秋の大きめメイフライであるグリーン・ドレイクにガブリと来た!!
山、川、そしてたくさんのトラウト。 フライフィッシングはいつでも私達を大自然に連れていく。 モンタナ州リヴィングストンに住む日本人フライフィッシングガイドの釣り日誌より。
Wednesday, September 14, 2011
もっとイエローストーン公園北東部
秋の大きめメイフライであるグリーン・ドレイクにガブリと来た!!
Sunday, September 11, 2011
(忍耐+観察)=(発見+問題解決)<新しい宿題
「水曜日のリベンジ!!」とかいう気持ちではなかった。魂を抜き取られていたから、そんな気持ちになるつもりはなかった。むしろ「何か改善すべき点があるか?」、「もっとこのクリークとトラウトの習性について知るべきことがあるはず」と思っていた。
草原を歩いている間、ふと背中に気配を感じたら、小さいアンテロープのオスが私をじぃっと見つめていた。後ろにはハーレムのメスが何頭かいたから、私が人工授精しないように見張っていたのか??
天気から判断して、厳しい釣りになると予想していた。かんかん照りだけど、もう草原のバッタは減少している時期だし、ハッチを期待していたベイティスは曇り空を好むのだ。またたったの3日前と比べても、水位が低くなっていることに気付いた。私はたいていいろいろ動き回って、様々なフライを試したり、違う釣り方をするとか、積極的に動き回るタイプで、岸に座ってハッチとライズを待つのはスタイルではないが、何しろ魂を抜かれているので、昨日はクリークのルールに従って、ある場所でライズと水面に何が浮いているかを観察した。10時過ぎからライズが始まり、透き通った自らたくさんのトラウトが、いくつかはかなり大きい!!、確認できた。しかし、水面に浮いているのは何かわからなかった・・・・・・・小さいミッジじゃないの?と言ってしまえばそれまでかもしれない・・・・・・・・12時過ぎくらいから、クリーム色のメイフライがハッチし始め、ある場所で切り立った岸の上から、トラウトが積極的に捕食している様子を観察した。濃いオリーヴのベイティスとは違う。サイズからして、サルファーだとも思ったが、ピンク・レディーか?
下流の鏡のようなゆったりした流れを一時あきらめ、上流のもっと早瀬が混ざった場所へ移動した。こっちの方が簡単なわけではないし、絶対釣れる保障もないが、今までいい釣果が出ているので、まずはがんばってみた。真新しいECHOの5番ロッドに出てきた初めてのトラウトは立派なカットスロート!!・・・・・・・と思ったが、いざ写真を見返すとレインボーだったかな?・・・・・・フライの取り方とその後のファイトはカットスロートのようだったし、しっかりオレンジの切れ目もあったし、それでいて交雑種のカットボウほど激しくファイトしなかったし・・・・・・・これから秋が深まるに連れ、さらに水位が低くなり、トラウトはさらに神経質になるし、複数のメイフライがもっとハッチしていくし、スルー・クリークから、あるいは“釣りの神”から「勉強してから挑戦しろ」と宿題を課された気分だ。こう御期待!!
Friday, September 9, 2011
スルークリークの超自然現象
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ガイドとショップでフライを巻く合間に、またイエローストーン公園に出かけた。7日の予定はラマー川を上流に行けるだけ釣り上がること。朝はだいぶ冷え始めた。しかし、午後は未だに汗をかくし、また徐々に水位が下がっているから、やはりウェットウェーディング。9月はまさに夏から秋への移行の時期。釣りもそう。夏のメイフライ・カディス・テレストリアルが徐々に減少していき、秋のハッチやストリーマーにはちょっと早いか、とうところ。逆に言えば、どれも有効になりえるということ。
ラマーに到着して、目的は絶好ポイントと川の様子を観察することだから、それぞれのポイントに2,3キャストしたら、即移動した。それでも、あまりにもいい流れで、通り過ぎてしまうのはもったいない場所でちょっと時間を割いてみることにした。朝一番でバッタを投げたら、大きな頭が潜水艦の如く現れ、 “ガブリ!!”とバッタにライズしてきた!!合わた瞬間思わず「ヤベエ!!」と声が漏れてしまった。6番ロッドと3Xティペットだったけど、また50cmには満たないのは魚影から分かったが、重い、重い!!丸々太った健康なカットスロートだった!!
午後はスルー・クリークに移動した。実は誕生日の一件から常に気になっている。ガイドじゃなくて、ただ釣りに行きたいなら、もうここしかないと言えるほど恋に落ちてしまった。複雑な流れへドライフライをドラッグフリーで流すチャレンジがたまらない。
ちょうど午後1時過ぎには空が曇りだし、秋のベイティス(ブルー・ウイング・オリーヴとも呼ばれ、サイズ20か22)がハッチし始めた(つまりもう公式に夏は終わりなんですね・・・・・・・・・)。信頼できるパターンはやはりスパークル・ダン。
3時過ぎくらいにまた晴れ間が戻り、ベイティスのハッチも終わった。これから秋が深まるにつれ、ハッチもライズももっともっと起こることを考えるとワクワクしてしまう!!
