Friday, July 22, 2016

イエローストーン国立公園夜明け前の旅人-復活2016年!-湖から滝の区間

イエローストーン国立公園夜明け前の旅人が2年ぶりに復活!!
7月20日、リヴィングストンの自宅を午前4時ちょっと過ぎに出発し、パラダイス・ヴァリーとイエローストーン国立公園を運転した。野生動物を見たがる観光・旅行者による交通渋滞を避けるためだ。目的地に着いた。車を停めた場所は違うが、2年前と同じ区間。イエローストーン川の湖の下流から滝までの区間だ。北アメリカにおいて、最も美しくかつ「フライフィッシングが絵になる」川のひとつだ。

7月15日の解禁日からたったの6日目。真のネイティブかつ超大型イエローストーン・カットスロートに出会えるか、挑戦してみたかった。これは決して簡単なことではない。少なくとも、はるか下流のモンタナ区間で観察されているよう、今年は低水量だということだ。これが、釣り・トラウト・ハッチ等に影響を与えるのだろか?実験と調節、習うことと観察すること、そして忍耐、集中、へこたれない気力・・・・・・・・これらの言葉を一日中咀嚼し続けた・・・・・・。自分にとって、「フライフィッシングとは何か」を再考させられ、そして、「北アメリカにおいて最長のダムの無い自由に気ままに流れる川」をなんとか理解しようと考えを巡らせた日となった。

川とその周辺にはたくさんの水生昆虫がハッチしていた!!・・・・・ライズはどこ?
カットスロートが潜伏しているであろう場所をニンフで探った!・・・・当たりがない?
有効でないフライで、不良な場所を釣っているのか?
ついには、愚かにも-自分内にとどめておくべきかもしれないが!-「ここに魚いるのか!?」、「レイク・トラウト、熊、ペリカンによって全滅させられたんじゃねーのか!?」などと思い始めた。

この禅問答が一日中頭の中で続いた・・・・・。
ふと、当たりが来た!あまり大きくはなかったが、また寄せてるときに外れてしまったが、カットスロートだった。
これで実質‟ボウズ”は免れたわけだ・・・同時に何かヒントをつかんだ気がした。
午前中、少しだけ釣った場所に戻った。川の向こう岸では、3人組の内2人が当たっていた(その内1尾は無事ネットされ写真収められた様子だった)。心から彼らに拍手したかったし、同時に「この辺に絶対いる!」と自分に言い聞かせた!(こんなばかげた言い分は自分の中に留めておくべきだが、フライフィッシャーの感情を正直に話さずにはいられない)。

そして、作戦とフライの見せ方を変えた。この日、本当に初めて、しっかりとした手ごたえを感じた!流れと深さからして、岩・石に引っかかっているはずはなかった。魚体が光った!やった!ついにつながった!
瞬く間に次の難問がやってきた。コイツラはこの川の強い流れを自分たちのアドヴァンテージにする術を知っている。文字通り綱引きのやり取りで、なおかつ転ばずに下流に追いかけねばならない。

私の神経と仕掛け(フライ、ノット、リーダー等)は持ち応えた・・・・・。



この日の経験から何を学んだのだろう?
私は、この辺で何十年も釣りもガイドもしているわけではないが、今年は確実におかしな年だ、といって差し支えないだろう。1番の要素は、水量だ。1世紀ほどの統計において、最低部類の数値を記録している。カットスロートの個体数は回復しつつある。また私の写真や、他の釣り人が釣った個体を見ても、カットスロートの体調は極めて良好だとわかるだろう。これは私の推測に過ぎないが、まずカットスロートは例年通り湖から下流に下り、産卵し、回復したのだろう。次に、大部分のカットスロートは、この例年より遥かに低い水量と流れをいいことに、あるいは、彼らにとって十分な隠れ場所がないと判断したのだろうか、さっさとかつかつ容易に、レ・ハーディー・ラピッヅを昇って、湖(かすぐ下流)まで泳いでいってしまったのではないだろうか。次に例年通りの時期に水生昆虫がハッチしても、ライズするであろうトラウトはもう通り過ぎた後であったと・・・・
これはあくまで私自らの経験と、その他数人の釣り人からの情報による推論だ。間違っているかもしれない。ライズを見た、そして実際ドライフライで釣ったと主張する釣り人もいるだろう。この日私にはそんな状況が全くなかったということだ。

