Sunday, May 20, 2018

フライフィッシング・オルタナティブ

今年の春は、4月前半ずっと寒かったせいで、短く感じられる。そして4月末には雪代が始まった(その間私達はロード・トリップ)。マザーズ・デイ・カディス(母の日カディス)はイエローストーン川沿いではあまり話題にならなかった。ボーズマン郊外のマディソン下流ではちらほら聞かれたが。イエローストーン川が変化を見せているときには、ボートを出すことを薦めない。岸からハッチとライズを探そう。たくさん場所がある。またこの季節は湖沼の最盛期である。どうしても川・沢を釣りたいのであれば、やはりリヴィングストンのスプリング・クリーク、あるいはダムにコントロールされている河川を釣ろう。

友人からとある情報を頂いた。妻🤰も行きたいというので、いつもと一味違う釣りに出かけた。私は、フライとフライロッドで釣れるのはトラウトだけではない、と強く思う。モンタナでも温暖水系の魚種は面白い😁
産卵期で大きなバスが活発な季節だ😏
レネーが忍耐とトリックでトロフィーを射止めた🏆😲👏

 お腹のジュニアに釣り感覚を“刷り込み”👶きっと感じているはず、聞いているはず。
出遅れたが、私もついにやった😎
これはここではかなり大きめのブルーギル😎
 午後遅くまでアクションは続いた。嵐が地域を襲い、帰途に着いた。

 先日のイースト・アイダホ・フライ・タイイング・エクスポでバスやパイク・フライをデモしていたタイヤーと話すことができた。それらを釣るかどうかに関わらず、習ったテクニックでフライを巻いてみたい。

機会があれば、様々な魚種を釣ることをオススメしたい。そうすることによって、いつでもどこでも釣れるし、釣り感覚が常に研ぎ澄まされるからだ。また、それら別の魚種用のフライを習うことによって、自分のトラウト用フライが改善されるであろう。そして一番大切な要素はとにかく楽しいこと😁

Friday, May 11, 2018

ワイオミング州周遊とワイオミングのビッグホーン川

更新と河川予測
春の源流地帯の雪解け、それに伴う雪代が続いている。アメリカ西部のほとんどの州で今冬は厳しくかなりの積雪量が記録されたのだった。釣りに出かけるという観点ではフラストレーションがたまる時期でもあるが、この季節は川の健康と私達の夏季の釣りにとって大切なイベントである。

  • イエローストーン川については、今の段階では何も予測しない。未だにイエローストーン国立公園の源流地帯には雪が多く残されており、また公園内の天気は不安定かつ予測不可能だ。たいてい6月末リヴィングストンのスプリング・クリークにガイドに通う際、フロートトリップが可能になりそうな日程の予測ができる。このウェブサイトで、イエローストーン川だけでなく、ソーダ・ビュート・クリーク、ラマー川、ガードナー川もチェックし続けよう。目視による更新を続けます!
  • ビッグホーン川については、昨年の全く例を見ない状況と比べ(それでも確かな情報を持って、実際に現地を訪れた人々にとって釣りは絶好調だったのだが)、楽観視かつ期待できそうだ。今のところ政府機関によるダムのマネージメントが功を奏しているといえよう。欲を言えば、春の流れがもう少し低くてドライフライでの釣りを楽しみたかったが(先月レポートした)。この先を見据えたダム湖=ビッグホーン・レイク(リザーバー=貯水湖)の放水により、モンタナ・ワイオミング両州から来る雪代を受け入れるだけの容量が貯水湖には十分ある。このウェブサイトからBighorn Lakeをクリックしてみよう。Inflowとは貯水湖に流れ込む雪代で、Outflowとはすなわち私達が釣るビッグホーン川の水位だ。もちろん、おそらく6月には高水位を記録すると思われるが、それ以降は去年ほどにはならないであろう。なので、今こそ7月、8月、9月のガイドトリップを予約するべきだ!!


