Monday, May 14, 2012

パープル(紫)―――何か???

さてゴールデン・ウイーク明けはいかがお過ごしでしょうか?
モンタナには一年中釣りができる一般河川がたくさんありますが、それらは今雪代の最中・・・・・・ここリヴィングストンを流れるイエローストーン川がその典型。冬の間禁猟になっていた一般河川が解禁になるのは今週末、またイエローストーン国立公園の河川・湖沼が解禁になるのは来週末。こんなに天気がいいのに釣りに出かけられる場所があまり無いのはなんとも残酷・・・・・・・(まあ周辺の湖への釣行を計画したり、私有地内のスプリング・クリークにて、実際に釣らなくても、いろいろ観察したりする季節でもありますが。)

そんな状況なので、この春のいそがしい釣りが一段落して、またフライを巻き始め、フライボックスを満たし、最盛期に備えている。私は実際の釣行での実験無しには、自らのオリジナル・パターンとその動機を公表することはないけれど、時期が時期なので、今回ばかりは御容赦ください・・・・・・
パープル・ヘイズはモンタナのほとんどの河川において最高のアトラクター・ドライフライのひとつである。実際に紫色の水生昆虫は水面に存在しないけれど、なぜかこのフライは効果覿面。ハッチの最中でもトラウトの注目を集めることがある。

 水面で紫が効くなら、水面下ではもっと効果があるんじゃない?そのアイデアを基に、紫色のニンフを巻いた。

上から。



 

これはあくまでアトラクター・ニンフで、まだ実験がなされていない段階。しかし、斬新なアイデアこそ、まず釣り人の目を引き付け、次にトラウトから了承を得るものである。だから失敗を恐れずがんばって実験してみます。繰り返しですけど、雪代で釣りに出かけられない状況だから、こんなポストを御了承ください・・・・・・・・・チャンチャン。

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