Wednesday, September 21, 2011

公園北東部-またしても究極のマッチ・ザ・ハッチ

昨日はまたディーンの長年の顧客・親友であるクロイドとイエローストーン公園に出かけた。彼の休暇の最終日であった。まず、昨日の朝ついに霜が降りた。いつ以来か、おそらく4月にもそんな日があったかもしれない。気温はともかく朝から快晴で、車で移動中は日差しが強くいほど。曇り空の方が強いハッチを期待できるのだが、どうなることか・・・・・・

予定通りスルークリークに正午に着いた。
案の定強烈なハッチはなかったが、ちらほらグリーンドレイクが宙に舞っていたし、トラウトもその時間帯にはフライにライズしてきた。昨日試してみたかったのは、フォームで仕上げたフローティング・ニンフ。見ての通り、使用済み・噛み付かれた後・・・・・前の晩に写真撮っておけばよかった・・・・・


数回キャストして様子を見ていると、ライズが来てしっかり合わせた!!


立派なカットボー!!

今までもう何回も書いてきたけど、遂に写真を載せることにした、クラシックのスパークル・ダンのグリーン・ドレイク仕様サイズ12。黄色のスレッドで節を表現するのがポイント。


ライズして来たのは今まで最高のイエローストーン・カットスロート!!


クロイドもすぐ下の絶好スポットでグリーンドレイクで釣っていた。上流のこれまた絶好のプールに一人で移動したら、やはりポツポツライズを見かけた。当然の如く上記のスパークル・ダンをキャストしたら、同じトラウトが何回か連続でフライを見に来て、じっくり見極めてからプイッと相手にされなかった。おかしい・・・・・・・水面に明らかな別の水生昆虫は見ないけれど、ふと自分の周りに浮かんでいた固体を見つけた。サイズ14の同定できないメイフライ。


これが散発的にハッチしているのかもしれないと思い、上のスパークルダンと同じながらも、1サイズ小さい14を結んでキャストしたら、例の選択の厳しいカットスロートがなんと1投目に食らいついてきた!!ギュンギュン引っ張られて、当たりフライと共に逃げられてしまった・・・・・
しかし、別のライズにキャストしたらまたしても1投目にトラウトが確信を持ってライズしてきた!!
トラウトはフライのサイズを見ていたのは間違いないだろう。しかし、色は、メイフライの種類は何だったのか?謎を解いたと同時に別の疑問が湧き上がる・・・・・・・



クロイドは同じ場所で粘って、私があげた上記のスパークルダンで私の掛け声とともに合わせ、バンブーロッドをしならせながらファイトした。


立派な45cmのカットボーだった!!


午後5時くらいに、やはり先日同様、ドレイクのハッチは色褪せた。次のラマー川にベイティスのハッチを期待するのだから、車に乗り込む前、あらかじめベイティスパターンを結んでおいた。しかし、立ち去る前スルーでもポツポツライズを見始めたから、何回かキャストしてみた。このブラックポストは曇り空、夕暮れ時に逆に目立つ。サイズ20から22でも。


するとそんな小さいフライにライズしてきて、しっかり合わせたのはこれまた45cmのカットボーであった!!カ・イ・カーン!!




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日が暮れるまで、ラマーを釣ることにして、移動したら、これまた不可思議なハッチに出くわした。まずスルーでは終わったグリーンドレイク(しかもスルーで見かけるのより1サイズ小さい)が、大量のミッジと共に風に吹かれて、水面に墜落したところをトラウトがライズしていたのだ。なので、またしても同じくサイズ12のスパクールダンで攻略した!!純粋なカットスロートは常に見入ってしまう。またトラウトはミッジを全然気にしていないようだった。


そして、ドレイクを見ないと思ったら、ついにベイティスが現れ始めた。


そしてもうひとつのサイズ14のメイフライも同時にチラホラしていた・・・・・・ ミッジは舞い続けたが、トラウトはこれまた、このメイフライとミッジよりもベイティスを好んでいるようであった。周りの釣り人に聞いたら、これはイピオラスであろうとのこと。説明に納得。


