涼しい天気が続いている。イエローストーン川は文字通り縮んでいる。水温が低いであろうことは気になったが、風はほとんどない穏やかな天気で、外出にはちょうど心地よい具合だから、午後遅く、川に向かってみた。水が低くかつ澄んで、また流れを読むのが楽になった。一番初めに観察したことは、なんと春ベイティスが大量にハッチしていたことだ!!このハッチは、自らにとって、この春最高と言っていいだろう。
もちろんカディスも大量にハッチしていた。最近数回の釣行より、さらに数が多く、もちろんトラウトはしっかりライズしていた!!一番目に掛けた個体はかなり大きくフライごとティペットを切られた。次に“マザーズ・デイ・アイリス”(パークス・フライ・ショップのオリジナル)を結んだ。
今度は逃さなかった!!引きが強い良型のレインボー!!どの魚も雪代前の最後のトラウトになり得る。ハッピー!!
ベイティス専門のボックスは家に置いてきてしまった。しかし、私は常にもしものため、2・3アトラクターを必ず携帯している。マイクロ・ウルフ・クリップルがいい仕事をした!
ベイティスにライズしていたのは小さめの固体だった。もちろん数匹大きめのトラウトがライズして合わせたが、ばれてしまった。
信じてもらえるかどうか、またしてもラヂオ・トランスミッターが付いたカットスロートを捕らえた!!しかし写真の準備をしている内に、手からネットから逃げてしまった。ひょっとしたら同じ固体だったかもしれない。まあ前の固体が写真に協力してくれたから、それに感謝。
この涼しい天気は来週半ばまで続く模様。つまりそれまで楽しく釣りもできるし、ボートでも下れるという予報。その後、今度こそ本格的に雪代が始まるか・・・・・・。
もしも、日本から今年のゴールデン・ウイークにモンタナ釣行を計画したら、カディスのハッチもストリーマーへの荒食いも合格点だったでしょう!見合わせた方は賢くもあるけど、この感傷的な気持ちを経験できないのは残念。周辺の湖とクリークは良好ですし。何より人混みとボートの交通渋滞がない。それでいてトラウトは活発かつ新鮮。ギャンブルに聞こえるかもしれませんが、やはりこれこそモンタナの大自然。母なる自然に伴って釣りを行う。マッチ・ザ・ハッチより大きい視界でマッチ・ザ・自然。そんな経験をしたかったら、ぜひゴールデン・ウイークのモンタナ釣行を考えてみましょう。
それではもう少しイエローストーン川に可能な限り出かけて、レポートしますね!続く。
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