マディソンにて“母の日”カディスのスーパーハッチ！！！！

前述のように、今年はイエローストーン川での“母の日”カディス（アメリカン・グラノム＝Grannom、またはブラキセントラス＝Brachycentrus）のハッチは不発だった。しかし同時にボーズマン郊外のマディソン最下流セクション（LOWER＝ロウワー Madison）で、このハッチが期待できるかもと耳にしていた。ロウワーは一年中釣りが可能で、かなりの大物トラウトが実在する。しかし、はるかに人気のあるマディソン上流部と同じくらいの釣り人でごった返しにもなりえる。また水位が上がって、夏が訪れるに連れ、いわゆるレクリエーションの浮き輪・ゴムボートの人々に埋め尽くされる。まあ誰しも川・水辺で何をするかの選択権はあるわけだけど・・・・・・これはこのブログの主旨に合わないので・・・・・・・・

とにもかくにも、また聞きの情報に頼っていたわけだけど、釣り友達のジョーディ（ベンも参加）にロウワーをヤルゾと電話した。また別の理由は、一度ガイドが始まったら（またマスター・ブリーダーの仕事がさらにいそがしくなったら）、こっち方面には来られない。来年の冬か春まで釣ることはないだろうから。

川沿いを運転するにつれ、それはそれはたくさんのグラノムを見かけた！！期待と動機を高く持っていざ船出！すぐにも絶好ポイントを狙い撃ち！一匹目がいきなりこんななんて！！ジョーディ！いい仕事だ！！

産卵をちょうど終えたようなカンジのオスだった。

ベンも良型レインボー！！

私はこんなカンジ・・・・・・

全体的に、私が開発・調節したフライが大当たりだった！！（ここをクリック）
それでは、ハッチがどんなにすごかったかこのビデオを見てみよう！！

以下は写真ギャラリー。

ボートを埋め尽くすほど・・・・・

さらに夕方には、小さ目のメイフライ（今の所ベイティスと断言できないが）も大量にハッチし始めた！！

もちろんトラウトはこれらメイフライにもライズしていた。まるでスプリング・クリークかのように、カディスかメイフライが選択・えり好みして捕食しているトラウトもいた。

マーチ・ブラウンもチラホラみかけた。これはスピナーだろう。

ザリガニもハッチしていた！！？？実際ロウワーではザリガニ・パターンが効果的なのをお忘れなく。

カディスとメイフライの同時ハッチに、フロートのちょうど半分くらいの場所で出くわし、そこに長居してしまった。その後も終着点までトラウトは我々のドライフライにライズし続けた。ボートを引き上げるころにはほぼ暗闇。なので家にはかなり遅く戻ってきた。まだ本格的なガイド・シーズンじゃないっつうのに！！
ロウワーではもうしばらくハッチが続くかもしれない。２，３日以内に行くかも・・・・・・