題名の通り、デピュー・スプリング・クリークでの釣りが“入力モード”に入ったといえる。私の釣り日誌と記憶によると、一日中コンスタントに当たりがあったのは昨年のクリスマス以来だと思う。
まず気温がなんと10℃にも達した!!しかし西南西の風が風速50km以上で吹き荒れていたので、水温はそれほど上がらなかったし、ハッチも吹き飛ばされたようだった。新しいニンフパターンでの実験を続けたかったけど、こんな状況では効果ないというか時間の無駄。こんな日はむしろカジカやヒルを模したストリーマーをダウンストリームにキャストする。これは有効な作戦である。まず風に逆らわないこと(この辺の河川は北に向かって流れるから)、また風によって起こる波によってトラウトが大きいフライにも恥ずかしがったり、怯えたりせず、本能的に噛み付いてくるからだ。そして題名の本当の意味は、春のレインボーの産卵期の溯上のスイッチがオンになったということ。
順を追って振り返ってみよう。まず初めの2,3投目で小さいけどアグレッシヴなブラウンがガツンと来た!!彼が私のストリーマーに噛み付いたのか、私のストリーマーが彼に噛み付いたのかは判断できないけど・・・・・・・
すると次にとっても驚きの光景を経験した!!ストリーマーのドロッパーにエッグ・フライを結んで、デッド・ドリフトとゆっくりリトリーヴをして、その終わりにフライが浮き上がってきたとき、大型レインボーがエッグに向かって、浮き上がって噛み付いてきたのだ!!!!!思わず「オオゥゥワァアーー!!!」とか叫んでしまった。
しっかり合わせたら、激しくファイトしてきて、私の両足の間に泳ごうともした。ハッピー!!
お次は立派なブラウン。こんな大型ブラウンも久しぶり。今は、秋と逆で、ブラウンがレインボーの卵を追って、クリークに進入してきているといえる。
私とデピューを釣ったことがある方なら、この場所を御存知ですね?私が、イエローストーン川からのトラウトがクリークへ溯上してくる強度を観察し、サイト・フィッシングを試す場所。大きい影をいくつも観察し、縄張り争いでお互いを追い回している光景は圧巻。これまた全てのアクションを見た上で、大き目のレインボーをゲット!!喉にオレンジの切れ目が入っているから、カットスロートの遺伝子があるのかな??
この他小さめのトラウトをたくさん釣り上げた。大きさに関わらず、どれも私のフライに積極的に噛み付いてきた。クリークとトラウトが活発になっている兆しだ!!
これからさらに釣果は良くなっていくであろう。またもう少しの忍耐で、春のベイティスとミッジのハッチが起こり、トラウトもライズしてくるだろう。
明日はどうなることか!!??
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