Tuesday, March 18, 2014

春一番サプライズ!!

一週間に一回、たいてい日曜日に、ポストするのが、ネタも古くならないし、自分にとってちょうどいい間隔だ。しかし、しばしば例外もある・・・・・・・例えば昨日とか・・・・・・

風が無く穏やかでかつ曇り空、春ベイティスとミッジのハッチとトラウトのライズを期待して、デピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)に向った。ハッチとライズは長くは続かなかった。そして気付いたら、小吹雪が辺り一帯を襲った・・・・・。前のポストで「春がやって来た!!」と書いたのは誰だ!?こんな天候なら(吹雪の前と最中)、アトランティック・サーモン・フライがなおさら効果あるんじゃないのか、と試したが、なぜか全然当たらなかった。なので地道にニンフで探った。

この時期クリーク一番好きな場所のひとつで大当たり!
アグレッシヴ!
独特の体型だ!

これだけで満足した。この後、さらなるドラマが待っているとは全然思わなかった。そして全てのドラマには序章・プロローグがある。
まず、レインコートをヴェストの上に着るため、大きいネット(Measure Net、上に見られるよう)から、普通のネットに変えた。大きいネットはヴェストの後ろにぶら下げるが、レインコートを着るので、通常のネットをウェーダーのベルトから下げることにしたのだ。

第二に、その時点でエッグ・フライは使い尽くして持っていなかった。というより、エッグフライを巻いて、貯めて、釣るのにあまり注意を払っていなかった。ストメック・ポンプによると、今の所まだ全然エッグを観察していなかったからだ。つまり、トラウトは活発に動いたり、群れになったりしているが、交尾・産卵は行われていないということ。むしろ、昨年の経験から、自らのあるパターンに信頼を寄せていた。B.P.C.=ビード・フェザント・カパーのサイズ18番。これは同じくこの時期数多く活発になる春ベイティスのニンフを模す。私からフライを買う釣り人から証言をもらえるだろう!!
これらふたつの要素が以下の物語に風味を加えることになる。

クリークのある場所で上流に向けて釣り始めた。何尾かトラウトを見かけたが、脅かしてしまったようだった。これもまた、トラウトはまだ交尾・産卵モードに至ってない印だ。やや離れた場所に、動いている影をみかけた。これもまた何匹かが群れになっているのだろう、と思った。しかし、今思い起こせば、背中が水面を割って波立てていたのだ!!たったのシングル・キャストで・・・・・合わせた・・・・・フィッシュ・オン!!この“物体”は別にあまりファイトしなかった。むしろ水にさらされた木のように、私に向って寄ってきた。手応えだけで、デカイのは分かっていたが、私に近づいてくるほど、そのあまりの大きさに驚愕した!!なんでこんなときに短いハンドルの通常ネットを装備しているんだよ!!しかしこの“物体”は特に暴れなかった。一回目で無事ネットに吸い込んだ。
お・・・・・・・・・・。昨年秋のモンスター・ブラウンのときと同様、両手で買い物籠を抱えるかのようにネットを支えている!!
カメラのレンズに露がついてしまった。いや私の興奮から発された蒸気だったか!?
でっち上げ・小細工無し。
写真は撮れなかったが、私のサイズ18番ニンフは、確実に口で捕らえられていた。もし体の口以外のどこかへの“スレ”だったら、あるいは私が“引っ掛け釣り師”!!??だったなら、3Xでこんな巨体を寄せるのは絶対100%不可能。
実に、全長25インチ(64cm)・最大胴周り15インチ(38cm)!!
レインボーではなく、カットスロートとのカットボー交雑種だと思う。
 魚の体重推定公式=(全長x胴回りx胴回り)÷800=によると、たったの7ポンド(3kgとちょっと)!!??・・・・・・・産卵を終えて、脂肪とホルモンを失ったら、それくらいかもね・・・・・。絶対それ以上あった。
   
ちょうど4ピース・ロッドの1ピースくらいか!?
 最後にもう一回だけ・・・・・
写真の撮影の間ほとんど水に浸していたし、注意深くクリークに潜めてからリリースした。回復を確認したら、私の顔にシッポで水をはねつけて泳ぎ去っていった・・・・・・。
・・・・・・だから、一般の釣り人にとっていわゆる“オフ・シーズン”と呼ばれる季節に、クリークへ熱心に通うわけだ。それでも、この大きさは完全に例外・期待のはるか想定外だ。
思い出のフライはどこかに失くしてしまった。それでも、これらの何枚かは私の壁にかけられるだろう。年の終わりじゃなくて今すぐ!!
御愛読ありがとう!!

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