午後6時半に太陽が山の向こうに沈むとハッチもライズも急に終わりで、同時に突然寒くなった。しかし、たった1時間弱に4種類ものハッチを見られるとは本当におもしろい。しかもトラウトの選択眼がとても厳しいから、またしても他のどのスプリング・クリークにも劣らない、あるいはそれ以上のマッチ・ザ・ハッチの経験であった。

シーズンは後47日残っている!!こう御期待!!

Monday, September 19, 2011

ちょうど日本で敬老の日?

日本の暦で言えば、ちょうど敬老の日にまたしても年配の釣り人とイエローストーン川に出かけた。今日ボートを降ろした場所はOTTER(カワウソ)と名付けられ、引き揚げる場所はPELICAN(ペリカン)と呼ばれる。フーーーム、どちらも川の魚を飲み込んでしまう動物ではないか・・・・・・不吉な予感・・・・・・この区間に魚がいるのか・・・・・・・・・・・・
数は平均だったけど、サイズが全然出なかった。これが今日の大物・・・・・・・やや残念。
ちょうど季節の移り変わりなんだと思う。もうバッタを見る時期ではなくなったし、まだ秋の水生昆虫のハッチは本格的ではない。だから小さいテレストリアルを試したり、フライを替えたり、必要ならニンフで釣ったりなどいろいろ考えなければならない時期だと思う。とはいえ、今日の当たりフライはこのパープル・ヘイズ。文字通りピカピカ紫だが、トラウト目線ではおそらく各種の水生昆虫を同時に表現するのであろう。私の大好きなアトラクターのひとつになった。

風が下流に吹き、私のボートを押したので、思ったより早く終えてしまった。しかし、全体的には楽しい日だった。ボートを漕いでいると汗ばんだし、さらにいろいろオールを操るテクニックを習得している。もちろん基本だけでも安全だけど、さらに効率良くボートを操れる今日この頃。明日はまたイエローストーン公園かな?



Friday, September 16, 2011

ハッチx2=トラウト何匹?

今日は私のアウトフィッターの友達とイエローストーン公園へ向かった(ディーンは疲れてリタイア・・・)。二日前の経験と天気予報から、リヴィングストンを午前10時くらいに出発した。天気予報は曇り、軽い雨、そして無風だそう・・・・・・・・完璧なハッチのコンディションだ!!期待に胸を高鳴らせながら、到着し、ウェーダーに着替えて、ロッドを準備したら、ハッチもライズも全然見えなかった。ちょっと期待外れ。しかし、どっちにしろグリーン・ドレイクのパターンをキャストしていたら、一尾上げ、その後何尾か逃した。私が釣りたいと思ってた場所にいた釣り人がどこかへ行ったから、そこへ移動したとき、ついにハッチが始まったのだ!!ちょうど午後2時。今までグリーン・ドレイクと書いていたけど、ついに写真が撮れた。サイズ8から10番の大型メイフライ。

その一匹目はヒレピン丸々のしっかりレインボー!!オビレが最高ですな。

肩幅・縦の厚さがたまらない。


クラシックなスパークル・ダンだけで充分だった。またしても、しっかりと合わせた後の綱引きが始まった!!


やはり立派なレインボーだった!!


