フライ選択的中!!流れの真ん中にウェーディングして、両岸に投げるとトラウトがライズしてきた!!この一匹目、大きな影がゆっくり水面に近づいてきて、大きな口でゆっくりと大きなホッパーを吸い込む瞬間に「ウオウ!!??」と驚きの声がもれてしまった。
今年はやはり各河川で、盛夏でも例年より水位が高いから、流れが豊富で水温も低く保たれているのだろう。この大きさでもかなりのファイトで、なかなか寄ってこなかった。この鮮やかなオレンジの切れ目はいつ見ても最高!!
リリースの際、左のエラに何かフライが引っ掛かっているのを発見したので、抜いてあげたら、この古臭いレネゲイドとティペットの一部だった!!誰かがこのフライでこのトラウトをスレで引っ掛け、上げようとしてバラシたのだろう!!なんかおもしろかった。
この後、同じ流れで短時間に、もう一匹上げ、その他3つのライズがあった。どれも大きな固体で、金色の魚体を光らせつつホッパーにライズしてくる光景は、興奮から合わせが速くなりがちで、フライを口から抜き取ってしまうこともあるので、まず冷静に。3つのライズの内のひとつは、ホッパーに近づいてから、トレイラーのアリに噛み付いてきて、フックのゲイプを広げて逃げてしまった・・・・・・
ソーダ・ビュートでもう少し楽しみたかったし、ラマーには人がいっぱいいるから、あまり気が進まなかったが、それでもラマーに移動した。これもガイドの性・・・・・・人混みなのも含めて、川を探索し、様々の絶好ポイントや岸・川底の構造などを知らねばならない。川が道路から湾曲し、辿り着くには、道路沿いの駐車場所から1km以上歩かねばならない場所を敢えて選び、ハイキング開始。そこならさすがに誰も見ないだろうと思ったら、離れていたけど2名を観察・・・・後にさらに2人組み・・・・・・このラマーへのプレッシャーは異常である・・・・・・
この地点で、川は2,3枝分かれし、その内のひとつに良さそうな構造を見つけたので、やはりホッパーをキャストしてみた。すと突然ライズとスィップ(SIP=水面直下でのライズ)がたくさん起こり始めた!!サイズ18番のPale Morning Dun(ペイル・モーニング・ダン、以下PMD)がハッチし始めたのだ!!ラマーはアトラクター・ドライで探しながら釣るのが効果的とされるが、突然、スプリング・クリーク同様のマッチ・ザ・ハッチで、膝を着いて自分の影を小さくし、静かにアプローチの釣り方になった!!
PMDなのは分かっている!! エマージャーや、クリップル、またフローティング・ニンフもメイフライ用ボックスにあるし、フライを付け替え、キャストしまくった。私のフライは一向に相手にされなかった。しかし、ライズとスィップは続き、そのいくつかはかなり大きいのを確認できたので、かなりのフラストレーション!!残された最後のフライは、自作のこのフライ。今実験中だが、この厳しいこの状況で役に立つのか・・・・・・なんと最初のキャストとドリフトでついにトラウトを合わせることができた!!しかし、水面に上がってきた潜水艦のような影に合わせたら、2秒ほどでフライを取られてバラシ・・・・・50cmくらいの固体であったと思う。新しいフライを結ぶとまたしてもライズに合わせて、今度は35cmくらいの固体で、かなりのファイトを楽しんだが、私の手元でフライを外され逃げられてしまった・・・・・その後もいくつか私のフライにライズさせることができたが、完全に合わせることはなかった。後にハッチもライズも終了。しかし、このマッチ・ザ・ハッチは久々血沸き肉踊る経験であった。トラウトを上げて、写真を撮れたかなんて関係ない!!そして私の自作フライのみにトラウトがアタックしてきたのだ!!これは私のフライ制作と知識にとってかなりの自信になった。その意味では証拠のトラウトの写真が欲しかったが・・・・・・・・・また今度。
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