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そして以下が先日ワイオミング州のビッグホーン川沿いをドライヴした私達の物語だ。

アイダホ・フォールズから戻ってきた直後、ワイオミング州ララミーへ別の用事で出かけた。往路のように、ワイオミングは何度も通ったことがあるが、帰路を通して初めてワイオミングをもっと間近で親しみをこめて感じることができた。
ワイオミングは寒く、乾燥していて、荒涼な大地の連続😂なのは変わらないが、私達の“いつか行きたいリスト”の観光名所・地形をいくつか見ることができた。

まずはサーモポリスに向かった。道中ボイゼン・リザーバー、ウインド・リバー・キャニオンを通った。これらはビッグホーン川のはるか上流で、ウェディング・オブ・ザ・リバーにてウインド・リバーからビッグホーン・リバーと名前が変わる。ホット・スプリング・ステート・パークはイエローストーン国立公園のマンモス・ホット・スプリングに匹敵する😲そしてこの場所はおもしろい😏百聞は一見に如かず、ですよ😏

次にラヴェル(LOVELL)に着いた。この小さく素敵な街のすぐ外でビッグホーン・レイク(リザーバー)の上流部分を橋で渡れる。
また、ここはプライアー・マウンテンの野生馬保護区に近いとも知っていた。ビジターセンターの親切なおばさんから情報をもらって、寄り道していくことにした。今度はビッグホーン・キャニオンの真っ只中にいる😨😲(モンタナ側からはまだ行ったことはない)



そしておばさんから聞いたよう、野生馬の群れも見かけた🐎🐎😲
これら野生馬はコロンブスなどの航海者が持ち込んだ馬の末裔・流れを組むといわれる。雄大なアメリカ西部の歴史・象徴といえるだろう。

これが私達が立ち寄った当時(4月26日)のホースシュー・マリーナの水位。これからどれほど増水するのだろうか・・・・・・

おそらく二人で出かける最後のロード・トリップ🤰👫⇨👪

というわけで、またしてもお隣の州へのロード・トリップを楽しんだ。
また行きたい、もっと探索したい😉

Monday, April 30, 2018

2018年イースト・アイダホ・フライ・タイイング・エクスポ

もうすでに一週間以上経っているのか・・・・・・楽しい時間は訪れては早々に過ぎていくもの・・・・・・・
毎年恒例のイースト・アイダホ・フライ・タイイング・エクスポで期待にたがわず楽しい時間を過ごした。今年で25周年を迎えたこのイベントは、優れたタイヤーと熱心な聴衆と共にいつもよりさらにいそがしかった。このイベントの組織委員会の方々は、運営と毎年続けていくのに本当にいい仕事をしている。

木曜日3時間半の気楽な運転でアイダホ州アイダホ・フォールズに向かった。ホテルと会場にチェックインし、参加タイヤー一人二人と再会のあいさつをした。
木曜日夕方、エクスポに先立って行われるスティーヴン・フェルナンデス氏のワークショップを受講した。要約すると、とにかくたくさん習った😏😲
 今年は妻もブースを運営した。水生寄生生物と魚類・河川の保全についてで、たくさんの人々が彼女のブースを訪れた。
いざ私の出番、デモ・テーブル第一日👏
 さっそうとアトランティック・サーモン・フライを巻き始めた。
 師匠と私の冬季プロジェクトについて会談🙇
 二人とも本当にいそがしかった😅
 今回は、普段自分で巻かないパターンを巻くタイヤーを見て回ることができた。自分の進歩のため、そして楽しみのためぜひ挑戦したい。
 これはかなりの🐍🐛😂
第2日、デスティネーション・プログラムではリヴィングストンのスプリング・クリークについてのプレゼンテーションを行った。
 直後はタイイング・シアターにて、またひとつアトランティック・サーモン・フライを仕上げた。
 第2日土曜日のデモ・テーブルはさらにいそがしかった。もうひとつ、このエクスポで3つ目ののサーモン・フライに取り組んだ。たったひとつのフライを仕上げるのに2~3時間かかるのにもかかわらず、ずっと座ってくれた熱心な方々には感謝感謝🙏
仕上げたKATE(ケイト)😎

