半日フロートは何気に楽しい。丸一日と比べもちろん時間と距離は短いが、釣果が半分になるわけではない。各々の絶好スポットにボートを止めて、徹底的に攻略できる。また、ここイエローストーン川に沿って、しばしば午後の風向きは午前のそれと真逆になることがしばしばある。あるいは天候が昼を境にガラリと変わることもある。なので半日フロートなら、どちらか片方のパターンに気を使うだけで済むのだ・・・・・・・・・
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そして仕事が終わったら、自由時間!だってがんばって仕事したんだもん!今ここモンタナ南西部では、まだ夏の名残りがあり、それでいて秋が忍び寄っている状況。出かけられる内に出かけておかないと!クライアントをガーディナーのパークス・フライ・ショップにお送りしたあと、イエローストーン国立公園に進入した。目指すは私が一番好きなスルー・クリークの下流草原。ここのトラウトは、我々のフライを徹底的に検査するためにライズしてくる!!実際彼らは、私達のフライ・パターンとマテリアルする知っていると言ってもいい!!プイっと断られる方が、“寸止めキス”より、我々の心の傷は小さくて済む!!とはいえ、まず小さいながらしっかりファイトしてきたレインボーを捕まえた。
これは私の新型アント。これについては後ほど。次にはかなり大型のトラウトを合わせたのだが、このように逃げられてしまった!
もうひとつ超効果的なのはこのシンプルかつクラシックなパラシュート・アント。
やった!!ついに大型のレインボーを手にした!!この背の盛り上がりを見よ!!典型的な下流スルーのレインボーだ!!
セルフ・タイマーでニコパチだ~~!!と思ったら、また“スルー”っと逃げられてしまいました・・・・
私のスプリング・クリークの経験から、夕方にはミッジが出るだろうと、強固な予感があった。このクイル・ミッジはリヴィングストンの三大スプリング・クリークでの必須フライだ。
夕暮れもう真っ暗なのにトラウトは小さいミッジ・ドライを良く見えていたようで、水面にバシバシ出てきた!
そのうちのトラウト一尾の協力を得て、胃のサンプルを採取したら、なんと驚き・おもしろの発見。英語しゃべっちゃってますけど、要はミッジのラーヴァがたくさん捕食されていてかつ、それらの数引きは消化されずに生きていたということ。
特に注目すべき補色物。羽アリ、サイズ14~16番。
そしてオクトーバー・カディス、サイズ10~12番。さっそく自らの新型フライを持って、クリークに戻ろう!明日か?
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とても充実している日々だ。“なんでクライアントよりデカイ魚釣ってるんだ!?”とか“クライアントに大きい魚を釣らせるのが、あんたの仕事だろ?”とか言わないでください・・・・・
確かにその通りかもしれないけど、スルー・クリークの難解さに挑戦したいクライアントいないんですもん。かなりのイライラとしばしば泣きを見るからかな・・・・・・・・そして何より、私は仕事を無事遂行させたのだから、その後は自由に自分が好きなところに釣りに行っていいのだ!
我々の釣りとガイドのシーズンはまだ続きます!秋のイエローストーンにぜひお越しを!!
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