Wednesday, September 13, 2017

ビッグホーン川のトライコ・ハッチー伝説が現実になる川

一週間にも及ぶビッグホーン川のガイド・トリップから戻ってきた。疲れ切った体で、たくさんの思い出、貴重な経験、観察ノート、次回への改善・宿題を持ち帰った。クライアントと私は文字通り夜明けから日没まで釣り続けた。私達は、ビッグホーンの伝説的トライコ・メイフライのハッチとスピナー落下を最高潮の時期に訪れた。私のイエローストーン川での経験=ボートの操作と流れ・構造の読み解き方=とリヴィングストンのスプリング・クリークの経験=マッチ・ザ・ハッチと諸々のテクニック=のおかげで、この特殊な川の特別な季節にすぐに調節することができた。釣りのテクニックとフライの選択はもちろん、同時に他のガイドや釣り人が何をしているかも瞬時に把握できた。私達は一日中、そして一週間ずっとドライフライで釣りまくり、たくさんのトラウトを釣り上げた。大げさ・誇張無しに、これほどの水生昆虫のハッチとライズを繰り返すトラウトを宿す川は世界中にもないだろう。そしてすべてのトラウトは良型かつコンディションも良い。

以下、写真が語ってくれるであろう。

9月3日、地域にチェックインし、数時間ウェイディングしながら釣った。難しいライズを狙って当たりは出なかったが、水生昆虫の数に驚愕した。来るトリップへの期待感が高まった。
 次の日から、いざ公式トリップがキックオフ!
この川でのこのハッチには誰もが早起きする😪
トライコの雌。

 そしていざ何百万ものスピナーの飛来と落下が始まった😨

 モンタナ東部の空は大規模の野火・山火事のせいで煙ががっていた。
別名ビッグホーン・ターポン😂
私達は、午後もコンスタントにライズを見つけ釣り続けた少数派だろう。



夕暮れのブラック・カディスのハッチはこれまたすごかった😲😎



また次の朝。
 朝日と共に釣りを始める釣り人達。
私にとって、この大型トリップのハイライト=トライコ・ダブル😁😎👏👏 
またしても夕暮れ。
私のウェイダーはカディスの卵を植え付けられていた!?
アフターベイ・ダムの上空にあるのは朝方の月だ😪







いろいろな釣り人と川を共有した

ビーバーが見えますか。



交尾していたのはトライコとカディスだけではなかった。ハネアリ達も交尾と飛行の季節だった。

毎朝私のボートはトライコの休憩場になった。


 9月10日、トリップ最終日は最高の日になった。
午前6時58分、その瞬間をとらえることができた。
このたった3分弱の間にどれほどライズを数えられますか?
大型も出た!

そして夕暮れ

締めのレインボー😀😎👏

おぉ~~~なんてトリップだったことか😌
ビッグホーン川:伝説が生き続け、夢が現実になる川。
リヴィングストンのスプリング・クリーク、イエローストーン川、イエローストーン国立公園と共に、ビッグホーン川は私の御用達のガイド目的地だ。
近い将来モンタナ釣行を考えているなら、ビッグホーン川は絶対考慮すべきだ(さらに詳細情報を含むページを近々掲載の予定!)




Saturday, August 26, 2017

真夏レポート

8月が過ぎるに連れ、また熱波がやってきたようだ。それでもほとんどのモンタナとイエローストーン国立公園の河川は、平均かやや上の水位で冷たく流れている。どこに出かけるか、そして何をすべきかを知ることが大切だ。真夏になると、春や初夏に経験した、とあるひとつの水生昆虫の集中したハッチは収まりつつある(例えば、スプリング・クリークのPMD)。その代わりに、複数の水生昆虫が程好い数同時にハッチし、またバッタ・アリ・甲虫などのテレストリアルがトラウト用“季節限定メニュー”として陸上から降り注ぐ。いうなれば、楽しくも厳しくも、“ドライフライ月間”と言って過言ではない。

イエローストーン国立公園の私のお気に入り・御用達の河川のひとつは、今シーズン私とクライアントにとってかなりいい釣果を提供している。大型トラウトが頻繁に出ている。とはいえ、決して簡単ではないが😏

そしてビッグホーン川のドライフライ天国がやってきた👍😎❗
上流の大きなリザーバーを堰き止めるダムの下部から流れ出るこの川は、トラウトにとって最高の環境で、一年中いつでも最盛期になりえる。とはいえ、今シーズン始めは、上流のワイオミング州のかなりの積雪量のため、歴史的高水位に見舞われたが、徐々にいつもの状況に戻った。

9月初めからの大型ガイド・トリップの前に師匠と友人とスカウト釣行に出かけた。
水生昆虫のハッチは物凄いの一言😲❗❗
早朝一番のトライコ・メイフライのスピナー落下に始まり、スュードクロエン(より小さいベイティス・メイフライ)が続く。トラウトはこれら小さいメイフライをここぞとばかり吸い続ける。でも私たちのフライとプレゼンテーションにはかなり選択眼厳しい。