 フィナーレの夕食会もいつも通り楽しかった。
 おいしい😋

アイダホ・フォールズのホスピタリティもいつも通り素晴らしかった😗
新しいテクニックと知識を持ち帰った。タイイングのデモンストレーションに行ったわけだが、他のタイヤーから習うことも同じくらい大切だ。私にとってこのようなイベントは、それためにあるのだと思う😃😉
新しいテクニックとパターンを実行したい😬でも現実的にはまず釣り・ガイド用のフライを来るべきシーズンに向け巻き貯めしなければ😅

この夏モンタナの河川で会うかもしれない、でなければまたアイダホ・フォールズで会いましょう👋😉

Saturday, April 14, 2018

エクスポとフィッシング・レポート

なんともまあ春がやってこない😟SNSで誰かが言っていたように“冬がまた戻ってきた”じゃなくて、“冬は去っていなかった”という感じ・・・・・同感😰寒い、滅入る、イラつく😡でも人生は続く・・・・・

憂鬱なイントロでスイマセン
今年もこの時期がやってきた。アイダホ州アイダホ・フォールズのイースト・アイダホ・フライ・タイイング・エクスポに4年連続で参加する😁このイベントは、私にとって楽しみな毎年恒例の予定になった。
西部の著名なフライタイヤーと交流できる大切な機会でもある。さらに今年は25周年だ。思い出に残るイベントになること間違いナシ☝
そして私のスケジュールは超イソガシー😬

  • 20日金曜日午後3時から6時、21日土曜日正午から午後4時のテーブル・セッションではアトランティック・サーモン・フライを初めて公共の場でドレッシングする。
  • 金曜日午前8時から正午まで、スプリング・クリークのフライのワークショップ。
  • 土曜日午前中(時間未定)タイイング・シアターにて、またアトランティック・サーモン・フライを巻く
  • 土曜日午前10時から11:15までリヴィングストンのスプリング・クリークについてのプレゼンテーション






そして今回は愛しの妻も、水生侵入生物についての教養的ブースを行う😘
そして、お隣のアイダホ・フォールズのコミュニティが大好きだ。
今年もまたいそがしく充実して楽しい時間になること間違いナシ❗❗
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イントロで述べたよう、釣りを楽しむには芳しくない天気が続いている。しかし私達の体内時計は釣りに出かけねば、と言っている。雪代が始まってしまうと釣りそのものができなくなる。なら、非協力的な天気に立ち向かって釣りに出かけるしかない。
友達かつスプリング・クリークの隣人フィッシャー・レスターとスプリング・クリークに出かけた。レスターがよりチャレンジングなトラウトと場所に相対する中、私はもっとフレンドリーな場所を選んだ😅ミッジのハッチが好調で、私達のドライフライに良型のトラウトがたくさん出た👏


これは肩幅が厚く色も鮮やかななブラウンだった😲


そして次はビッグホーン・リヴァーに向かった。レスターのブログにもっと写真があるので、ぜひ訪れよう。ここには私のカメラでの写真を数枚。
いつもの😏
主要な場所をゲットできた!