また、自分自身に、私のクライアントに、またこのブログの読者にも実証した。私が、実験と調節、習うことと観察すること、そして忍耐、集中、へこたれない気力、と口にしたら、本気でそれらを意味しているということ!!言うが易し、するは難し・・・その通り。それでも、自分を奮い立たせた。だからこそ、最後の最後に報われたのだと信じている。

夜明け前の旅人はまたあるのだろうか?多分・・・・
どこに向かうの?考え中・・・・

こうご期待!





Monday, July 18, 2016

スプリング・クリーク、イエローストーン川フロート、バックカントリー

ブログのタイトルを考えて、またタイプしてから、先週、いかに多様なフライフィッシング=場所と釣り方=をしたか気付いた!

デピュー・スプリング・クリークでは、いろいろな釣り方が楽しめる・・・・・決して簡単ではないが・・・・特に夏のミッジは!!
7月11日は、私が覚えているかぎり、7月の一番寒い日となった。朝の最低気温6℃、最高気温は15℃くらいまで届いたかもしれないが、とにかく寒かった。ミッジの釣りと共に、3月・4月を思い起こした・・・・・・。
 つまった!?

PMDは未だにハッチしている・・・・・自分らの気分次第といった感じもするが・・・・
 それでも、PMDのハッチはやはり楽しい。
次の日、この釣り人は、朝のミッジで立派なカットスロートを仕留めた!!
 常に学習
日本からお越しのこの釣り人も、夏ミッジには、始めかなりてこずったが、徐々に感覚をつかんできた!



イエローストーン川フロートも絶好調だ!!
 この釣り人は、ほぼ初心者として始めたが、急速に技術・感覚をつかんだ。でっかいライズもいくつかあった!!・・・・うまくつながらなかったけれど・・・・。このような釣り人には、イエローストーン川でまた次の機会を伺っていだだきたい!!
 ボートから降りて、ウェイディングしていると、クライアントがふとヘビを見つけた。実は私は、河原でのヘビに疎い。超大型かガラガラヘビ(大き目)以外は、驚くけれど、実際あまり危険でないし、お互い通り過ぎるだけの感覚だからだ。とすると、なんとも世にも珍しい光景に出くわし、かつ写真に収めることもできた!!
カジカを狙っているのは大型トラウトだけではないということ・・・・・
レネーと、イエローストーン川の別の区間にボートを出した。またしても、絶好の天気かつ釣りだった!!
私ですら、大物を釣り上げることができた!!バッタ~~~!!
次の日、イエローストーン国立公園に向かった。道中、なんと熊を3頭も目撃した!!
これは記録的!!
 そして、いざトレイルを歩いた。決して平坦な道のりではなかったが、公園内、いや北アメリカ大陸においても、最もかつ未だに原始的な場所に辿り着いた。


真新しく巻いたガートサイド・フェザント・ホッパー
 自ら考案した新しいビートル・パターンにも!!
最後のカットスロートを無事リリース!
帰り際、ゴールデン・ストーンを発見した。
石灰岩の砂漠のような地形で、場違いに思えたが・・・・

確かに、今年は、モンタナ各河川において、平年よりかなり水位・水量が低い。インターネット情報で、モンタナへの釣行を考えている釣り人達に影響を与えていることは確かだろう。私の立場からも、その事実を隠しはしないし、誤誘導の広告をするつもりはない。しかし、この私のありのままの経験・釣り場は、一般のレポート・情報網には決して現れない、情報・場所である。私は、これら、7月・8月でも水量が比較的豊富で冷たく流れる河川を、クライアントを伴ったガイド・トリップはもちろん、みずからの釣行にも選ぶようにしている。もちろん、トラウトも水生昆虫も活発だ!