ハッチの間はずっと雨がシトシト。何尾か上げ、バラシもし、スレでフライごとティペットを切られてしまったりもした。午後5時くらいには、ハッチが目に見えて薄くなってきた。やや冷え込んだので車に戻って休憩し、暖まってから次はベイティスのハッチを期待した。6時にはもう既にベイティスが水面に浮かんでいた。秋が深まるに連れ、もっとオリーヴがかってくるはずだ。これはサイズ18番から20番。サイズもまた秋が進行するにつれ、22番から24番までの固体も見られる。


私がよく使うのはエマージャーフックに巻かれたスパークル・ダン。


ドレイクよりハッチが薄かったせいか、目に見えるライズは少なかったが、トラウトは水面を見上げているのを知っている!!これはカットボウであろう。小さいフックのギャップを広げて逃げてしまうのではないか、と思うほどギュンギュン引っ張られた。


最後はこのカワイコちゃんで終わり。
暗い中、こんなに小さいフライを使ってるのに、どうやって見るの、合わせるの?シーズンの終わりには論文が書けちゃうかな。

またしても最高のハッチに遭遇した。もうひとつの最高のハッチとは先日の羽アリの大飛行。 つまりどちらもスルーなのだ!!スルーの下流はこの辺で最高かつ最難関のスプリング・クリークだと断言できる。クリークの流れもトラウトも完全に野生のあるがまま。それでいて、トラウトはリヴィングストンの3つのスプリング・クリークの固体と状態が瓜二つではないか。



さらに言えば、秋はまだ始まったばかり!!公園のシーズンはまだ1ヵ月半も残っている!!

こうご期待!!

Thursday, September 15, 2011

イエローストーン上流より

今日はまたベテラン釣り人二人と私のボートでイエローストーン川の上流を釣った。昨日が最後の夏日と言ったのは誰だったか?今日は快晴で無風。明日から天気が崩れるらしいから、今日こそ最後の夏日か?結果から言うと、ドライフライでたくさん釣ったが、写真を撮るほど大きいものなかった。大きい影が何度も上がってきたんだけどな~~~合わせが・・・・・・ゴホゴホ年配の方を尊敬しますし、私のボートのお客様は神様です。
とにかくこんな素敵な日にイエローストーン川を下るのは魚を釣る以上の経験である。川からでも道路からでも雄大な光景である"デヴィルズ・スライド"。"悪魔の崖崩れ"とでも訳されるか、19世紀の西部探検者達が、様々な鉱石から色づいた美しくもあり、自然の脅威を示す恐ろしくもある光景を、そう名付けたのだそう。私の友達は「ベーコンのスライス」などと言っていたが言い得て妙!!私もそれに賛成である!!

温泉が流れ込む。真夏には温度が高くなり過ぎるであろうが、冷え込む今日この頃、そして冬場には魚が心地良く着く場所であろう。


そして、大きい魚は出なかったが、なぜか川岸にいたハゲワシを見かけた!!たいてい彼らを見るとき、木の上に止まってるか、大空を舞っているときなので、ボート目線でみられたのはラッキー!!


イエローストーン川を下るのは、釣り以外の楽しみでもある。

明日から天気が崩れるはずだから、メイフライのハッチが期待できるはず!!

また公園内に行ってみる予定!!

Wednesday, September 14, 2011

もっとイエローストーン公園北東部

今日は私の雇い主であるディーン(http://www.hatchfinders.com/) と彼の長年のクライアントの"同窓会"に同行させていただいた。リヴィングストンは曇り空で冷え込みを感じるようになり、秋が迫っていることを感じた。なので、イエローストーン公園内での秋のメイフライのハッチを思うと興奮してしまったが、時間が経つにつれ、ほぼ快晴になってしまった。昼前に到着したけど、この天気では、あまりハッチを期待できないだろう、と私個人は動き回っていろいろ流れとポイントを観察した。昼食のサンドイッチを食べてる間、ついに一定のライズを見るようになった。

秋の大きめメイフライであるグリーン・ドレイクにガブリと来た!!


合わせた瞬間大きいと思ったので"取り扱い注意モード"!!5番ロッドをしならせてかなりのやり取りであった。



ベテラン方々も良型を何匹も上げた。






この時期は、本当に季節の移り変わり。上記のよう、秋のメイフライのハッチは本格的に始まってないし、バッタは見ないけど、アリや甲虫はトラウトの常食なので、この時期はそれらも有効。とすると、大きなコオロギを発見した!!モルモン・コオロギである!!まるでオモチャの戦車だ!!