ビッグホーンは昨年に引き続き、今年も大水が予期されている。しかし、今年はダムからの放流のマネージメントが異なる。上流の貯水湖=ビッグホーン・レイクは昨年の同時期に比べ、ワイオミング州から来るであろう雪代を受け入れるためかなり空けられている。これでなんとかなるだろうか?これは2つの州にまたがり、政府機関も関わる難しい問題だ。そしていくらダムからの放水流とは言え、自然=積雪量と天気=はしばしば予測不可能で我々の手が及ばないときがある。私達ができることは、状況がどうなるかを待ち、受け止め🙏、私達の態度と方法を調節していくことだ😬

水曜日の時点で7500cfsで、流れは確かに大きかったが、底が見えるほど澄んでいた。ニンフ釣りはできるし、かつとても有効だ。また目を凝らせば、ミッジとベイティスのハッチ、そしてライズするトラウトがみつかる、私達がそうしたように😏

繰り返すが、今から予測することは不可能だ。それでも去年と同じくらいの積雪量だと考慮すると、去年の同時期よりは放水量は管理されていると思う・・・・・今のところ。また素晴らしい夏になることは確かだろう。モンタナ釣行の予定とガイド・サービスと宿泊等の予約を始めよう!

Sunday, March 18, 2018

モンタナ春のフライフィッシング開幕!!

長く厳しい冬がついに退いた。今冬は2月が驚きだったといえる。たいてい2月は12月・1月に比べ、容易に過ごせるのだが、今年は2月になって冬がぶり返した。モンタナ河川の源流付近の山脈には十分過ぎるほどの積雪量だ。今年もまた各河川で高水位の年になるだろう。どのように進行するかは、春の天候ともろもろの状況次第・・・・・

代わりに、アトランティック・サーモン・フライとその他のタイイングとフレイミングのプロジェクトに集中できた。これらは、インスタグラムとフェイスブックに主にポストされている。私を探してフォローしてください!それらを改めてここに掲載するのは時々重複と感じるので、ブログポストをしないときがある。セールス・ページには後ほどアップする予定。

これらプロジェクト終了直後、トラウト・フライに取り組み始めた。来るべきシーズンに向けて、フライを補充し、ボックスを満たさねばならない。三大カテゴリーは、一般河川(フリーストーン)用、ビッグホーン用、そしてスプリング・クリーク用。リストをひとつづつこなしている!そしてこの春、また別のプロジェクトがある。こうご期待!

トラウト・フライを巻き始めると、実際釣りを計画し出かけずにはいられない!
まずはリヴィングストン周辺のイエローストーン川の区間。
妊娠中の妻🤰は適度な運動が必要だし、お腹のジュニア👦の経験にもなる😉。絶好のスタートだったが、トラウトはネットする前に外れてしまった。“彼ら”のシーズン第一尾は次週まで持ち越しとなった。
私も絶好のスタート👏😁
 インスタグラム・ヴァージョン
そしてもう一尾😏
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昨日土曜日、聖パトリック・デイに、私達恒例の春のビッグホーン釣行に出かけた!!
それまで快適な春の天候が続いていたが、この日になって冷え込んだ。またほぼ一日中曇り空だった。それでも、ビッグホーンでの私達の期待と釣りが裏切られることはなかった!!レネーとジュニアがついに今年第一号を釣り上げた👏🙋😁
典型的なビッグホーン・ブラウンでスタート!
 ボートを停め、私も仕掛けを作り、釣り始めたら、何やら思い当たりが来た!・・・・なんだコイツは😓
 ふと、コイツラの、しかも巨大なのも含めた群れが私達の周りを泳いでいた。このポイントは毎回ほぼ確実にトラウトがヒットするのに、この日に限っては、コイツラがトラウトを追い出したのだろう。
この日は、絶好ポイントをここ・あそこと抑えることができた。
 これはグイグイ引いた良型ブラウンだった👏❗❗
午後私はジャックポットを見つけた💰🤑 (午後になって太陽がやや出てきて、やや過ごしやすくなった)
 レネーをボートに乗せ、その場所を釣らせた。
 彼女も数匹連続でヒットさせ、これが締め👏🙌😉

読者の皆さんも早春の釣りを楽しんでいられますよう。
私達は可能な限り出かける予定。またビッグホーンに出向くかも!