午後のカディスのハッチも食い放題になる。


珍種ゴールドアイ。雑魚と思うことなかれ。トラウトのようにライズもジャンプもするし、何よりファイトがいい!
トライコのスピナーになるための抜けがら。
午後のテレストリアルも効果抜群
朝日の下で
 朝食チェック
午後のカディスのオヤツ。
私もたまにラッキー
華麗に強い!
テレストリアルで今回一番のブラウン👍❗
周辺の牧草地の牛たちは川に涼みにやってきて、茂った水草をオヤツにしていた😂

まだビッグホーン川に挑戦したことがないなら、ぜひ近い将来のために計画すべきだ。本当におもしろくかつ特別な河川だ。地理的にも地域の歴史的にも興味深い。私にとっては、イエローストーン川・イエローストーン国立公園の河川・リヴィングストンのスプリング・クリークと同じくらい好きで、かつ同じ量の集中力でもって釣りに挑む。

来月初め、今度はクライアントを伴ってのガイド・トリップのためまたビッグホーンに戻る。たくさんの思い出と写真と共に戻ってこれれるよう👋

Monday, August 14, 2017

モンタナでも鯉

モンタナは世界中でもベストのフライフィッシング目的地のひとつといって間違いではないだろう。冷涼な気候と冷たく流れるたくさんの河川湖沼。原種と放流され野生化した種。これら各種とそれぞれが棲む河川湖沼を追いかけるのは生涯かかるかもしれない。
しかしながら、モンタナではこれらトラウト・サーモン系以外にもフライで狙える魚種が存在するのを御存知だろうか?どちらかというと地元の熱狂者だけの娯楽かもしれない。あるいは、トラウト河川があまりない州・国の人々がモンタナを訪れたいよう、モンタナのトラウト・アングラーがトラウト以外の魚種を釣りたいのかもしれない。これは決してトラウトに飽きたというわけではない。私だって、モンタナ中にいずれ釣りに行きたい河川湖沼がたくさんあるし、頻繁に釣る川では常に次のまだ見ぬ大物を狙っている。私の場合、新しいことに挑戦し、自らの地平線と経験を広めるためだ。

愛しきパートナーと共にそんな場所に出かけた。と同時に私の真新しいエコー・ドライ6番ロッド、レディントンのライズ・リール、リオのグランド・ライン一式のデビューでもあった。またパタゴニアのリオ・ガレゴス・ウェーダーにて様々な自然要素を防御。
目的はあったけれど、何も期待せず釣り始めた。それっぽいフライを結び釣り続けた。突然当たりが来たが、姿を見る前に外れてしまった。でもトラウトの当たりとは違うと感じた。次の当たりには慎重に対応し、無事引き寄せた。これこそ新6番セットの第一尾だ😂🎉
これが二尾目。ウォールアイ(スズキの仲間)。
 なんてキバしてるんだ😨

すると、私達が期待していたこと・この日の目的を見るようになった。コイツラはトラウトと同じくらい難しく捕まえにくい。フライフィッシングで狙うのは、トラウトへと同じくらいテクニックが必要になる。試行錯誤の末、自らを調節した。ついに合わせた。やった👍❗❗しかし瞬時にやや恐怖を感じた。わかっていたけどコイツラはトラウトより遥かに重く強いファイトをするからだ😨😲。なんとか浅瀬に寄せ😥レネーのアシストもありなんとか捕らえた😲

 そう、モンタナでも鯉😂😎🎊🎊

これは生涯二番目の淡水での記録だ(一位はキング・サーモン)。
もちろん、これまで釣り上げたどんなトラウトよりも大きい。

その後、私達どちらも何回か合わせたが、コイツラは常に捕り込めるとは限らない。

私は鯉に特別な思いがある。中山間地域で育ち、練り餌で鯉を釣るのは当たり前の遊びだった。そしてフライの雑誌111号「モンタナ・アウトフィッター手記」に書いたよう、東京で大学時代にフライフィッシングを始め、まず没頭したのが多摩川支流浅川での鯉だったのだ。メンディング、合わせ、そしてファイトと寄せ、これらは今でも大型トラウトと対峙するときに役に立つ。鯉へのフライフィッシングこそ、まさに私の超原点なのだ。

モンタナの鯉へのフライフィッシングはトラウトを狙うのとはかなりの変化だ。異なる、とは言わない。なぜなら、どちらも同じくらいテクニカルだし、ただ近づくだけでも高次元の“釣りのセンス”を要求される。決して外道などと甘くみてはいけない・・・・・・スプリング・クリークで選択眼厳しく選り好みでライズを繰り返すトラウトと対峙するのと同じくらいのフラストレーションを感じること間違いナシ。
もしモンタナでトラウト以外の寄り道をしたかったら・・・・いいかも😏