今日は起きた瞬間、なぜこんな日に釣りに行かねばならないのか不思議に思った。少なくともリヴィングストン特有の強風はない。それでも・・・・・朝9時の段階でこんな感じ・・・・・・
そうか“釣り痘”に感染してしまったのか・・・・・・(この張り紙はデピューの真ん中の小屋内で見られます)。
冗談はさておき、がんばって釣った。優秀なガイドになりたいという願望の下、釣りこそ私の仕事である。しかし今日は練習・修行の域を超えた荒行・拷問に近かった。さらには、釣り人は私だけなのを知っていたにも関わらず、敢えて人気が無く、難しいセクションを選んだ。何を考えていたのか?実は昨日習ったことを、さらに完璧に会得したかったのだ。そしてその任務は達成された。
“ショットガン・ニンフ”により私自身の「ロイヤル・レイ・チャールズ」がデピューのトラウト複数から賛同を得られた。
上あごのど真ん中!!
勇敢なのは私だけではなかった。この小さいカワイコちゃんは方向を見失ってしまったのか、凍て付くイエローストーン川の真ん中まで歩いていた。無事岸に戻って来たことを願う・・・・・
ランチと同時に解凍作業!!
お腹にも燃料を補給し、午後の部開始。またしてもショットガンで当たり、ネット、バラシの繰り返し。かなりファイトしたなかなかのレインボーはエッグに来た!!
そして昨日と全く同じ現象発生。上のレインボーの撮影を終えて、すぐほぼ全く同じ場所で今度は立派なブラウンがガツンと来た!!いい面構えしてますな!!
昨日の経験から、魚を無理矢理寝せようとして、全体像の写真を撮るより、セルフタイマーで“ニコパチ”した方が、手っ取り早いし、袖を濡らさないで済むことがわかったから、おそらくこれが最高だろうと、手袋を脱いで、両手のみ犠牲にした。
ところが間違っていた!!さらに釣り上がっていくと、さらに立派なブラウンが出てきた!!この場所はほぼ絶対見逃されるし、かつショットガン・ニンフでなければこのトラウトへのアプローチは不可能であっただろう!!!!
これはちょうど小屋の真ん前だったので、ダッシュで戻ってまた暖まった。そして夕暮れが近づくにつれ、クリークからは靄というか蒸気が立ち始めた・・・・・太陽が西の山に沈んだ瞬間に一気に気温が落ちるから、今日の目標を遂行すべくもうちょっとがんばってみた。
これで最後!!ハッピー!!
今日は今までで最高の経験のひとつといえる。とても満足感がある。自らを極寒に追いやり、クリークに転ぶことなく生き残ったことがひとつ。そしてデピューのこの区間のウワサと都市伝説を解決したのだ。さらにはたくさんのトラウトに触れることができたし、新しいテクニックとセオリーも自分の物にしつつある。ショットガン・ニンフがなぜこんなに有効なのか分かった。それを書くのには2,3ポストしなければならないから割愛する。しかし昨日ポストしてユーチューブのヴィデオをもう一度注意深く見返せば皆さんもわかるはず。
明日から数日はまた風が吹き荒れるらしい・・・・・次はいつクリークを訪問できるのか・・・・・・
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