今日は、仕事が休みでかつ、またしても外出にはいい日。今日はなぜか無性にイエローストーン川を今年初めて釣りに行きたいと思った。これは決してデピューに飽きた、とか知り尽くしたとか、などの思い上がりからではない。デピューは今、移行期でかつ「トラウトを少しでも私のフライから休ませてあげた方がいいだろう」と判断したからだ。その他の目的と観察もあって、家から近くのイエローストーン川の畔に向かった。でも、この風景から、私がどこを釣ったか、またクリークへの愛と興味をわかってもらえますね??
まずは小さいけど健康的なレインボーを釣った。氷の上に引き揚げて簡単に写真。
そしてホワイトフィッシュも元気なのを確認!!3匹上げたが、これが一番大きかったか・・・・・彼らが無事生き残っていることを確認できて、ある意味うれしくも安心したかな・・・・・??ネイティヴ種なんだから、外道と言うことなかれ・・・・・・
さらに釣りを続けると、ライズをポツポツ見始めた。すぐにもっとたくさんのライズを一定のリズムで見るようになった。水面を観察して見ると、なんとミッジがハッチしていて、気温は氷点下ちょっと上にも関わらずトラウトはライズしていたのだ!!サイズ20番で黄緑色系。
同時に恥ずかしくもあった・・・・・・。ストリーマーとニンフの混合の釣り方をしていたので、6番ロッドとシンキング・ラインだったし、ミッジを詰めたボックスも家においてきたのだ・・・・・。トラックに急いでもどって5番ロッドとフロート・ラインを持ってきて、小さいアトラクタードライで釣ることも考えたが、戻って来たらハッチは終わりかもしれない、と思ってあきらめた。少なくとも、その判断は正しかった。ハッチとライズは午後1時から始まって、30分ほどは継続的だったが、その後はチラホラだった。
これだからこそ、イエローストーン川は、フライフィッシングの最高の教科書なのだ。「イエローストーン川の流れを読んで、常にトラウトを上げられるなら、世界中どこに行っても、立派な釣り人になれるであろう」とは、私の師匠(トム・トラヴィス)の師匠(ドン・ウイリィアムス)による言葉だ。なんて含蓄の多い引用だろうか。ガイドとしてだけでなく、一釣り人としてもいろいろ習い続けることがある。
来週また、デピューとイエローストーン川を釣る予定。できれば毎日釣りに出かけたいけど、同時に、ゆっくりして観察に時間を費やすのにもいい季節だ。
少なくとも、冬の川に転び落ちたくないし、それがどんな気分になるかは、知っている・・・・・
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