Thursday, December 30, 2010

2010年カウントダウン-その2

第5位:ドライフライでマッチ・ザ・ハッチ。マディソンではどのセクションでも、どの季節でもニンフとストリーマーがトラウトへの近道だが、ハッチが始まって、トラウトがあちらこちらライズし始める光景はたまらない。その中に踏み入ってドライフライでの釣りは、しばしば釣り人のフラストレーションを引き起こすが、今シーズン私はフラストレーションより楽しみの方を多く経験できた。しかも、マディソンのイエローストーン公園内で経験できたことは、私の釣りの経験と自信を高めてくれた。まずはカディスで。

そして一番有名メイフライのPale Morning Dunのハッチでも。

第4位:困難を乗り越えたファイアーホールのハッチ。6月末のファイアーホール川でのある特殊なカディスのハッチへの遭遇とその謎と困難を乗り越えた経験は、第5位のマディソンでのハッチよりさらに大きなドライフライでの経験となった。詳細はいずれ”好きな川”シリーズでポストします。30cmのレインボーを釣るのに何度キャストしたことか。

また同じクラスのブラウンをその日の夕刻がせまる最後の最後で上げたときは、集中が途切れて、喜ぶ前にホッとした達成感・安堵感に報われた。

第3位:リヴィングストンのスプリング・クリーク。今年もやはりリヴィングストンのスプリング・クリークは期待を裏切らなかった。「そんな短い川にわざわざアクセス料金を何度も払って楽しいの?」と思われる方もいるかもしれないが、すぐ下のアームストロングへの感想を込めたポストをもう一度読んでくださいよ。まず4月上旬、イエローストーン川のアームストロング側の岸から対岸に位置するネルソンにて。
そして11月3日にはアームストロングを独占して、澄み切った大空の元、平和かつ伝統的な牧場の景色に囲まれながら楽しい日を過ごした。来年はもっと訪ねることになるのは間違いナシ!!

第2位:大き目カットスロート。ワシントン州での生活と釣りは、モンタナへの釣行の準備と練習でしかなかったが、本気で大物だけを追いかけてみた。大きめカットスロートが姿を見せ始めた。

これは今までの釣りの経験において、最大のカットスロートで、かつ 最もかっこいい面構えのトラウトのひとつ。魚体、斑点、黄金とピンクのエラと腹、そして鮮やかなオレンジのスラッシュ、どれをとっても完璧な芸術だ。

そして今年最も印象に残った経験は・・・・・・・ 何これ?トラウト?

第1位:アクシデントでキング・サーモン。第2位の大きめカットスロートを狙っていた同じ川で偶然にも34インチ=86センチものキング・サーモンを上げた!!しかも6番ロッドで!!

アクシデントとはいえ、起こるべくして起こった偶然だと断言できる。私は6番ロッドとシンキングラインとストリーマーで大物トラウトのみを狙う釣り方をしていたのだ。リーダーは確実にフックしてしっかりファイトできるよう合計5フィートくらい、下の2フィートは15ポンドにしておいたのだ。魚の体重推測公式によると、15ポンド=6.8キロだったが、両手に感じたら20ポンド=9.5キロくらいあったと思う。

いやー今年は本当に釣りまくった。来年はさらにもっとできますよう。
それでは、皆さん良いお正月を迎えてください。

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