Thursday, February 8, 2018

ザ・ウィルソン論

これは、このブログで初めてアトランティック・サーモン・フライのみに、かつ細部に踏み込んだポストである。とあるパターンを通じての私のモガキをぜひ紹介したい。そうすることによって、フライ・ドレッサーの頭の中で何が起こっているのか、そしてなぜこの主題に惹きつけられ、その後の一生取り組むことになるのかの説明になるかもしれない。

ここ数年冬から春にかけてポストしてきたよう、ジョージ・ケルソンによる壮大な本ザ・サーモン・フライのイラスト・ページのフライとそれらの額装に取り組んでいる。プレート1は2015年秋に完成された。完成されたプレート2とその6つのフライは、ふたつ下のポストに発表されている。プレート3も完成された。まだここにポストしていないが、オンライン・カタログに発表されている。またフェイスブックやインスタグラムでも逐一発表している。

プレート3の6つのフライは曲者ばかりだ。一般的に言って素直というか、分かりやすいのはダーハム・レインジャーとベンチルくらいだろう。残りの4つは、テクニックと翻訳を要する。ウィルソンは一見簡単そうに見えるが、私にとってはかなりの挑戦・モガキを提供された。なぜ?どうして?まずはレシピから見てみよう。

タグ:シルバー・ツイストとクリーム・シルク
テイル:サマー・ダック
バット:ブラック・ハール
ボディ:シルバー・ティンセル
リブ:ゴールド・ティンセル(オーバル)
スロート:ギニーとブラック・ヘロン
ウイング:エジプシャン・グース、リトル・バスタード(クリーム)、シルバー・スペックルド・ターキー、グレイ・マラード、トッピング
チーク:インディアン・クロウとチャッタラー

まずは順調に進む。最初のハードルはヘロンだ。ヘロンの羽はアメリカで入手・所有するのは困難だ。ほとんどのドレッサーは何か代用羽根を使う。私はターキーのマラブーを黒に染めて代用した。マラブーはしばしば同じく入手・所有が困難なイーグルの羽の代用でもあるが。完璧な代用ではないかもしれないが、結果・見映えに満足している。

次こそこのフライのレシピを読み解くのに最難関の課題だ。ウイングとそのマテリアル。ターキーとバスタードはある。これらはメアリッド・ウイングを構成する際とても結合させやすい。エジプシャン・グースはアメリカ国内で購入可能のようだ。しかしどの部分の羽根か?エッセンシャル・ケルソンのマーヴィン・ノルティ氏の脚注によれば、「ケルソンはエジプシャン・グースのどの羽根が好ましいか言及していない。翼と尻尾部分の羽根は特に目を惹かれないが、腹部の羽根は確かに目を惹かれる。腹部の羽根全体をホール・フェザーとしてアンダー・ウイングに使っている可能性も考えられる」。イラストも‟そう見えなくもない”。エジプシャン・グースの腹部の羽根は、ピンテイル、ティール、ギャドウォルなどと酷似している。なので大き目のピンテイル二枚をペアとしてアンダー・ウイングとして使うことにした(メアリッド・ウイングの下に収まるよう加工したが)。グレイ・マラードについては、トラウトのストリーマーやニンフのテイルに使うマラードの腹部の羽根を使うことにした。

まずピンテイルのアンダー・ウイングを巻き留めた(ここですでに苦闘)。次に他の羽根を結合させることにした。いつものように‟24のルール”を適用した。これはメアリッド・ウイングに使う羽根の羽肢の本数の合計を24(プラス1本・2本くらいの例外も含める)にすると厚からず薄からずちょうどいい厚みのメアリッド・ウイングができるということ。ターキーとバスタードから8本づつ。グレイ・マラードは本数でなく他と同じくらいの幅に羽茎を残したまま切り取った。ここで大きな‟しかし”が発生。グレイ・マラードはピンテイル(あるいはエジプシャン・グースでも)と似ていて溶け込んでしまい映えない。ターキーとバスタードの上にでも結合させない限り。しかし、そんな長い・大きな羽根は存在しない。ターキーとバスタードと共に交互・繰り返しの複雑なデザインは考慮しなかった、というのは、結合させるのも、いざ巻くのもほぼ不可能だからだ。なので、ブロンズ・マラード(グレーと比べかなり黒め)を代用することにした。これはピンテイルのアンダー・ウイングによく映える。何かしらダック(鴨各種)の羽根が組み入れられているウイングはうまく取り付けるのが難しい。しかし経験と練習でできるようになる。
残りを取り付け、仕上げたのがこれだ。

