

皆様からの御連絡お待ちしております。
山、川、そしてたくさんのトラウト。 フライフィッシングはいつでも私達を大自然に連れていく。 モンタナ州リヴィングストンに住む日本人フライフィッシングガイドの釣り日誌より。
皆様からの御連絡お待ちしております。
まあ、一年のスタートはこんなもんでしょうね。魚の大きさに関わらず、また先日のようにボウズでも、1月から釣りに行けるだけで、充分だと思います。そして、1月から川に沿った山道をハイキングするとは思いませんでした。7時間で片道ほぼ4kmを歩いて釣りして、車に戻ってきました。しかしこのセクションのたったの4分の1を釣ったに過ぎないのですね。
2月になれば、もっと暖かい日が多くなって、トラウトも活発になるでしょう。ゆっくりのスタートで逆にいいんだと思ってます。季節が過ぎるほど、大き目のトラウトを釣り上げるているのがここ数年のパターンなので!!
さらに、日本伝統のテンカラで釣っていることこそ、皆さんの目を引き付けるのではないでしょうか。この画像でクレイグさんは11フィート(約3.3m)のテンカラ竿を使っているということは、ラインも竿と同じ長さくらいとして、またニンフを1mくらい沈めて釣っている場合も考慮すると、腕のリーチも含めてたったの20フィート(6m)くらいの距離を釣っているのです。このマディソン川のような大河においても!!!!
実は私はこのテンカラ竿を購入して、ここリヴィングストンのスプリング・クリークで使ったらおもしろいんじゃないかと本気で思ってます。もちろんフライは、自ら巻いたドライ・ニンフ・ソフトハックル・ストリーマーどれでも。釣りキチ三平のように”岩化け”、”木化け”、さらには”牧草化け”してストーキングして、トラウトへの距離を縮めて、ピンポイント・キャストしたらおもしろいんじゃないかと本気で思ってます。
釣りとは、やはりそれぞれの国々における文化であると再認識しました。クレイグさんのようなアメリカ全土でも有名な方が、日本の文化=テンカラを紹介していることは、真の意味でフライフィッシングの国際交流だと思います。本当に有意義なことだと思います。
イギリスでも生まれたフライフィッシングがアメリカに渡り、さらに日本の毛鉤り釣りが絡んでいることを勉強して、今その文化と歴史の交流地点の真っ只中にいることは、今人生最大の経験と誇りだと思います。
・・・・・・・・・・・・な~~~~~んてこれは冗談で巻いたフライです。
イエローストーンの流れはまさしく野生的で、そこに住むトラウトも本当に野生的です。
また4月末から5月初めの時期には、タイミングが合えば「母の日」カディスの大量ハッチも期待できるのです。なので私達も今年はこの時期はどうなるのか、今から期待と興奮と不安でドキドキしてます。
この時期は日本ではちょうどゴールデンウイークの大型連休ではありませんか!?仮にイエローストーン川が雪解けの洪水で釣りにならなくても、スプリング・クリークはその心配はありません。またこの時期は、こちらでは本格的に釣り人が集まる前で、のびのび釣りを楽しめます。ゴールデンウイークに海外旅行を計画されるなら、ぜひモンタナ州リヴィングストンへお越しください!!!!
クリークはちょうど1kmくらいで1日たったの6人までの予約制です。ネルソンはアームストロング同様、レインボーとブラウンが半々に存在し、平均14から16インチ(35cmから40cm)ですね。ブラウンを釣り上げるたび思うのですが、斑点や色づきはそれぞれの河川によって個性的なのですよね。