仙台での大地震のニュースをインターネットで知りました。こちらの友達が私の実家は大丈夫か、などと心配してくれました。モンタナは内陸部なので津波の心配はありませんが、”対岸の火事”などとは決して思えません。神戸以来の大災害ですし、また関東一円にも恐ろしいほどの揺れがあったと読みました。出発前に栃木県の家族に連絡を取ります。皆様の無事を祈っております。
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12日から、ガイドの講習会を兼ねてBighorn (ビッグホーン)へ一週間ほど釣りに行きます。
まず釣りの前に、地理的、歴史的なことをぜひ紹介したいです。まず私が住むモンタナ南西部(リヴィングストン、ボーズマン、イエローストーン公園を含む地域)から車で、2時間東へ向かうと、少しづつ標高が下がり、また山や森が減り、最終的には川沿いにしか木が生えない大平原になります。降雨・降雪量もモンタナ西部を比べてかなり低いので、空気も土地も乾燥しています。日本の日本海側と太平洋側がさらに極端になった感じと言えるのではないでしょうか?この何もない大平原を運転していると、あまりにも退屈になるときもあります。
地域の歴史としては、あのカスター将軍が討ち死にした戦地を含み(リトル・ビッグホーンと呼ばれる)、記念碑、墓、博物館などもあります。ビッグホーンはクロウ・インディアン居留地内を流れているので、酒は販売されておりません!!(私はカナディアンウイスキー持参!!)モンタナだけでなく、どの州においても、居留地内の釣りや狩猟に関してはいろいろな規則や取り決めがあるのですが、ビッグホーンは州と部族の間で合意に達して、今ではモンタナの公共の川なので、モンタナ州のフィッシングライセンスを持っていれば誰でも釣れます。
ここからスタート。Afterbay(アフターベイ)ダムです。
しかし!!ここ2,3年の冬の間たくさんの雪が降るようになり、夏も異常に暑くはなってないので、各河川で水量が戻り、魚の個体数も回復の兆しで、釣果も安定してきました!!上記の裁判は、両州とも忘れてしまったようです。
ある日のビッグホーンでまあまあそこそこのブラウン。
そしてその名声のため一年中続く人の群れ・・・・・
まあ、今の時期はそれほど混み合っていないはずです。ミッジのハッチでドライフライに反応があるかどうかは疑わしい・・・・・・・自らデザインした必殺スカッドだけで充分だろうと思います。
楽しい釣行になることは間違いないでしょう。
ビッグホーンはマディソンやイエローストーンに比べてかなりゆっくりなので、ドリフトボートからの釣りが初めてのアングラーには最適の川だと思います。一年中オープンで、ダムからの放水なので凍りつくことも、春先の雪代もありません。逆に言えば、マディソンやイエローストーン川が氾濫しているときは、ボーズマンやリヴィングストンのガイドの行き先にもなります。
かなりの辺境地なのでインターネットの電波があるかどうかは疑わしいのですが、最新情報によると、ワイアレスがあるそうです!!??しかし携帯電話の電波はないとのこと・・・・・・・
かなりの辺境地なのでインターネットの電波があるかどうかは疑わしいのですが、最新情報によると、ワイアレスがあるそうです!!??しかし携帯電話の電波はないとのこと・・・・・・・
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