しかしながら、モンタナではこれらトラウト・サーモン系以外にもフライで狙える魚種が存在するのを御存知だろうか?どちらかというと地元の熱狂者だけの娯楽かもしれない。あるいは、トラウト河川があまりない州・国の人々がモンタナを訪れたいよう、モンタナのトラウト・アングラーがトラウト以外の魚種を釣りたいのかもしれない。これは決してトラウトに飽きたというわけではない。私だって、モンタナ中にいずれ釣りに行きたい河川湖沼がたくさんあるし、頻繁に釣る川では常に次のまだ見ぬ大物を狙っている。私の場合、新しいことに挑戦し、自らの地平線と経験を広めるためだ。
愛しきパートナーと共にそんな場所に出かけた。と同時に私の真新しいエコー・ドライ6番ロッド、レディントンのライズ・リール、リオのグランド・ライン一式のデビューでもあった。またパタゴニアのリオ・ガレゴス・ウェーダーにて様々な自然要素を防御。
目的はあったけれど、何も期待せず釣り始めた。それっぽいフライを結び釣り続けた。突然当たりが来たが、姿を見る前に外れてしまった。でもトラウトの当たりとは違うと感じた。次の当たりには慎重に対応し、無事引き寄せた。これこそ新6番セットの第一尾だ😂🎉
これが二尾目。ウォールアイ(スズキの仲間)。
なんてキバしてるんだ😨
すると、私達が期待していたこと・この日の目的を見るようになった。コイツラはトラウトと同じくらい難しく捕まえにくい。フライフィッシングで狙うのは、トラウトへと同じくらいテクニックが必要になる。試行錯誤の末、自らを調節した。ついに合わせた。やった👍❗❗しかし瞬時にやや恐怖を感じた。わかっていたけどコイツラはトラウトより遥かに重く強いファイトをするからだ😨😲。なんとか浅瀬に寄せ😥レネーのアシストもありなんとか捕らえた😲
そう、モンタナでも鯉😂😎🎊🎊
もちろん、これまで釣り上げたどんなトラウトよりも大きい。
私は鯉に特別な思いがある。中山間地域で育ち、練り餌で鯉を釣るのは当たり前の遊びだった。そしてフライの雑誌111号「モンタナ・アウトフィッター手記」に書いたよう、東京で大学時代にフライフィッシングを始め、まず没頭したのが多摩川支流浅川での鯉だったのだ。メンディング、合わせ、そしてファイトと寄せ、これらは今でも大型トラウトと対峙するときに役に立つ。鯉へのフライフィッシングこそ、まさに私の超原点なのだ。
モンタナの鯉へのフライフィッシングはトラウトを狙うのとはかなりの変化だ。異なる、とは言わない。なぜなら、どちらも同じくらいテクニカルだし、ただ近づくだけでも高次元の“釣りのセンス”を要求される。決して外道などと甘くみてはいけない・・・・・・スプリング・クリークで選択眼厳しく選り好みでライズを繰り返すトラウトと対峙するのと同じくらいのフラストレーションを感じること間違いナシ。
もしモンタナでトラウト以外の寄り道をしたかったら・・・・いいかも😏
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