼女も自分自身のトラウトを仕留めた!!
そしてまたしても色鮮やかなレインボー
私の日誌・経験でも、公園内のマディソンで秋の遡上トラウトと出会えた、最も充実した日となった。
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6日日曜日、今度は公園の反対側、ガードナー川周辺で今シーズンを終えようと決めた。野生動物達も活発らしい・・・・・

この日私は自分の釣りよりも彼女のガイドに集中した。どのようにトラウトが着いてそうな場所を選び、攻略するか。これは良型のブラウンだ!!
この日は、前日同様明るく、さらには暑くもあり、魚の活性は一定ではなかったが、それでも各々の場所から当たりを拾った。
これも良い型だ!
この日から、カレンダー上夏時間が終わり、時計を一時間戻したので、私達の体や計画に影響を与えていたのは否めない。暗くなるまで釣り続けた。残された最後の光の元、レネーに当たりが来た!!私がいた場所からでも魚の頭が見えた!!・・・・・この日・今シーズンを締める大物か!?・・・・・・バレたようで、ラインの緊張がゆるんだ・・・・・映画の脚本のように進むものではない・・・・・
でもそれがフライフィッシングなのだ。彼女もがっかりしてはいなかった。なぜなら、来年もそれ以降もまた戻ってくるからだ。

全体的に、今シーズン私達のイエローストーン国立公園内での冒険・釣行を締め括るいい週末になった。
今年イエローストーン国立公園を釣った人々もまたいい経験と思い出ができたと思いたい。
来年会いましょう!