午後4時くらいに、ラマー川に移動したが、天気は明るいままで、メイフライもチラホラ見かけたが、小さいテレストリアルを試してみた。ビートルが効いた!!


日が傾くにつれ、ついにトラウトがライズし始めた。小さい秋のメイフライ・ベイティスのハッチだった。 小さいフライへのデリケートなライズにしっかり合わせた。


このフライは視認性抜群でスプリング・クリークでも有効だ。


久々ウェーダーを着用して、暑くならなかったからもう夏は本当に終わり。また夏の間、バッタにガブリ、ガブリとライズしていたトラウトが、もうベイティスへの繊細なライズを始めたのも秋のサイン。でもよろこんで秋を迎えたいと思う!!

Sunday, September 11, 2011

(忍耐+観察)=(発見+問題解決)<新しい宿題

昨日またスルークリークの草原に向かった。さすがに冷えてきた。気温が摂氏一桁の場所もあったが、太陽が既に照っていたし、空は青かった。今年最後の夏日だったかもしれない。
「水曜日のリベンジ!!」とかいう気持ちではなかった。魂を抜き取られていたから、そんな気持ちになるつもりはなかった。むしろ「何か改善すべき点があるか?」、「もっとこのクリークとトラウトの習性について知るべきことがあるはず」と思っていた。
草原を歩いている間、ふと背中に気配を感じたら、小さいアンテロープのオスが私をじぃっと見つめていた。後ろにはハーレムのメスが何頭かいたから、私が人工授精しないように見張っていたのか??

天気から判断して、厳しい釣りになると予想していた。かんかん照りだけど、もう草原のバッタは減少している時期だし、ハッチを期待していたベイティスは曇り空を好むのだ。またたったの3日前と比べても、水位が低くなっていることに気付いた。私はたいていいろいろ動き回って、様々なフライを試したり、違う釣り方をするとか、積極的に動き回るタイプで、岸に座ってハッチとライズを待つのはスタイルではないが、何しろ魂を抜かれているので、昨日はクリークのルールに従って、ある場所でライズと水面に何が浮いているかを観察した。10時過ぎからライズが始まり、透き通った自らたくさんのトラウトが、いくつかはかなり大きい!!、確認できた。しかし、水面に浮いているのは何かわからなかった・・・・・・・小さいミッジじゃないの?と言ってしまえばそれまでかもしれない・・・・・・・・
12時過ぎくらいから、クリーム色のメイフライがハッチし始め、ある場所で切り立った岸の上から、トラウトが積極的に捕食している様子を観察した。濃いオリーヴのベイティスとは違う。サイズからして、サルファーだとも思ったが、ピンク・レディーか?


下流の鏡のようなゆったりした流れを一時あきらめ、上流のもっと早瀬が混ざった場所へ移動した。こっちの方が簡単なわけではないし、絶対釣れる保障もないが、今までいい釣果が出ているので、まずはがんばってみた。真新しいECHOの5番ロッドに出てきた初めてのトラウトは立派なカットスロート!!・・・・・・・と思ったが、いざ写真を見返すとレインボーだったかな?・・・・・・フライの取り方とその後のファイトはカットスロートのようだったし、しっかりオレンジの切れ目もあったし、それでいて交雑種のカットボウほど激しくファイトしなかったし・・・・・・・


良型には変わりない!!!