受け入れられるレヴェルにけっこういいと思った。しかし、どうにも納得いかないようなイガイガしたような気持が残っていた・・・・・・うまくできたはず・・・・みたいな。どうにかグレイ・マラードを使う方法があったのでは?写真では見えないが、ヘッド・ウイング・スロートの移行部がスムースでない。そしてトッピングが意図した感じと違う(ちょっと突きあがっている感じ)。
6つ目、最後のダーハム・レインジャーを仕上げた後、もう一度ウィルソンをやり直すことにした。ヘッドのコーティングを注意深く削り剥がし、スレッドを見つけ、わずかづつ巻き戻し始めた。ウイングを外し、実はスロートもやり直した。今度はちょっと長めのピンテイルを使った。そして今回はグレイ・マラードをルーフとして使うことにした😏。やってやれないことはないだろう!?ルーフはウイングの一部だし、クラシックの本においては、しばしば、明記されていないときがある。これならターキーとバスタードの上に取り付けられる!今度はターキーとバスタードを12本づつ結合デザインさせ、まずマウント。その上のカーブにそって、グレイ・マラードのストリップをルーフとして巻いた。残りのマテリアルを巻き留め、今度はトッピングもヘッドも納得いくように仕上げられた👏😎

というわけで、私はこのようにしてザ・ウィルソンを翻訳し完成させたのだ。
ここまで読んで、なぜ私がしばしば翻訳・読み解くなど言うのか不思議に思った読者もいるかもしれない。また、なぜフライ・タイイングに翻訳・読み解きなどが必要になるのか?私達が知るアトランティック・サーモン・フライは書物によるものだ。たくさんのパターンが、あるいは全てのパターンが、現存しているわけではない。もちろん、これほど複雑な人工物を作り上げるにはそれなりに習い・従わなければならない規則・手順がある。ランダムに行き当たりばったりで作られるジャンク・アートなんかではないのだ。テクニックと規則は、練習の上に練習を重ねてのみ習い・身に着けられる。しかし、規則や決まりごとが実際はない部分もあるのも事実だ。メアリッド・ウイングにおいて、どの羽根・どの色が上に下になるかなど明記されてない。また、複雑なデザインのメアリッド・ウイングなど、19世紀末の人々は本当にこしらえたのだろうか・・・・・?さらには、同じ名前のフライなのに、なぜ筆者によって使われているマテリアルやスタイルが違うのだろうか?

現在において、私達がとあるフライの名前を声にすると、あるいはタイプすると(トラウト用でも、スティールヘッド用でも、その他何用でも)、ほとんどのフライフィッシャーとフライタイヤーが、同じ色・同じマテリアル・同じスタイルで巻かれたフライを頭に浮かべるだろう。ここでは、個々のフライの歴史を振り返ることはできなけれど、これらのフライは、アトランティック・サーモン・フライなどより、はるかにたくさんの人々とメディア(本、雑誌、さらにはインターネット)によって話され、知られているのは事実だ。アトランティック・サーモン・フライの歴史は簡潔である。その中で、19世紀末から20世紀初頭のほんの短い期間がゴールデン・エイジと呼ばれている。これらのフライは、大英帝国の島々でのみ、巻かれ、使われ、発表されていたのだ。さらには、サーモン・フライフィッシャーは今現在なんかより遥かに少なかったはずだ。これは私たちの想像でしかないが、ジョック・スコットでもグリーン・ハイランダーでもドクター系でも、ある筆者とその友達・知り合いなどのヴァリエーションがそのまま記録されてしまったのではないだろうか。

