このポストでは、マディソンのイエローストーン国立公園内(Madison in the Parkと言われる)の流れについて皆さんに紹介したいです。公園内の流れは、22km=14マイルほど。写真左側を流れているギボン・リバーと右側のファイアーホール・リバー(これら二つの川も後ほど紹介したいです)が合流してマディソンは生まれる。この場所はMadison JunctionまたはJunction Poolと呼ばれる。
ここから下流へ11km=7マイルは草原の中をゆっくり流れていき、世界最大のチョーク・ストリームと言われている。道路はほぼ川に沿っているので、アクセスは簡単つまりたくさんの釣り人を集める。しかし、釣りは決して簡単ではない。たくさん釣り人がいるからトラウトが怯えているのではないかと、思われる方々もいらっしゃるだろうが、そうではない。むしろ大自然でのキャッチ&リリースなので、トラウトの個体数は豊富である。それでも決して簡単には釣れない。季節に応じたハッチとフライパターンを学ばねばならず、そのうえ水の流れとポイントを読み、慎重にアプローチせねばならない。このセクションを釣っている人々の中たったの20%のみが実際に魚をあげている、と言われる。積み上げた経験により、私は幸運にもこのセクションで常にトラウトを上げられるようになった。
初夏の6月にハッチするサイズ14と大き目のカディス。White Millerと呼ばれる。
そして最も有名であろうメイフライ=Pale Morning Dunのハッチ。写真は私のウェイダーに流れ着いたニンフ。
トラウトはドライフライにライズし、 釣り人もライズに一喜一憂するが、大き目のトラウトはちょうど浮き上がってくるニンフを水面すれすれで”スライス”するのである。いわゆるフローティング・ニンフの釣りは決まると快感である。
ハッチが無かったり、ハッチの前後のゆっくりした時間なら、マディソンのトラウトにはもちろんストリーマー が効く。たったの40cmくらいのブラウンだったが、私の10cmのストリーマーをガブリ!!
タイミングと状況が合えば ブラウンだって大型ソフトハックルを無視することはできない。
そして今シーズンの締めは11月6日またしても私のデザインでレインボーを上げた。今月も釣りに行って、人生初めて一年中毎月フライフィッシング完走したいけれど、このレインボーが今年最後のトラウトになってもいいかなと思っている。
ここまで、書いてもまだまだ話足らない。またもっともっと載せたい写真がある。
私にとって、マディソン、特にイエローストーン公園内は、本当に言葉では言い表せない川です。
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