その後、典型的な夏の午後・・・・・暑くて誰も何も反応しない・・・・・・・・草原の下流まで歩き、切り立った岸の上から、その真下の深い淵を泳ぐおおきなトラウトを何度もみかけ、観察した。ついでだから、サイト・ニンフでもやってみようか、と試したが、自らの影を隠せないし、何より掛けても、上げようがないので、全然効果はなかった。夕方5時くらいからぼちぼちライズ音が聞かれ始め、わずかながらグリーン・ドレイクがハッチしていたようだった。小さいレインボーだったけど、ボウズよりはマシ・・・・

これで今日は終わりか・・・・・・・・


しかし、ここで奇跡が起こった!!私はなんてラッキーな釣り人だ!!!午後6時くらいから、またしても、羽アリの交尾・大量発生飛行が起こったのだ!!この現象は予想が難しいそうで、7日にあれほど大量発生していたから、今年はもう起こらないかも、とベテランガイド達から聞いていた。

“釣りの神”は厳しい状況とそれにもう一度挑戦する機会を与えてくれたのだ!!7日の惨敗から二晩考えて編み出した、女王アリのパターンをキャストしたら、ドンピシャリと来た!!!


フライを売るのに証拠の写真を撮りたいんだから、ちょっと静かにしてよ~~~~


これまた・・・・・・・・カットボウかな・・・・・とにかく立派な一尾だった!!



日が傾いてきたからではないけど、またたったの一匹?で「スルーはオレのものだ!!」など満足しているわけでもない。釣りをやめた。というのは、クリークとトラウトを観察できたことで、先日のなんで全然釣れなかったか、問題がわかったからだ。またクリークの特徴とトラウトの習性についても発見があったからだ。 まずスルーのこの区間は鏡のように平面で、足をちょっと踏み入れただけで、あるいは一匹のトラウトがライズするだけで、波が全体に広がるほど、穏やかなのだ。もちろん水は底まで澄んでいる。私達がウェードするにしろ、トラウトが泳ぐにしろ、実用的に言って、ほぼ流れは皆無と言える(しかし、その微妙な流れの難しさはキャストして見れば経験できる)。だから、トラウトは行きたいところにどこでも自由に泳いでいけるのだ。捕食の仕方も、円を描きながら自由に泳いで、上流からでも下流からでも、ライズする。水面を流れる昆虫も同じ。一般の川なら、流れの強弱とその合わせ目、岩からなるポケットなどが存在するから、必然的にトラウトはそこに定着することが多く、捕食される昆虫も、流されてそのような構造に集中することになるが、スルーの草原にはそんな様相がないのだ。だからライズを目撃したから、そこに投げ入れても、同じトラウトがそこに戻ってくるのは、いつになるか、彼らは、流れを気にすることなくどこにでも泳げるのだから。これこそ7日に私が経験した状況だったのだ。7日は反対側の河原から、西日に向かって、水面から私の背丈の目線だったが、昨日は切り立った岸の上を歩いていたので、これらを目に焼きつけつつ充分観察できた。いわゆるサイト・フィッシングでトラウトの動きを読んで、その前にフライを投げたら、ガブリと来たのだ・・・・・・


これがスルーの解決法なのか?

いえいえ。切り立った岸の上から釣るのは実用的でも効果的でもない。自分の姿を隠せないし、太陽の角度によっては、投影することにもなるのだから。底まで澄み切ったスルーのゆっくりした流れではトラウトは私達を簡単に認知できる。また、いざ合わせたら、どうやって取り込むのか?昨日は侵食によって崩れた場所から水面におりて、取り込めたが、場所によっては、2,3メートルの高さでまっすぐ切り立った場所もある。じゃあ向こう岸から釣ったら・・・・というと7日みたいな状況になってしまう・・・・


なんか禅問答。これほど深く考えさせられる釣り場は無いであろう。

少なくとも、私の新作フライが有効であることを証明できたのは少しの満足と成功である。同じ釣り方をしてれば、もっと合わせられた自信がある(再び、崖の上からどうやって取り込むの?)。まだ写真もないので、巻き方のインストラクションを仕上げてからいずれポストしよう。


なにはともあれ、釣り人としての自負と人間としての尊厳を無事取り戻すことができた!!!!
これから秋が深まるに連れ、さらに水位が低くなり、トラウトはさらに神経質になるし、複数のメイフライがもっとハッチしていくし、スルー・クリークから、あるいは“釣りの神”から「勉強してから挑戦しろ」と宿題を課された気分だ。こう御期待!!