想像といえば、これら‟失われつつある芸術”に関わるとき、私達はときどき想像してしまいがち空想になってしまいがちのときも多々ある。19世紀末の人々は、今の私達が額装のために作り上げる複雑かつ美しいメアリッド・ウイングを実際作っていたのだろうか?これは明らかに現代っ子の私達自身の手法だ。そして、それぞれのドレッサーが異なりかつユニークに仕上げる。この手の疑問は後を絶たない。オウムの羽根は実際メアリッド・ウイングに使われたのだろうか?そんな長い・大きい羽根があったのか?それともサイドとして使われたのか?そもそも実際のフライの大きさはどんなだったのだろう?

さらに現代の私達は、これらを芸術と呼び、取り組んでいる。これでは、討論に正誤も、フライにうまいも下手もないのではないか!?

しかし、いくつか確信していることがある。まず第一に、これらの思い・考察は私のエゴやナルシズムから来ているわけではないこと。次に、アトランティック・サーモン・フライを完成させるためには、いくつかの規則(テクニックと理論)が絶対に存在し、それらは練習によってのみ培われるということ。これらの原則に基づいたうえで、初めてドレッサーは自らの好み・スタイルを発達・発展させられるということ。そして、その域に達することができたなら、他人のそれも認知し受け入れることだ。いいか悪いか、美しいか醜いか、フライタイヤー間で批評し傷付け合うより、まずは自分自身のフライを批評したらどうか!そして、むしろフライ・タイイングやアトランティック・サーモン・フライの経験の無い人々に見せて、意見をもらってはいかがだろうか?

ザ・ウィルソンに取り組み完成させたからこそ、これらの思いが頭を駆け巡り、これほど書き出すに至ったわけだ・・・・・・

私の個人的旅路は続く・・・・それでは次のプレートに取り組もうか!

Monday, January 15, 2018

冬のイエローストーン国立公園

イエローストーン・カントリーでは冬が続いている!どう解釈するかは個人次第:寒く厳しい😰、運転するのに危険な道路😱、そしてフライフィッシャーの観点では、2018年もまた各河川は豊富な水位で流れ続けるであろう👍
春まで、積雪量の情報をチェックしよう!

また、この季節は冬を探索し経験するのに最高の時期でもある。イエローストーン国立公園に向かい、トレイルを歩いた。

私達が大好きなラマー川とソーダ・ビュート・クリークの草原に向かう途中、ラマー渓谷の底に野生動物を目撃!車を停める直前からすでにコヨーテとは違うと見えた。
これはオオカミではないか・・・・・・・初めて👏

 コヨーテやキツネより明らかに大きい。また毛色もそれらとは違う・・・・

その後スノーシューで雪道を探索。このトレイルは他より人気がなかった。占拠していたのはコイツラのみ🐉🐊
“石化した木”まで歩いた。
お決まりバッファロー・セルフィー。
帰り道、北門=ルースヴェルト門のすぐ外のイエローストーン・フォーレヴァーに寄った。ガイドにいそがしい季節には立ち寄る時間もないし、同時に観光客で混み合っているが、冬ならこういうところも楽しめる。素敵なお土産店と、どこに野生動物が目撃されているかのライヴ情報🐻🐺🐾🐂も含め、いろいろ情報をくれる。そこでかなりユニークな本を見つけたので買わずにいられなかった。これは私のトラックに乗せておき、クライアントの道中読んで・習っていただきます❗
フライフィッシャーにとって、冬のイエローストーン国立公園とその周辺の地域は魅力的ではないかもしれない。しかし、もしビジネス・スキー等で訪れる際は、ぜひ考慮しよう。釣りのシーズンが開幕するのは5月末だが、それまでまた出かける予定だ✌😉