Monday, January 10, 2011

ネルソン・スプリング・クリーク

アームストロングに続き、ここリヴィングストンから日本の皆さんにぜひ御紹介したいクリークがあります。ネルソン・スプリング・クリークはイエローストーン川の東岸にあります(アームストロングは西岸)。ホームページはここをクリック。アームストロングがオヘア牧場内を流れるのと同じく、ネルソン・クリークもネルソン牧場内を流れています。ネルソン家とネルソン・クリークもオヘア家・アームストロング・クリークと同じような歴史があります。ネルソン氏は19世紀後半の西部開拓時代に定住し、牧場を始めて、今ではもう何世代も同じ家族が牧場を続けているのです。ただオヘア牧場とアームストロング・クリークに比べて、ネルソン家の牧場とクリークは半分くらいの大きさなのです。



クリークはちょうど1kmくらいで1日たったの6人までの予約制です。ネルソンはアームストロング同様、レインボーとブラウンが半々に存在し、平均14から16インチ(35cmから40cm)ですね。ブラウンを釣り上げるたび思うのですが、斑点や色づきはそれぞれの河川によって個性的なのですよね。


ネルソンにもアームストロング同様、早瀬と深いプールがあるが、浅い池のような平らかつ鮮明なセクションが存在する。トラウトはそこを自由奔放にクルーズしているのである。なので、ドライフライでもニンフでも、さらにはストリーマーでも!!サイト・フィッシングの楽しさと難しさと経験できるのです!!この45cmレインボーはそんなサイト・フィッシングで合わせた。

ストリーマーでサイト・フィッシング?日本の皆さんだけでなく、アメリカ全土のアングラーもスプリング・クリークはメイフライやミッジのドライフライでの釣りである!!、また6Xでも太過ぎる!!などと、想像あるいは偶像化しますが、ちょっと見方を変えてみるとトラウトの本能が見えてくるのです。これらのスプリング・クリークには昆虫だけでなく、ヒルやカジカも豊富なのです。だからトラウトは小さな水生昆虫をたくさん食べるより、チャンスがあれば大き目の食事を摂ろうとしてガブリ!!と来るのです。このような釣りをするとき、私はスプリング・クリークでも6番ロッドて2Xのティペットなのですよ!!

そんな風にして釣り上げた48cmの大物ブラウン。

ハンサムかつ精悍な顔をしてますね!!

ネルソンは一年中オープンで、一日6人限定の予約制です。ですから週末でも混み合うことなく、伸び伸びとキャストできます。ピクニック用のテーブルとベンチがあるので、その日に釣り場を共にする釣り人と昼食時の会話を楽しめます。季節によるアクセス料金はアームストロングと同じく、10月15日から4月14日まで1人当たり1日40ドル、4月15日から6月14日まで同75ドル、6月15日から9月14日まで同100ドル、そして9月15日から10月14日まで同75ドルになります。アームストロングのポストに書いたように、モンタナの家族経営の牧場は、経済的な理由で年々減りつつあるのが現状なのです。なので、オヘア家やネルソン家という伝統的な牧場とクリークを未来へ残すため、私達が払うアクセス料金が少しでも彼らの役に立てればと思います。

ネルソンでのサイト・フィッシングは日本の山岳渓流でのヤマメやイワナの繊細な釣りを彷彿させると断言できます。そして繊細な釣りであるのに大物トラウトがガブリ!!と来る光景は、最大限の驚きと興奮になることでしょう!!6Xのティペットで50cmの大物をライズさせて釣り上げることも夢ではありません。
クリークの地図・釣り方・有効フライなど質問がありましたらメールしてください!!

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