Friday, September 9, 2011

スルークリークの超自然現象

昨夜ポストの最中、写真を誤って削除してしまったり、アップに時間がかかったので、7日水曜日のレポートが遅くなってしまいました・・・・・・さらに明日また出かけるので、今のうちにがんばってタイプしようっと!!
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ガイドとショップでフライを巻く合間に、またイエローストーン公園に出かけた。7日の予定はラマー川を上流に行けるだけ釣り上がること。朝はだいぶ冷え始めた。しかし、午後は未だに汗をかくし、また徐々に水位が下がっているから、やはりウェットウェーディング。9月はまさに夏から秋への移行の時期。釣りもそう。夏のメイフライ・カディス・テレストリアルが徐々に減少していき、秋のハッチやストリーマーにはちょっと早いか、とうところ。逆に言えば、どれも有効になりえるということ。
ラマーに到着して、目的は絶好ポイントと川の様子を観察することだから、それぞれのポイントに2,3キャストしたら、即移動した。それでも、あまりにもいい流れで、通り過ぎてしまうのはもったいない場所でちょっと時間を割いてみることにした。朝一番でバッタを投げたら、大きな頭が潜水艦の如く現れ、 “ガブリ!!”とバッタにライズしてきた!!合わた瞬間思わず「ヤベエ!!」と声が漏れてしまった。6番ロッドと3Xティペットだったけど、また50cmには満たないのは魚影から分かったが、重い、重い!!丸々太った健康なカットスロートだった!!

彼女はこの夏バッタを食べまくったのだろう。


さらに上流に歩いていくと、 おそらく駐車場所からたったの2kmくらいのところにこの標識を発見した。熊の活動が活発になっている注意と、これ以上の山歩きは禁止ということ。仮に無視して進んでも、罰金を取られることはないと思うが、今年は既に3件の犠牲者が出ているので、私も「記録」にならぬよう、退散した。


少しだけがっかりしたが、熊除けスプレーを携帯していたといえ、やはり不安もあったのは事実。また、他にも釣りたい川がたくさんあるし、朝飛ばした場所で、車に戻るまで、そして昼食まで、じっくり釣ればいいのだ。草が生い茂る切り立った岸は、トラウトが宿る絶好の場所。テレストリアルが草から落っこちてくることを想像するのは、釣り人も、トラウトも同じなのである。バッタの下に結んだ甲虫にまたしても大きな影が上がってきた!!長いリーダーかつかなりの距離を投げていたが、合わせを見逃さなかった!! 今度は立派なオスのカットスロートだ!!


甲虫を丸飲み!!!!


はい、よくできました!!


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午後はスルー・クリークに移動した。実は誕生日の一件から常に気になっている。ガイドじゃなくて、ただ釣りに行きたいなら、もうここしかないと言えるほど恋に落ちてしまった。複雑な流れへドライフライをドラッグフリーで流すチャレンジがたまらない。
ちょうど午後1時過ぎには空が曇りだし、秋のベイティス(ブルー・ウイング・オリーヴとも呼ばれ、サイズ20か22)がハッチし始めた(つまりもう公式に夏は終わりなんですね・・・・・・・・・)。信頼できるパターンはやはりスパークル・ダン。


ハッチも流れの読み方も間違ってなかった!!こんな小さいフライでもしっかり合わせた!!ちなみにバッタを取り外して、そのまま結んだからティペットは3X。ティペットの太さじゃなくて、流れの読み方とプレゼンテーションが重要なのである(この話は後ほど)。


黄金の魚体が水の中で暴れているのをみたとき、スルーには存在しないと知っていても、「ブラウンか?」と思ってしまった。それほど鮮やかな黄金の腹だった。


このパターンはとても視認性が良く、曇り空の下でも、水泡の間でも本当に良く見える。もちろんしっかりキャスティングして、自分がどこを狙って、ちゃんと投げているか、が一番大切だが・・・・・・


またしても良型カットスロートで記念撮影!!


