Tuesday, January 18, 2011

イエローストーン川:ドリフトボート

日本の皆さんにモンタナ釣行のカタログが無事届いたようで安心しました。メールとブログへのアクセスありがとうございます。さて、それでは、リヴィングストンを訪れるなら、スプリング・クリークと共に忘れてはいけないのは町を流れぬけるイエローストーン川のポストです。まずはボートでの釣りについて。
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イエローストーン川はアメリカ本土の48州において、ダムが存在しない最長の川である。その流れはまさにあるがまま。ある程度慣れたアングラーならアクセスとポイントをしぼってウェーディングでの釣りも可能だが(次にポストします)、ボートからの方がより多くのセクションとポイントに向かってキャストできる。


もう何度も載せてしまったけど、これほど大きいホワイトフィッシュは湖以外ではそう滅多に釣れない・・・・・
そのあるがままの流れの故、水位は時折予測不可能かつ危険にもなる。特に4月末から5月中旬くらいまでは、春の暖かい日差しによる雪解けと0℃前後の気温の繰り返しで水位も水の色も毎日変化する。そして6月になったらもう完全に雪が解けて、そのチョコレートコーヒー色の洪水は圧巻・・・・・
しかし、その4月末と5月初めのあいまいな時期は、リヴィングストンのガイドとスタッフによると、大型ストリーマーによる一年の内最大のブラウントラウトがあげられる時期なのである!!
この時期は雪解けが始まるくらいだから、水温が徐々に上昇し始める時期でもあり、またイエローストーンのような大きくて深い川は決して透き通った水にはならない。水温の上昇によりまずトラウトが活性し、ちょっと濁った水だからトラウトは大型ストリーマーをミノーやカジカや赤ちゃんトラウトと思って、春の荒食いが始まるのだ!!
典型的なストリーマーによる大成功の日とは、1日たったの8匹くらいしかあげれなかったが、どれも45cm以上、しばしば60cm以上の固体が報告される。(私も24インチ=60cmのブラウンを釣りましたが、ある理由で写真が駄目になったのでポストできません。)


この日の当たりフライ、ダブル・バニー(Double Bunny)はこれらの大物によって噛み砕かれてしまった・・・・・・・・・・・強力瞬間接着剤で貼り付けた皮が剥がされるとは・・・・・・

同じく効いたのが、この二本針のアーティキュレイション・パターンのスカルプズィラ(Sculpzilla)。(関節と訳されるでしょうか。日本にもこんなパターンは出回っているのですか?)

さらにイエローストーン川では、20cmから30cmもの生餌を使ったアングラーがしばしば30インチ=75cmものブラウンを釣り上げるといわれる。さすがにそれまでのフライを巻いてキャストするのはほぼ無理なので、少なくとも6インチ=15cmのストリーマーを上記のダブルバニーとスカルプズィラを基に考案してみた!!!!!


・・・・・・・・・・・・な~~~~~んてこれは冗談で巻いたフライです。

イエローストーンの流れはまさしく野生的で、そこに住むトラウトも本当に野生的です。

また4月末から5月初めの時期には、タイミングが合えば「母の日」カディスの大量ハッチも期待できるのです。なので私達も今年はこの時期はどうなるのか、今から期待と興奮と不安でドキドキしてます。

この時期は日本ではちょうどゴールデンウイークの大型連休ではありませんか!?仮にイエローストーン川が雪解けの洪水で釣りにならなくても、スプリング・クリークはその心配はありません。またこの時期は、こちらでは本格的に釣り人が集まる前で、のびのび釣りを楽しめます。ゴールデンウイークに海外旅行を計画されるなら、ぜひモンタナ州リヴィングストンへお越しください!!!!

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