他の場所を見てみようと草原を歩き始めたら、またしてもポツン、ポツンとライズを見かけた。私はクリークの上の高い岸を歩いていたので、流れに影を落とさないよう、迂回してから浅瀬に歩き、川を渡った。「まだベイティスがハッチしてるの?他のメイフライ?」と思っていると、ライズが”ガブリ!!ガブリ!!”と至るところで起こり始めた!!また何か巨大な昆虫がたくさん宙を舞ってから、水面に落下し始めた!!!なんと、羽アリの交尾による大量発生・大飛行に出くわしたのだ!!
メスはこんなに大きい!!
こんな突然のイベントに心もフライも準備できていなかったと認めるしかなかった。メスはサイズ10、オスはミッジくらいのサイズ20,22,24だったが、私が持っていたフライは全てその間の”標準的”なサイズばかり。とにかく全て試したが、見向きもされなかった・・・・・・・・・普通の状況なら信頼できるパターンなのだが・・・・・・・
と同時にスルーのその場所は本当に難しい!!水が澄んでいて、流れもゆっくりだから、トラウトは我々のフライをじっくり観察できるし、少しでもドラッグがかかれば見破られし、ましてこんなに実物が大量発生していたのでは、競争は難しい・・・・・・・角度やプレゼンテーションを変えてみても、まったく相手にされなかった・・・・・・
おそらく45分から1時間くらいだっただろう、その間トラウトのライズの効果音が、始めの興奮から苛立ちに変わり、さらにはライズとハッチの終わりには完膚なきまで叩きのめされた敗北感に変わった・・・・流れとハッチを読み切って釣り上げた立派なカットスロートの思い出はどこかに行ってしまった・・・・・・・ガイドはもちろん釣りをやめようかとも思った。ここまで全く相手にされなくて、人としての尊厳を失った・・・・・・私がどこか違う惑星からキャストしているのではないか、というほどの疎外感・・・・・・・
アウトフィッターやベテラン・ガイドにこの経験を報告し、心理学的メンタル・ケアと釣りのアドバイスをもらった。下を向いてもいられない。実は昨夜新型アリを開発したので、明日リベンジに行くぞ!!またアリの大量発生に出くわすことはなくとも、味を占めたトラウトは絶対にアリを待ち伏せしている。また、秋のメイフライのハッチも観察できる。
はっきり言える。スルー・クリークこそ最難関のスプリング・クリークだ!!こう御期待!!
Friday, September 2, 2011
”コヨーテ”の公式リリース
2012年から発売ですが、それまでの間、私に直接オーダーしていただいたり、ここリヴィングストンのハッチ・ファインダーズ(www.hatchfinders.com)からもお買い求めできます。ちょうど10ダース=120個のフライを巻いたのです。90メートルものシルクのスレッドを使い切ってしまいました!!
Wednesday, August 31, 2011
8月が終わる-夏もバッタも終わり?
9月はいろいろ移行の月だから、もう少しテレストリアルでの釣りを楽しみたいと思う。しかし今の所、もう充分に楽しんだのも事実なので、これまで最高のバッタパターンを紹介しよう。このパターンは私がデザイナーとして任命されたモンタナ・フライ・カンパニーによるもので、ちょうどホームページをクリックすると早送りながら、このパターンのビデオを見られるでしょう。
Monday, August 29, 2011
ガイド×2=肉(バッタとストリーマー)
グラハムは定石通りバッタで攻め、大きなカットスロートを上げた!!これほど下流でカットスロートをたくさん見かけるのは珍しい!!
日本初公開、こんなフライ見たことありますか?まるでルアーのような二重フックストリーマーですよ!!
Sunday, August 28, 2011
名も無き川・手付かずの大自然
とはいえ、実際お勧めできない場所である。ここに辿り着くまでには、熊除けスプレーと虫除けスプレーをそれぞれ2,3本、藪こぎのための斧などを抱えた上で、19世紀の山男並みの土地勘と山岳経験が必要なのだ。
とにもかくにも、いざ釣りを始めたら、ここはカットスロートの宝箱だった!!こんな小さい固体でも大きなテレストリアルに積極的にライズして飲み込もうとした!!
Friday, August 26, 2011
カットスロートの(バッファローの??)パラダイス
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しかし、昨日は公園内の群れ全部が集まっているんじゃないか、と思うほど、ラマー川沿いにバッファローがウジャウジャいた。危険を省みず、体を張ってやってしまった!!釣り下がりながら、バッファローのスレスレを無事通過!!おそらくその距離5メートル未満!!お互い近づいたら人工授精をできる距離だ!!牛の人工授精の専門家として、家畜の牛と野生のバッファローの違いについて皆さんにアドバイスを送ろう。
- バッファローは、声、口笛、石を投げつけるなどに一切反応しない。
- 熊スプレーは効果的!!私自身実際に獰猛な乳牛のオス牛に試したので、断言できるが、実際に熊に出くわす可能性がある場所では、無駄使いしない方が良いだろう。
2,3人の釣り人が私に話しかけてきて、ハッチがどうのこうの、どんなに大きいのを釣っただの、言ってたが、「はいどうも」って感じ。決してガイドを気取っているわけではない。私はそんなエリート気取りではなくあくまで庶民派!!ハッチはまだしも、一般の釣り人は、魚の大きさを目測できずに(これホント)、自慢する・しない関わらず、大げさに言うからだ。スルー・クリーク同様、大型のグレイ・ドレイク・メイフライが宙を舞っていた。また水際に脱皮しかけで溺れてしまったペイル・モーニング・ダンの成虫とニンフの抜け殻も発見した。これは貴重なハッチの工程の写真だ!!
