Tuesday, October 9, 2012

"G"川のフォール・ランナー

再び川に見参!!良い本を読んで心が潤され、モンタナ産の鹿肉を喰らって体が栄養補給された(前回のポスト)。なので"G"街の"G"川に向った。イニシャル使ってるけど、秘密なわけじゃないし、もうどこか気付きますよね?ちょっとタイプの怠け・・・・・。ガイド当日かのように、朝起きて、身支度を整え、朝飯を食べて、家を出た。それにしても私達の夏・いそがしいガイドの日々は遥か昔のような感覚にならざるをえない・・・・・・・・・・運転は日の出前で暗い中だし、川に着いたら、冬用の帽子と手袋を着用していた。

とにかく、最後に釣りしたのは、まるで昨日かのように当たり前に釣りを始めた。雌エルクの群れが川を横切るのを見た。すると何か聞こえる・・・・発情のさかり声だ、と思ったら・・・・・・・・「あーどうも、ボクは人工授精師です。君もそうか?ライバル会社に働いているの?」とあいさつして逃げた。(あえて写真は切り取らないで。)

さてフォール・ランナー=Fall Runner=秋の走者とは何を指すのか?まず私は走らないから、私ではないし、秋に交尾の時期が近づいて走り回っている野生動物のことでもない。"Y"川から"G"川へ秋に産卵のために溯上してくる大型のトラウトのことだ。秋が産卵期のブラウンの動きが活発になり、ブラウンの卵を狙って、レインボーとホワイトフィッシュも続く。ホワイティーも産卵期なのだ!!
まずレインボーで開幕・・・・・・・

 次もレインボー

そしてブラウン・・・・・・どれもこれも色合いが秋モードだが、ランナーと定義される大きさではない。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大物狙いの釣りといえば、それなりのフライや作戦を想像するだろうが、頭に入れておきたいことは、この時期だからこそ、ある特定の時間帯にベイティスとミッジがハッチし、トラウトもライズを繰り返す。この状況は、自らの手の重めの仕掛けを忘れ、ドライフライで楽しみましょう。ライズしている固体は小さいかもしれないが、その内の数匹は必ず大きい!!
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
日の出が遅いなら、夕暮れは早い、夏よりずっと早い。大岩がゴツゴツかつ、ポケット主体の"G"川で、トラウトが心地よく産卵ベッドを作りそうな場所・区域はどこか?考えろ!!分析しろ!!夕暮れが近づきつつあるとき、遂に絶好ポイントに辿り着いた!!40cm級の丸々太って産卵準備オッケーのホワイティだ!!

次は43cmだ!!

さらには45cmだ!!

このまま終わっていたら、ただの冗談ポストになっていただろう(もちろんコイツラの引きを楽しんだけれど)。私の観察、分析、忍耐は報われた!

ビード・ヘア・カパー(クリックするとユーチューブの巻き方ビデオ)を家に忘れること無かれ!!もしくは日本で巻いてから起こしください!!





心身復活を遂げた最初の釣行は大成功に終わった。これから日々は短く寒くなるが、私の秋の釣りは長くかつ熱いこと間違いなし!!

No comments:

Post a Comment