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3時過ぎくらいにまた晴れ間が戻り、ベイティスのハッチも終わった。これから秋が深まるにつれ、ハッチもライズももっともっと起こることを考えるとワクワクしてしまう!!
他の場所を見てみようと草原を歩き始めたら、またしてもポツン、ポツンとライズを見かけた。私はクリークの上の高い岸を歩いていたので、流れに影を落とさないよう、迂回してから浅瀬に歩き、川を渡った。「まだベイティスがハッチしてるの?他のメイフライ?」と思っていると、ライズが”ガブリ!!ガブリ!!”と至るところで起こり始めた!!また何か巨大な昆虫がたくさん宙を舞ってから、水面に落下し始めた!!!なんと、羽アリの交尾による大量発生・大飛行に出くわしたのだ!!
メスはこんなに大きい!!

逆にオスはこんなに小さい。




こんな突然のイベントに心もフライも準備できていなかったと認めるしかなかった。メスはサイズ10、オスはミッジくらいのサイズ20,22,24だったが、私が持っていたフライは全てその間の”標準的”なサイズばかり。とにかく全て試したが、見向きもされなかった・・・・・・・・・普通の状況なら信頼できるパターンなのだが・・・・・・・


と同時にスルーのその場所は本当に難しい!!水が澄んでいて、流れもゆっくりだから、トラウトは我々のフライをじっくり観察できるし、少しでもドラッグがかかれば見破られし、ましてこんなに実物が大量発生していたのでは、競争は難しい・・・・・・・角度やプレゼンテーションを変えてみても、まったく相手にされなかった・・・・・・


おそらく45分から1時間くらいだっただろう、その間トラウトのライズの効果音が、始めの興奮から苛立ちに変わり、さらにはライズとハッチの終わりには完膚なきまで叩きのめされた敗北感に変わった・・・・流れとハッチを読み切って釣り上げた立派なカットスロートの思い出はどこかに行ってしまった・・・・・・・ガイドはもちろん釣りをやめようかとも思った。ここまで全く相手にされなくて、人としての尊厳を失った・・・・・・私がどこか違う惑星からキャストしているのではないか、というほどの疎外感・・・・・・・


アウトフィッターやベテラン・ガイドにこの経験を報告し、心理学的メンタル・ケアと釣りのアドバイスをもらった。下を向いてもいられない。実は昨夜新型アリを開発したので、明日リベンジに行くぞ!!またアリの大量発生に出くわすことはなくとも、味を占めたトラウトは絶対にアリを待ち伏せしている。また、秋のメイフライのハッチも観察できる。


はっきり言える。スルー・クリークこそ最難関のスプリング・クリークだ!!こう御期待!!

Friday, September 2, 2011

”コヨーテ”の公式リリース

私自らデザインした”コヨーテ”がモンタナ・フライ・カンパニー(http://www.montanafly.com/) に採用されました。とても美しい!!コヨーテ以外にも、モンタナ・フライに私のオリジナルのフライを提出し、さらなる採用を期待していますが、それにしても、モンタナ・フライによる”コヨーテ”の完成品・大量生産は圧巻です。かつ大好きです。

2012年から発売ですが、それまでの間、私に直接オーダーしていただいたり、ここリヴィングストンのハッチ・ファインダーズ(www.hatchfinders.com)からもお買い求めできます。ちょうど10ダース=120個のフライを巻いたのです。90メートルものシルクのスレッドを使い切ってしまいました!! 


私の雇い主であるディーンと彼の娘のダンディーによるフライ店は、大量(工場)生産によるフライを買い付けることなく、自分達で全てのフライを巻いているのです。その意味で、私自身のフライが、お店の商品として売り出されていることに、わずかながら満足しています。


それではみなさん、良い週末をお過ごしください。