Tuesday, March 5, 2013

2013年初のドライフライでマッチ・ザ・ハッチ!!

先週末はマスター・ブリーダー関係の仕事・出張でいそがしかった。2月は、31日じゃなくて28日で終わるというのに、なんか一週間以上釣りに行ってない気分。なので、いつも通り、午後にデピュー・スプリング・クリーク(www.depuyspringcreek.com)を訪れた。しかし・・・・・・・・・なんと小春日和でもない平日だというのにクリークはもういっぱいだって!?これはおそらく、それほど厳しい寒さが続いていないことと、巷で大物トラウトのウワサが流れているからであろう(私の英語版ブログは何気に地元の読者が多い!!)。
・・・・・・・・・・・・どうしよう。家に帰って、明日でなおすか・・・・・・・・・・・・。それもできたが、春が近づくに連れ、私の心・精神状態は少しづつガイド・モードになりつつある(御存知のように、私は冬でも休みなく釣り続けているので、体は常に釣りモードかつガイド・モードである!!)。あるマントラが心に浮かび上がった。私のガイド師匠(トム・トラヴィス)の師匠(故ドン・ウィリアムス)の言葉だ。
「ガイド当日には、常にプランAと、備えのプランBを用意しておくこと。」
もちろん私はデピューを釣りたかったが、最近クリークでのお決まりの手順をなんか反復気味になっているのも事実。そんな殻を破るのもたまにはいい。どこを釣るべきか?盲目でない限り、イエローストーン川がリヴィングストンに沿って流れているのは一目瞭然。89号線沿い、デピューがいずれ流れ出す枝流に向った。ここは過去の経験から、何気に楽しい釣りになり得ることを知っていた。特にミッジのハッチとトラウトのライズの期待大!!なので、確信を持ってドライフライ専用一式(5番ロッドとダブル・テーパーのライン)を準備した。目的の・お気に入りの場所に歩いて、川岸に腰をおろして、フライをティペットに結んでいると、予想通りとはいえ、出来過ぎの如く魚がライズを始めたのだ!!ミッジは空中にも水面にもたくさんいた。魚たちは間違いなくミッジを捕っていたのだ。

これらが今日のミッジパターン。
マット・ムース・モスキート
グース・バイオット・ミッジ

 フォーム・エマージャー・タイプ1
フォーム・エマージャー・タイプ2
初めのほんの2,3回のキャストで、2013年初のドライフライでのトラウトを仕留めた!!小さいながらとっても元気なレインボーだった!!ちゃんとネットしたが、写真を撮ろうといろいろ手間こねいていたら、逃げられてしまった。

しかしライズは続く!次も、その次も合わせた!しかし、みんなファイトの途中で外れてしまった。そんな欲求不満が4匹も続いたのだ!!その内の一匹はジャンプ高々立派なレインボーだった!!

そして遂に確実な当たりが来た!!ミッジのハッチとライズしているホワイトフィッシュ!!何かおかしいかな!?これほど至高の瞬間はない!!
最近、ホワイティの胃をポンプする技術を身につけたのだ!! フムフムいつもの・予想通りの献立か。

その後も合わせてはバラシの繰り返し。そしてその一匹か二匹は立派なレインボーのようだったのも同じ。そして手にしたのも同じ。

 今度はいい写真を撮れた。
 ホワイティは何を食べているのか考察してみよう・・・・・・実はトラウトと全く同じ物!!
 ちっこいの・・・・・・

ライズもハッチも少なくなってきた。今日はホワイティだけか、と思ったら、最後の最後で遂に小さいながら元気なカットボー交雑種だった!!
タイプ2がここまでボロボロにされてしまった・・・・・。これで私の話がウソじゃないことを証明されるだろう。私のフライは、小さいミッジ・パターンですら、たった一匹合わせただけで、こんなになるほどヤワじゃないもん!!

というわけで、プランBは大成功に終わり、代替午後を楽しく過ごせた。実は、この枝流を釣りたい・釣るべきだとずっと思っていた。でもデピューでかなりうまくやっていたので、ちょっと怠けてしまっていたのだ。今日は、なんというか、ここを釣るべき理由というかお告げを受けたんだと理解している。
それじゃあ明日は(その次も)デピューを訪れようか。でも私には常に有効なプランBがある!!

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