日本語での、モンタナの的確な釣り近況をお求めの際は、ぜひ私に連絡してください!

Tuesday, July 5, 2016

いそがしい週末

スプリング・クリークでのペイル・モーニング・ダンのハッチのガイドが一段落したら、7月4日独立記念日の週末がやってきた。リヴィングストンの街が活気付き、フライフィッシングも含め、様々なイベントのおかげで、いつになくいそがしくなる。

まずイエローストーン国立公園北東部へのガイド・トリップ。この方角に向かうのは、平年に比べ、かなり早い!釣りはすでに絶好調!・・・・ということは、下流で活動するガイドは、ラマー川とソーダ・ビュート・クリークのミニ氾濫に気を掛けねばならないということ・・・・・これもいつもより早い気がする・・・・。
実際、運転するにつれ、ラマーとソーダ・ビュートは濁り気味。なので急遽スルー・クリークに予定変更。
ここにもネイティブのイエローストーン・カットスロートが存在する!
これがライズでくわえたのは・・・・
 ジャック・ガートサイドのフェザント・ホッパー!!
そしてリヴィングストン沿いのイエローストーン川は、特に上流からの濁流の影響はなかったが・・・・・・
ドライフライへのライズは日々良くなっている!!

7月4日独立記念日、ちょっと息抜きにフロート。レネーが良型レインボーを釣り上げた!

ふと、岸際の浅瀬に何か見かけた・・・・ 子供のように追いかけ、いつも水生昆虫採集に使う網で仕留めた!背中に黒の縞模様のあるウグイ
これがボクの一尾!うれし~~

夏は始まったばかり!リヴィングストン周辺の各河川が釣れまくっている!
モンタナに、イエローストーン国立公園に、向かいましょう!

Wednesday, June 29, 2016

ペイル・モーニング・ダン

ペイル・モーニング・ダン=Pale Morning Dun略してPMD、学名Ephemerella infrequenceE. Inermis。これらは、外観も生態もほぼ同じ。サイズがそれぞれ16番と18番。

私は一年の毎月釣りに出かけるし、ガイド・トリップも受け付ける。しかし、やはり本当にいそがしくかつ一日が長くなるのは、ペイル・モーニング・ダンのハッチがリヴィングストンのスプリング・クリークで始まるときだ。これこそ、全てのスプリング・クリーク愛好釣り人が一年間待ち焦がれた・待ち続けたイベント。

釣り人として、ガイドとして、このフライフィッシングにおける最も象徴的な環境に関われていることは、なんと幸運なことだろうか。

やはり期待は裏切られない!!
恒例の釣り人が訪れる日々に合わせて、PMDのハッチは始まった。そして、トラウトはそれに伴った行動をしている。

ここ数年、私のスカウト兼観察訪問は、このベテラン方々と始まる。私が今の私の立場に至るまで、手助けしてくださった方々だ。
 そしてリピーターのクライアントが訪れ始めた!!デピュー・スプリング・クリークにて
 

この季節、イエローストーン・カットスロートもデピュー・スプリング・クリークに恒例の訪問をする(産卵期)。

もちろんアームストロング・スプリング・クリークにてもガイドしている!



夕方のスピナー落下が一日ごとに強くなっていった!
とあるデピューの区間で朝のスピナー!
 トラウトのランチ
 私達のランチ!地元精肉店のホットドッグ!!
今回、息子は遅れて到着したが、すぐに追いつき始めた!!




この日の朝、アームストロングのとある場所で、おそらく今シーズン最初のベスト・ハッチを経験した!!


 彼らの恒例スプリング・クリーク・トリップは、デピューのとある区間で終焉した。もちろん夕方、PMDスピナーの落下とそれに伴うトラウトのライズを釣ってから!!


リピーターのクライアントと毎年会うのがとてもうれしい。そして、再び、私をガイドとして雇っていただけることは、大変ありがたい!!

全ての環境が「これこそフライフィッシング!!」こんな経験をぜひされたい場合は、一年以上前に、ロッドもガイドも予約しましょう!